こだわりいっぱいのMUJI×UR[最終回]
2018年 10月 4日
2018年 3月 22日
こんにちは。
関東エリア住まいレポーターのトーリーです。
待ってましたこの日を。
再び東京・多摩エリアの町田山崎団地に行ってきます。みなさん町田山崎団地は覚えてますでしょうか? URスタッフの林先生と大坂さんにMUJI×URの新プランの住戸を紹介していただいたあの団地です。知らないという方は以前の記事をぜひチェックしてみてください。
さて、待ってましたと言うのも、そうです。あの団地でキャンプをするという大胆な大イベント、「DANCHI Caravan in 町田山崎(団地キャラバン)」が3月10日~11日に開催されました。
今年で4年目になる団地キャラバン、前々からこのイベントのことは知っていて、ずっと行きたかったんです。知ったのは3年前ぐらい。そして4ヶ月前にこの日に開催されると知って月日が経ちました。
では、いつも通り地下鉄赤塚駅から町田駅へ。
町田駅からバスで15分、町田山崎団地に到着しました。
4ヶ月ぶりの町田山崎団地です。
さっそく入り口から防災まつりという旗がかかっていますね。
というのも、団地キャラバンは団地にテント張って寝るだけではなく、今年のテーマ「暮らし×防災」をテーマに、普段使っているものを災害時に活用するワークショップや、非常時を想定したご飯作りなど、防災の知識を学べる体験ブースがたくさんあるイベントになっています。
その中のイベントの一つが「団地deキャンプ」ということです。
受付です。受付では若いURのスタッフさんがイベントの説明をしてくれました。スタンプラリーもあり、スタンプが全部たまるとイベントグッズと交換してくれます。
前回、団地訪問に来た時と人の数が違います。前回は平日のお昼だったので、そんなに人はいませんでしたけど、休日のイベントだとすごい人です。
やはりイベントというのはすごいですね!
MAPです。右ページのエリアは商店街やスーパー、飲食店などが並んでいるエリア、アトラクションフィールドとボウサイフィールドになります。
左ページの緑のエリアは団地と空き地があるエリア、キャンプフィールドになります。ここにテントを張ってキャンプをします。
まずは、右エリアの商店街でしているプログラムをいくつか紹介していきます。
こちらは無印良品が行なっている「いつものもしも」という企画のブースです。
災害時に備えて、普段使っている身の回りのものが防災用品として使える、ということをワークショップで学べるブースになっています。
教えているのは、地元 桜美林大学の学生さんたち。ゴミ袋を使ってポンチョを作っています。
他にも、普段食べているインスタントの食品を「もしも」という時のための非常食になる「ローリングストック法」という、備蓄テクニックを教えています。
なんと! 野外でラジオ放送をしています。団地キャラバンのイベントの様子を生で放送したりと、普段見ることができないラジオ放送を生で見れる貴重な体験ができます。
こちらは、木を使ったワークショップになります。最近は、学校でもノコギリを使わなくなったと聞いています。実際にノコギリを使って、木を切る体験ができるブースになっています。
その他にも、商店街のお店の人たちが食べ物を売っていたり、震災の復興の様子を撮った写真展、地域の人たちによる出し物などなど。様々なコンテンツがありました。
続いては、キャンプフィールドに行ってみたいと思います。
と、途中の道に起震車がありました。
ここはボウサイフィールド。この車は、地震の揺れを起こすことのできる車です。
大きい地震を体験したことがない子供達に、地震の揺れを体験してもらい、地震が起きた時の身の守り方などを学ぶことができます。
そしてキャンプフィールドへ。
来ましたキャンプフィールド。さっそくテントが出迎えてくれました。
このテントは、運営スタッフが泊まり込みで設営するために立てたテントです。もう「団地deキャンプ」は始まっているみたいです。
どうですか? この団地をバックにテント。詳しく言うと、ボックス住棟withテントです。普段見ることができない光景ですねー
キャンプするだけではなく、このエリアもいろいろなブースがあるみたいです。
色々見て行きましょう!
と、そこへ。
URスタッフの林先生登場です!!
以前の記事を見てない方にご説明しておきます。なぜ林先生かというと、以前のレポートでたくさんの豆知識を紹介してくれたからなのです。
帽子についている団地キャラバンのバッチがいいですね! 林先生、すでにテントで2泊したみたいです。
ということで、今回も林先生にキャンプフィールドエリアの案内をしてもらいました。
まず最初に目に止まったのが、アウトドアメーカーCHUMSの展示とワークショップと販売ブース。
今までのテントのイメージを変えるようなおしゃれなテント。ほっ欲しい!!
テントなのに窓がついてるし!
このテントを持っていたら、キャンプに行きたくなります! まずは形からと言いますからね。アウトドアグッズ物欲が全開です!
子供達に、火の便利さや誤って使うと危険だという、火について学んでもらうブースです。
災害時の食料や防災グッズは、みなさん共通意識で備えている人は多いみたいですが、意外と知らないのは避難所の時の子供達のケア。災害が起きて避難している時に子供達が退屈しないように身の回りのもので遊び道具を作り、子供達と楽しむことができるというのが大切みたいです。
これは紙でボールを作り、玉入れなどのボール遊びができるブースになっています。身の回りのもので遊び道具を作る知識も大事なんですね。
商店街のエリアにもあった、木育ワークショップのブースです。
ここも先ほどの「もしもの時の外遊び」ブース同様に、身の回りのものを使った遊びを体験できるブースです。
フローリングの木に魚の絵を描いて、磁石を付けて釣りをしています。
身の回りのモノでの遊びだけではなく、木に触れることもできる。木も災害時の遊びも同時に学べるコーナーということですね。
このブースを出している「東京・森と市庭」に務めるスタッフさん。
熱い想いで色々説明していただきました。
この木材は東京で取れた国産材らしいです。
国産材のいいところは、海外産の木材と国産材でウッドデッキなどを作り比べてみると、耐久性が全然違うみたいです。
日本で育った木なので木材自体が日本の気候に適しており、それが長持ちにつながるらしいです。実際に実験して出た結果のようなので、説得力があります。
と、少し話が個人的興味で脱線しましたが、
その他にも、ピザ窯ブースや焼き芋ブース、よろずや相談ブース、アウトドアメーカーのテントの展示、などなど様々なブースがあります。
そしてこのブース、でましたDANCHI de キャンプ!
みなさん僕ほどにテンションは上がってないと思いますが、何がすごいかって団地でキャンプですよ! みなさんキャンプといえばどこを想像します?
山ですよね。自然に囲まれた山。小鳥や虫の鳴き声が聞こえる自然感。
でもここは団地の敷地内です。団地に囲まれた敷地。小鳥や虫の鳴き声がきこえるかもしれないけど団地。
キャンプをする場所ではないのです。
なのにどうして団地でキャンプかというと、災害時はすぐに避難所に行けるとは限りません。自宅が住めない状況であれば、野宿もままならない状況になる場合があります。
なのでいざという時に備えて、団地でキャンプを体験するという訳です。
ということで、こんなイベントしてるんですよー!とレポートするだけではなく、この団地キャンプに申し込んだので、トーリー「団地deキャンプ」に参加します!
実際に団地の敷地内でテントを張って寝ます!
すでに様々な準備がされている様です。
「団地deキャンプ」のプログラム内容は、テント張り、ランタン紹介、キャンプファイヤー、防災飯体験などなど。
そして、テントを張って泊まるのがこの場所です。
林先生が言うには、この敷地が庭に見えてくるみたいですからね。僕も庭に見えてくるんでしょうか?
今からワクワクしてきます。
では、次回は「団地deキャンプ」に参加した様子をお届けします!
トーリーでした。
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