冬の暮らしに役立つ記事はありますか?
リノベーションなんでも相談室 | 2025.1.8
こちらのコラムではさまざまなテーマで記事が書かれていますが、冬をよりよく暮らすために役立つものはありますでしょうか
これまでたくさんのご質問にお答えしてきましたが、冬の暮らしにフォーカスしたものも少なくありません。寒さと健康の関係について触れたものや、住まいの性能向上についての解説をしたものなど、いろいろな記事がありますから、冬の暮らしに役立つものも見つかるかもしれません。
今回は、本コラムで120本の記事を書いてきた、宅地建物取引士でマンション管理士の”こっしー”が、冬の暮らしに役立つ記事をピックアップして解説してまいります。
冬を快適に過ごすために
住まいにおいて冬場に問題になるのは、寒さや結露、それから空気の乾燥です。快適な暮らしに欠かすことができない空調や換気、結露対策や乾燥対策についてまとめた記事を参照してみましょう。
まずは、暖房について言及したこちらの2つの記事から。床暖房についての記事では、特に断熱性能や気密性能が低い家ほど、床暖房が向いているかもしれないということに触れています。ストーブについての記事では、比較的気密性が高いマンションでストーブを利用することの危険性や注意点について解説しています。
2021.11.15
2021.11.23
結露対策については、こちらの記事で解説しています。中古マンションでよく使われているシングルガラスのアルミサッシは簡単に結露してしまいますから、インナーサッシを利用するなどして結露に悩まされない環境をつくりましょう。
2020.11.17
乾燥対策については、こちら。乾燥した状態ではインフルエンザウイルスの生存率が高まるなどの問題点や、すぐにできる乾燥対策などについて解説しています。温湿度計を室内の数か所に設置して、温度と湿度に関心を向けるようにするということから始めてみるとよいでしょう。
2020.12.7
暖かい住まいの価値について
このコラムのなかでは、住まいの断熱性能を高めるなどして暖かい住まいをつくることの価値について触れている記事もあります。たとえば、以下の2つの記事においては、暖かい住まいの経済性、住まいの暖かさと健康の関係などについての解説をしています。この分野ではいろいろな研究がおこなわれており、暖かい家ではさまざまな健康リスクが低下することや健康寿命が延びる可能性まで言及されているのです。
2022.12.13
2020.11.03
暖かい住まいのつくり方
暖かい住まいをつくるためのヒントについては、ひとつ前の記事でも解説しています。簡単にできることとしては、暖房をたくさん利用するという対症療法もあるでしょうが、根本的な解決のためには住まいの断熱性能を高めることが大切です。
2024.12.17
住まいの断熱性能を表す指標である外皮平均熱貫流率については、こちらの記事でご紹介しています。リフォーム・リノベーション業界では断熱性能や省エネ性能についての計算がなされることは少ないのですが、2025年から新築住宅の省エネ義務化がスタートすることを踏まえると、きちんと理解しておきたい内容といえるかもしれません。
2023.5.22
不動産業界やリフォーム業界で働く人でも、「マンションに断熱はいらない」と説明する人が実際にいます。ところが、少なくとも中古マンションを改修して暮らす場合には、もともと足りない性能を補う必要もありますから、マンションにおいても断熱改修は非常に必要です。そのあたりについては、以下のコラムをご参照ください。
2021.11.9
今回は、冬の暮らしに関連する過去の記事をピックアップしてみました。冬場はとにかく気温が低く、空気中の水分量が少なくなりますから、それらを踏まえた暮らし方や住まいづくりの工夫をする必要があります。とくに、低温の環境で過ごすことや、急激な温度変化が頻繁に発生する状態は人体への大きな負担になることがわかっておりますので、できるだけ均一に暖かい空間をつくれるように意識をしてみてください。
無印良品のリノベーション「MUJI INFILL 0」では、資金計画やマンション選び、冬でも快適に過ごせる住まいづくりまでワンストップでサービスを提供しています。ご興味を持たれた方は、リノベーションセミナーや相談会にお越しください。
\ みなさんからのご質問もお待ちしています!/
“こっしー”プロフィール
無印良品のリノベーションで働く、“こっしー”こと大越 翔は、自身の自宅も含めて100以上のリノベーションを担当。
宅地建物取引士やファイナンシャルプランナー、マンション管理士としての知見を生かしながら、さまざまな物件と向き合ってきました。
みなさんの住宅購入・中古マンション・リノベーションのさまざまな疑問・質問にコラムを通じ、お答えします。