こだわりいっぱいのMUJI×UR[最終回]
2018年 10月 4日
2018年 9月 6日
こんにちは。関東エリア住まいのレポーターのトーリーです。
9月になりましたね。8月の終わりに、光が丘パークタウン ゆり北の夏まつりが開催されました。
団地前のスペースにステージができたり、屋台があったりととても賑わっていました。
さてさて、前回からの続きで散らかった納戸を整理すべく、DIYしていきたいと思います。
棚を設置するお部屋です。
こちらの収納ケースの上と壁面に棚を作りたいと思います。
前回考えたプランです。まずは木材の買い出しからです。
最寄りのホームセンターに行きましょうー
到着です。
奥に木材がいっぱい置いてあります。
こちらです。
こちらから、今回使う木材を買いたいと思います。
どんな木にしようかな。と考え中、、
ではなく、もう決まっております!
それは、この一番左の木です。
全部一緒じゃねーか!って。違うんです。
この木材は、30mm×40mm×4mの赤松の木です。
この木は、またの名を「インニッサン」と言います。寸法が「1寸2分×1寸3分」で、「イッスン、ニブ、サンブ」「イチ、ニ、サン」で「インニッサン」となるわけです。
大工さんに、インニッサン買っといてと言われたら、30×40の材を購入するといいでしょう。
ちなみに、45mm×45mmは1寸5分で「インゴカク」と言います。
なぜこの材料かというと、もともとこの材料は天井を作るときに使う野縁(のぶち)として使われますが、大工さんが工事に入るときに材料がまだ決まってなくても「とりあえずインニッサンを置いといて」というぐらい、基本となる木材なんです。それぐらいこの材料はよく使われます。値段も下地材なので、安く購入することができますし。
ちなみにこれは関東サイズで、関西では35mm×35mmの材料をよく使います。
こちらは1寸3分の材なので「スンサン」と言います。
つい、、話しすぎました。
というわけで、こちらの木材を使用したいと思います。
続いて本数です。
そもそもの前回までのプランでは、床から天井までの棚を作ろうと思っていましたが、よく考えたら模様替えするときに場所を変えられないことに気づきました。
ということで、採寸したサイズを参考にこちらに変更しました。
2台作り、L型に配置します。
高さは、部屋の梁の下が1,850mmだったので、少し余裕をみて1,840mmの高さの棚にします。幅は1,000mmと1,800mm。奥行きは両方とも500mmにしました。
ということで、必要材料を数えますと
1,840mm = 8本
1,720mm = 6本
940mm = 6本
440mm = 12本
になります。
家に持ち帰ることも考えると、2mの材料を買うのがいいかなと思いますが、4mの材料を10本購入します! そして、半分にカットして持って帰ります。
同じインニッサンの木材の2mのものもありましたが、なぜ4mの材料にしたかというと、木材の状態がきれいだったからです。
下地に使う木材は、入ってくるロットの違いで節が多かったり、反りが激しかったり、色合いが悪かったりと、同じ材料でもさまざまです。
材料を見て、2mの材料を買うより4mの方がきれいだったので、4mの材料に決めました。
この材料を決めるまでに、ホームセンターを3件まわったのは省略します。
ということで、4mのインニッサンを10本購入からの、2mの材を20本用意しました。
4mが10本からの、
2mが20本。
木材の買い出しが終わりました。
それでは、帰って家で作業です。
名付けて、「廊下でDIY」です。
リビングとダイニングは麻畳なのですが、廊下はツルッとした床で掃除がしやすいため、こちらを今回の作業場とします。
工具です。左からのこぎり、差し金、三角定規、インパクトドライバーです。
上の工具は丸のこです。こちらは電動のこぎりで木を一瞬で切ることができます。使い方を誤ると危険なのと、音がうるさいので要注意です!
どうしてこんなに工具を持っているの? と気になる方。
実は、建築のお仕事をしているというのも、ほとんどは自分で作るような仕事をしています。なので、工具は一通り持っています。
ちなみにインニッサンも、よく切ったり加工したりしています。
これらの工具を使って、木を切っていきます。
あっ! あと、大事なのがスケール(メジャー)ですね。
このフォルムがなんとも言えずとても良い。
スケール好きの話は、、、、いらないですね。省略です。
まず切りたい長さを測り、印をつけます。
これを墨出しと言います。
そして、この印に合わせてのこぎりでカットしていきます。
今回は、丸のこを使わず、のこぎりで切っていきたいと思います。
通称「手のこ」です。
カットするものは先ほどのサイズです。
1,840mm = 8本
1,720mm = 6本
940mm = 6本
440mm = 12本
材料に無駄が出ないように、計算して切っていきます。
1,840mm = 2mから1本分
1,720mm = 2mから1本分
940mm = 2mから2本分
440mm = 2mから4本分
木材カットですが、棚を作るときなどは木を直角に切るのが大事ですが、これが難しい! ここで、切るときのコツです。
先ほど紹介した差し金を使って、木に直角に線を引きます。
差し金を木材に当てれば、木材に対して直角に線を引くことができます。
そして、ここからが大事です!
これでまっすぐに切ることができますが、切るときに真下に降りずに、左右にずれることがあります。
なので、線を2方向引いて、これをなぞるように引けば直角になりやすいです。
木材の2辺に印をつけます。
みなさんもDIYの際には、一度お試しあれ。
これらを合計32本分切り出します。
じゃじゃん! カットできました!!
普段は丸のこを使って切るので、長い道のりでした、、、
ちなみに、ホームセンターでもカットをしてもらえるので、そちらを利用するのがかなりおすすめです。
そしてのこぎりは、こちらの「ゼットソー」というものがおすすめです。
切れ味が良く、刃を交換できる優れもの。よく大工さんが使っているのを目にします。
よし! あとはこれらを組めば棚ができます。
ということで、今回はここまで。
次回は、DIY棚づくりの組み立て編でいきたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
トーリーでした。
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