「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

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団地deキャンプでお泊まりしました!

2018年 4月 19日

団地deキャンプでお泊まりしました!

こんにちは。
関東エリア 住まいレポーターのトーリーです。
DANCHI Caravan in 町田山崎団地のレポート」と「団地deキャンプのレポート(前半)」に続き、団地deキャンプのレポート後半です。

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夕方のキャンプファイヤーが終わり、続いては晩御飯。防災飯の時間です。
団地の敷地内に設置されたこのスペースで、それぞれのグループに分かれてご飯を作っていきます。

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ご飯を作るセットはこちら

アウトドアメーカーのキャンプ用品の調理セット。持ち運びが便利なコンパクトになる優れものです。
そして作るご飯は、アルファ米と無印良品のカレー無印良品のスープです。

「防災飯なのに乾パンとか非常食じゃないのー!」と疑問をお持ちの方は、「ローリングストック法のススメ 無印良品」でぜひググってみてください。

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これらを調理していきます

もちろんご飯を炊く方法は炊飯器ではなく、鍋と火を使って作っていきます。
普段料理をあまり作らないので、この作業だけでもちゃんとできるかドキドキです。クレームブリュレ以来です。

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さて、お米とカレーが温まるまで次の用意をしていきます。
ここにも工夫がありまして、災害時では断水などで水がとても貴重になります。
なので、ご飯を食べる時は食器をそのまま使わずに、食器にラップをかぶせて使います。そうすると、ご飯を食べ終わった後は、食器を洗わずに食器にかぶせたラップを捨てるだけできれいになります。
少しの工夫で、災害時はとても役に立つんですね! 納得です。

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準備ができました

こちらのガスコンロもアウトドア用のものです。
専用の器具にガスボンベをセットすれば、普段家で使っているようなコンロができます! あー物欲、、物欲、、ほしい、、、。

そして、カレーも温まり、お米も炊けました。

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では、「いただきます!」

と言いたいとこですが、この写真のように、テーブルで一人でご飯を食べるのは寂しいと思ったので、

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男性だけで参加していた方のグループに混ぜてもらいました!
一人でご飯を食べるのは寂しいですからね。

そう。この方たちはテント張りの時に、テントを5分で張る挑戦をしていた方たちです。今回の「団地deキャンプ」に男性3人で参加していました。
右から、まさひろさん、もーりーさん、しみおさん。
いつもこのメンバーで、いろんなところにキャンプに行くそうです。

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「団地×キャンプ=暗い」ということで、写真は暗くなってますが、出来上がったカレーとスープです。
一人飯を覚悟していたので、みんなで食べるご飯が本当に楽しいです。
ウェルカムドリンクもいただいて、改めて「いただきます!」

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そして食後は、火を囲みながら団欒の時間です。
ここでは、キャンプの参加者や団地にお住いの方が集まってお話ししています。

団地の住民と、住んでいない人たちが、こうやって話し合うのは本当に貴重なことですよね。最近はプライバシーとかなんとかで、ご近所付き合いはあんまり、という方は多いと思います。
だけどこうやってイベントをすれば、みなさん集まってくるんだなと思いました。

話している内容も様々でしたが、やはり基本は団地についてでした。
団地の5階(5階建の最上階)は上り下りが大変だけど、それ以外を考えればとても良いというお話。

  • ・最近、年配の方がジムに行って運動しているみたいですが、団地の5階に住めば上り下りだけで運動ができる。
  • ・5階に登るのは高齢者には大変なのは事実なので、登るごとにスタンプを押して表彰するとか。
  • ・高層マンションを考えたら、高層階は人気で高い物件になるはず。5階の角部屋は上と横がいないので、他よりもプライベート空間ができている特別な部屋になる。
  • ・それらを踏まえた、5階に住む人のヒアリング展。

などなど。
最終的には、「 “5階”が人気がないのは、みんな “誤解”している!!」とまでも。

みなさん冗談も混じりながら団地への思いを語っていました。
もちろん、それに伴う色々な大変さはありますが、団地に住む人がこうやって冗談を交えながら話すことの中に、実際に住んでいる人ならではの気持ちが込められているのかなと思いました。

さてさて、夜も長いですがそろそろ就寝です。

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我が家へ

昼間に張ったテントで、ついに寝るときがきました。
団地deキャンプするときが!

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明日には、この広場が庭にみえるのでしょうか。
そして、この環境で寝れるのでしょうか。
期待と少しの不安を持ちながら…

「おやすみなさい。」






朝です。

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即寝でした!
寒くて寝れないかなと思っていましたが、寝袋が暖かくて即寝でした!
本当に一瞬で寝た気がします。

朝から鳥の鳴き声が聞こえて、
周りの木々を見ながら、
やっぱり団地感。

団地には間違い無いですが、なぜか不思議な気持ちになります。
ただ、URスタッフの林先生がいうような「お庭感」は、連泊しないと感じられないみたいです。

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そして朝の団地×我が家(テント)です。

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林先生、朝から火を囲み団欒していました。

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そして朝ごはんも防災飯。
またまたアウトドアの道具を使って、簡単に作れるご飯。
無印良品の混ぜご飯無印良品のスープです。

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ご飯だけではなく、またまたトーリーもこのグループに混ぜてもらいました。
そのあとは、お世話になったテントの片付けです。

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テントのたたみ方のレクチャーです。
運営の方から、テントのたたみ方のレクチャーを受けました。
これがすごく為になりまして、意外とテントを張るのは、誰が張っても同じようになんとなくできるものですが、テントをたたむというのは「きれい ~ 汚い」までそれぞれ差がでます。

そして、次回もきれいに使うためには、きれいにたたむのが大事です。
たたみ方がぐちゃぐちゃであれば、次回使う時にシワになったり、カビが生えたり。

みなさんこのことを知ってか、たたみ方のレクチャーでは動画を撮って聞いている方やなるほどと言っている方が多かったです。
コツは、風向や空気の抜けを気にしながらたたむ、そしてしっかり乾かしてから収納する。みたいです。
詳しく話したいですが、熱くなりすぎるのでやめときます。

さて、またまたテントを張る時と同様にたたむときも一人なんですが、明らかにテントを収納するのも数人で作業する想定でレクチャーしてますよね。
と思いながら、
一人で収納できるか不安でしたが、

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手伝ってくれました!!
張る時は、無印良品のスタッフさんとUR スタッフさんが手伝ってくれましたが、片付けでは、昨晩仲良くなった男性グループの方が手伝ってくれました!

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来た時は一人でしたが、「団地deキャンプ」に参加して、同じプログラムに参加したり晩御飯を食べたり、火を囲みながらお話したりして、団地でキャンプを通じて仲間ができました!

最初は聞いた話だけでどんな感じかわかりませんでしたが、参加することで得た知識や出来た仲間は想像以上でした! ちょっと言い過ぎに聞こえますが、本当に貴重な体験でした。

来年もあるかないかはわかりませんが、きっとあるでしょう。
ぜひ来年の3月ごろは、このことを思い出して「団地deキャンプ」に参加してほしいです。
ご家族でも、友達同士でも、一人でも。

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最後に、URのスタッフさんが焼いてくれた手作りピザも、一緒に食べました。
ピザ窯を作っての本格的なピザです。

ということで、DANCHI Caravan in 町田山崎団地の「団地deキャンプ」でした。

レポータープロフィール

東京

光が丘パークタウンMUJI×UR Plan14に暮らすのは、建築士の青年トーリーと奥様のヨーメー。

神戸

落合団地MUJI×UR Plan12に暮らすのは、情報誌編集者のアーリーと奥様のターナー。

東京と神戸の2つの団地、MUJI×URの2つの部屋から、団地の魅力をレポートします。
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