住まいとしての基本性能が高いので、日々の暮らしにも安心感があります

埼玉県川口市の高層マンションの一角にあるKさんご夫妻のお宅は、「MUJI INFILL 0」によってリノベーションされた住まい。開放感のある一室空間は、色調や質感が統一され、清潔感と安心感が共存した空間になっています。

［概要］
・ご住所：埼玉県川口市
・築年数：2001年1月
・リノベーション完成年月：2022年4月
・面積：70.36m² / 19階
・ご家族構成：夫婦

Kさんご夫妻が、それまで暮らしてきた住まいをリノベーションしたのは約2年前のことになります。

「入居する際にキッチンを対面式にするなどのリフォームを施して、15年ほど暮らしてきた住まいでした。場所も含めて気に入ってはいましたが、ある程度の期間を過ごす中で、気になるところも出てきていました」

そう振り返るご夫妻。当初は特に不具合を感じていた水回りのみのリフォームを考えていました。「MUJI INFILL 0」の存在は、リフォーム会社を調べる過程で知りました。
「もともと無印良品の製品のシンプルで飽きのこないデザインが好きだったこともあり、興味を持ちました」

資料請求をしつつ、相談会などにも参加したお二人は、「MUJI INFILL 0」でのリノベーションに大きく方針を転換することになります。

「配管なども含めて、構造部分にまで目を配ったリノベーションという点に魅力を感じました。見えないところにまで手をかけることで長く快適に暮らせる住まいにする、というコンセプトに共感できたので、水回りにとどまらず、住まい全体のリノベーションをしたいな、と思いました」

ご主人の言葉に奥さまも話を継ぎます。

「基本性能について詳しく説明してもらえたことで、信頼感も増しました。結露など、それまで気になっていたところを一挙に解決できると考えると、嬉しくなったことを覚えています」

ご夫妻は、担当者とのやりとりなどを通して、さらに具体的なプランを描いていきます。

「広々とした一室空間で暮らしたいと思い、ほとんど使っていなかった部屋を有効活用できる間取りや普段使っていない収納をなくし、対面から壁付けキッチンにするプランを検討しました。また、洗面所などの水回りをスムーズに使えるような動線づくりも意識しました」

長く住んできたところだけに、どんな住まいにしたいか、という希望が明確だったご夫妻。そのアイデアをベースに、ディテールに至るまでプランを練りました。

「何度も検討を重ねた上で完成したこともあり、とても満足しています。不満な点はありませんね」

お互いの希望を詰め込んで完成した住まい。その住み心地は上々だと、ご夫妻は口を揃えます。

「願った通りの開放感のある住まいになっています。気に入っているところは幾つもありますが、風通しの良さと明るさに関してはひときわ良かったな、と感じています。昼間は寝室の仕切りなども開けているので、エアコンを一台稼働させれば、住まい全体が適温に保たれています。光熱費は、以前に比べて確実にリーズナブルになりましたしね。あと、洗面スペースも広くなったし、動線もスムーズになったので、ストレスがなくなりました」（ご主人）

「結露もなくなりましたし、基本性能の高さを日々実感しています。居心地がいいみたいで、独立して近くで暮らしている娘も時々帰ってきて、リビングでくつろいでいます。以前の住まいから変えた部分は、どれも気に入っています。中でも収納を減らしたことは『挑戦』でもありましたが、見せる収納にしたことで、以前より整理整頓を意識するようになりましたし、買うものもより吟味するようになりました。間仕切りを減らした分、掃除もしやすくなったと思います。無印良品の収納用の製品のモジュールが統一されているので、整理しやすいところも助かっています」（奥さま）

遊びに来たご友人たちからも「過ごしやすい住まいだね」と好評を博しているそう。ご夫妻も、家具を入れ替えたりしながら、アレンジを楽しんでいます。

ご自身たちのライフスタイルをしっかりと確立された上で、新しくなった住まいでの日常を過ごしているお二人に、リノベーションを考えている方々にアドバイスをいただきました。

「基本性能をよく比較検討することをお勧めします。住まい選びでは収納スペースや部屋の数の大小などを比較しがちですが、リノベーションにおいては、間取りなどに関してはある程度、自由が効くし、完成後にアレンジを加えることもできると思います。ですが、断熱や防音、あるいは水回りをはじめとした構造部分に関しては、最初にどれだけ目配りするかで、スペックが決まってしまいます。『MUJI INFILL 0』のリノベーションは、そういった『目に見えない部分』への手のかけ方が丁寧で、とても信頼がおけました。基礎がしっかりしているという安心感があってはじめて、間取りなど、自分たちのライフスタイルに関わる部分に関しても、心おきなく希望を追求していけるように思います」