玄関を開けたらすぐに子どもが笑って出迎えてくれるので、家族の顔が見られて嬉しいです

木の家 | 2022.6.7

深いグリーンがモダンな雰囲気を醸す、栃木県佐野市の「木の家」K邸。広い外構と駐車場も、より一層の家の魅力を引き立てています。ご家族はこの家に住んで、約9か月が経ちました。

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■建物概要
ご住所:栃木県佐野市
竣工年月:2021年8月
延床面積:125.03m²
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

最初に「無印良品の家」を知ったのは奥様。5年ほど前にインスタグラムで、インフルエンサーの方が実際に「無印良品の家」に住んでいる様子を投稿していて、「素敵だな」と思っていたそうです。一方のご主人は、以前住んでいた町の近くにモデルハウスがあったんだとか。

「もともと子育て環境のために戸建てを建てたい気持ちがありました。子どもを預かる仕事の経験から、子どもの声や音の大きさは知っていたので、騒音を気にする子育てはしたくなかった。前に住んでいた賃貸アパートは冬の寒さや夏の暑さ、近隣の音や声が気になっていました。そんな中で、気軽な気持ちで『無印良品の家』のモデルハウスへ。家づくりに関しては何もわからなかったので、土地探しやお金のシミュレーションなどの話を詳しく聞いてみました。そこで具体的に家づくりの未来が見えていきました」(奥様)

「思っていた家とは違いました」と、モデルハウスを最初に訪れたときの印象をご主人は振り返ります。

「一般的な家は玄関から入って廊下やドアがあって、リビングに行く間取りですよね。そのイメージだったので、実際に見てみると『こんな家もあるんだ!』と驚きました。デザインもシンプルでいいなと感じました」(ご主人)

一方の奥様はモデルハウスを見て、「仕切りのない間取りは開放的すぎるかも」と少し不安に思ったそうです。

「私はもともと個室が欲しいと思っていました。でも担当者の方に『作ろうと思えば後から個室も作れますよ』と言われたので、とても安心できました。暮らしやライフスタイルの変化に応じて、壁や個室などを変えていけるのはすごく安心材料でしたね。また吹き抜けも欲しかったので、最初から『木の家』を希望して家づくりを進めていきました」(奥様)

土地探しは、ご主人の実家が近いことや日当たり、小学校との距離などを考慮してここに決定。他の家との距離もあり、駐車場のスペースもしっかり確保できる広い土地を見つけることができました。

こうして自分たちの理想の住環境を求めて、ご夫婦は「木の家」に住むことを決めました。

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間取りは子育てのしやすさを重要視しました。まずこだわったのは広い土間と、土間からの動線です。

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「子どもが泥遊びをして帰ってきた後にすぐに洗いに行けるように、家に入ったら土間から一直線で水回りに行ける動線にしました。また靴や羽織り物などをしまっている土間収納は、玄関側からは見えないように横向きにしたのもこだわりです。玄関からすぐにリビングに入る間取りは最初こそ少し抵抗がありましたが、今ではお気に入り。玄関を開けたらすぐに子どもが笑って出迎えてくれるので、家族の顔が見られて嬉しいです」(ご主人)

リビングの隣には4畳ほどのスペースが。もともとは客間の予定で作ったそうです。

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「今はお客さんがそんなに来ないので、結局はフリースペースになっています。将来的には机を置いて作業スペースにしたり子どもの勉強部屋にしたりといった構想もあります。ドアが閉められるのでお昼寝をしたり勉強したりと、使い方を限定せずに柔軟に使っていきたいですね」(奥様)

キッチンは奥様が料理中にリビング全体を見渡せるように、最初から対面式のカウンターキッチンを希望していました。またパントリーも奥様のご希望。まだまだお子様が小さい今でも、キッチンからリビングで遊んでいる様子が見えるので安心感があるそうです。

「2階の間取りを決めるのはパズルのようでとても悩みました。リモートワークをしているのでしっかり囲われた仕事部屋と、備え付けの本棚、トイレはもともと作ろうと思っていました。クローゼットも広めに取り、ほとんどの収納はここに集約しています。フリースペースもある程度は確保しておいて、これから子どもの成長とともにいろいろと使えるようにしています」(ご主人)

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ご夫婦のこだわりは細部にもたっぷり。洗面台は服のもみ洗いなどもできるように、標準よりも大きいものを選択。フローリングの色は、光の反射でまぶしくならないように落ち着いた色合いにしました。

「前の家に比べても日の光と断熱性のおかげで朝の冷えも気にならないですね。少し暖房をつければすぐに暖かくなります。シーリングファンの風も気持ちよく、ひさしのおかげで直射日光が遮られて心地よい住環境がずっとキープされています」(奥様)

快適な住み心地を日々実感し、ライフスタイルに合わせた暮らしのアレンジを楽しみにしているご夫婦。今はまだまだ使いこなせていないので、今後は子どもと家プールなどしたいそうです。「これからも子どもの成長とともに、自分たちならではの家づくりを楽しんでいけたら」と、ご夫婦から穏やかな笑みがこぼれていました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます