木の家 No.179

子どもたちが走り回り、豊かな自然を眺める生活に幸せを感じています

木の家 | 2021.9.7

宮城県仙台市にあるK邸は、緑豊かな自然に白い外壁がひときわ映えるお宅。ご夫妻と3人のお子さまは「木の家」に住んでから丸3年が経ちました。

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■建物概要
ご住所:宮城県仙台市
竣工年月:2018年11月
延床面積:120.5m²(36.45坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま3人

以前は2LDKの賃貸アパートに5年ほど住んでいたご夫妻が家探しを考えた理由は、お子さまたちの存在です。お子さまたちが家の中で遊ぶ空間がなく、アパートが手狭に感じ始めたそう。駐車場代と合わせても家賃相場が高かったため、このまま家賃を払って住み続けるもったいなさも相まって家の購入に踏み切ります。

「『無印良品の家』は無印良品が好きだった妻が先に知っていました。実は、私は当初『無印良品の家』には興味がなかったんです」。ご主人はそう振り返ります。お2人はさまざまなハウスメーカーのモデルルームを見学する一方で、家探しの段階で知った「木の家」の見学会に試しに参加しました。
「隠せる収納や回遊動線などが見られて参考になりました。初めて見た内階段の格好よさにもビックリ。『ここだ!』とピンと来たんです。それからは他のハウスメーカーは見ることなく、『無印良品の家』で即決しました」(ご主人)。

ご主人は「無印良品の家」の、外壁の無機質な雰囲気と内装の木の温かみとのギャップに一目惚れ。その後「無印良品の家」に決めてからは、ホームページの施工例を見て間取りや家作りのイメージを膨らませていきました。

「無印良品の家」に出会うまで、さまざまなハウスメーカーと打ち合わせややり取りを重ねていたお2人。しかしどれも決定打にはなりませんでした。

「すごい設備や独自の作りがあっても、人工物のようで魅力を感じられませんでした。『無印良品の家』は温かみがありましたし、無印良品の商品と合わせて家作りができるので納得感があっていいなと思いました。『この食器棚を置きたいからこういう設計にしよう』と自分でインテリアを選択しながら家を建てられます。またスタッフさんの人間的な魅力も購入のきっかけになりました」。もともと奥さまが無印良品を好きだったこともあって、担当者を信頼して家作りができたと振り返ります。

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実際の家づくりは部屋を仕切る間取りにするか、ウォークインクローゼットをどうするかなど悩みながら進めたお2人。最終的には小さなお子さまたちが元気に走り回れるよう、一室空間を生かすことに決めました。

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「こだわったのは2階にお風呂を持っていった点です。これは施工例を参考にしたんですが、最初から希望していました。洗濯からベランダで洗濯物を干すまでの動線が工夫できたのでお気に入りです。キッチンも最初からアイランドキッチンにしたかったので、そうしました。子どもがリビングで追いかけっこをする上で動線を遮らないようにしたかったんです」(ご主人)

お子さまたちが自由に過ごせる工夫は2階にも。ベランダを1つに繋げることで、広さを確保しています。「1階も窓を開ければくるくると回って遊べる動線にしました。走り回るのは小さいうちですが、少しでも楽しい空間にしたかった。キッチンも家族みんなでコミュニケーションを取りやすいので結果的によかったです」。

ダイニングキッチンの隣に位置する個室も施工例を参考にしたそう。「電子ドラムを弾いたりハンモックで寝転がったり、夜の仕事や作業スペースにしたりしていることが多いです。誰かが泊まりに来た時の別部屋としても使えます。ライフステージや状況に応じて自由な使い方ができるようにしました」。

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細部にまでこだわった「木の家」の住み心地は上々です。「オール電化で太陽光パネルも付けていますが、電気自動車の充電をしていても電気代は安いと感じます。エアコン1台で家全体に空気が循環してくれるので、どこにいても一定の温度で過ごせています。エアコンをつけ続ける罪悪感や廊下に出ると温度が変わるストレスがないので快適です。日当たりもいいので、冬場の日差しが入る時間帯ではエアコンをつけていると逆に暑くなるくらいです」。

豊かな自然を眺めながら気持ちのいい風が家の中に入る住環境にご主人も大満足。窓から覗く庭や草花の様子を眺めながらキッチンでコーヒーを淹れる時間が好きなんだとか。「ふとした時間に家の中から外を眺めるのが好きになりました。2階の窓からも季節や時間帯によって表情が違う夕日を眺めたり蔵王山を眺望したりしています。見晴らしがいいので季節を感じる自然を見られるのは嬉しいですね」。

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土地探しの段階から広い敷地と自然豊かな場所にこだわっていたお2人。住みだして四季を3回経験したご主人は、家で庭や畑仕事ができるのがなによりも楽しいと語ります。

「庭の花壇や植え込みは、畑を開墾して出てきた石を使って自分でやりました。畑は近所の人との会話のきっかけにもなります。バルコニーのすぐそばが庭なので、子どもは外で虫を採ったり野菜を収穫したりしてすぐ家の中に入って来られて楽しそうです。周囲の草も生えっぱなしではありますが、季節ごとに表情が違うので家とともに時間の流れがわかって趣深いです」(ご主人)。

家族の成長とともに家の変化も楽しみたいと語るご主人。お子さん3人がそれぞれ大きくなってからは仕切りを作って個室を作ることも視野に入れています。

「リビングの収納棚は本棚にしていますが、何度かアレンジを加えて今の形に行き着きました。今後もライフステージや状況に合わせて工夫したいです。仕切りや収納など、自分で楽しみながら変えていける『木の家』にして本当によかったです」とご主人は声を弾ませていました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます