千葉市・UR都市機構・良品計画・MUJI HOUSEで協定を締結しました

団地まるごとリノベーション | 2022.5.26

2021年3月に発表をした「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」ですが、千葉県千葉市にある大規模団地、花見川団地で第一弾をスタートしました。団地住戸だけでなく団地外観、屋外広場、商店街区といった共用部分にもリノベーションの対象を広げ、さらに地域コミュニティの形成にも連携して取り組むことで、団地を拠点とした地域の生活圏を活性化していきます。

そして今回2022年5月に、千葉市、UR都市機構、良品計画、MUJI HOUSEの連携協力により、花見川団地まるごとリノベーションをさらに進めるため、4者の連携協力による花見川団地を拠点とした地域生活圏の活性化に関する協定を締結しました。

連携協力事項は、
1.多様な世代が安心して住み続けられる環境整備に関すること
2.花見川団地商店街の活性化に関すること
3.地域で活躍する人材の発掘や活動支援に関すること
4.地域資源の活用に関すること
5.大学連携に関すること
6.情報発信に関すること 
などとなっています。

内容は多岐にわたりますが、たとえば、このような内容を考えています。

多世代が安心して住めるように、MUJI×URリノベーション住戸の供給はもちろん、若者向け家賃等支援制度の活用、自動運転バス「GACHA」実証実験の実施など団地内移動支援を行います。

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商店街のリノベーションイメージ その1
ストリートファニチャーを配し多世代の人が滞留できる場に

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商店街のリノベーションイメージ その2
公園のような芝生広場はファミリーが集うコミュニティの場に

220526_05無印良品による「ポップアップストア」
220526_06「団地商店街の未来を考えるワークショップ」を運営

買い物やコミュニティづくりのために、花見川団地商店街の活性化が大事になりそうです。商店街のリノベーションの実施、サイクリングコースと商店街の連携、ポップアップストアの開設、コミュニティアートならびにアップサイクル推進拠点の整備・運営、ワークショップの実施も予定しています。

220526_07商店街イベントに「キッチンカー」を誘致
220526_08近隣農産物の生産者と連携した「プチマルシェ」

地域で活躍する人材の発掘や活動支援を行うために、近隣農産物の生産者による定期的なプチマルシェの実施、住民の小商い創業支援を考えています。

220526_09地域資源である花見川を活用した「カヤック体験」
220526_10「ものづくりワークショップ」を通じたコミュニティの造成

地域資源の活用をするために、花見川・花島公園のアウトドアイベントと団地商店街イベントの連携実施、花見川河川敷の環境整備による親水空間の創出も検討しています。

花見川団地の商店街で行われた締結式では、今回締結する4社協定の目的や、これまでの取り組みについてご紹介いたしました。
また、当日は自動運転バスGACHAの実証実験も行われ、お越しいただいた皆様が試乗する場面もありました。

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これらの取り組みをWEBページで随時発信して行きたいと思います。
みなさんにもアンケートなどでご意見をいただき、プロジェクトにさまざまなかたちで参加していただけたら嬉しいです。
今後の花見川団地での活動に乞うご期待ください。