こだわりいっぱいのMUJI×UR[最終回]
2018年 10月 4日
2018年 2月 8日
こんにちはトーリーです。
題名からダジャレですみません。言いたかったんです。
今回は、目白駅にある築60年の住戸を見に行きました。
でもまーいつもの団地の感じかなーとふんわりした気持ちで見に行ったら、まさかのまさかでした!
ということで、いつもの地下鉄赤塚駅から電車に乗り目白駅へ。
そこから徒歩5分程で到着。
目白団地!
何かいつもと雰囲気が違う、、「目白団地」もはや漢字じゃないし。
なんかオシャレ!
このオシャレの訳は後ほどです。
URスタッフの小林さんに案内して頂きました。
ここはラウンジ。ここからして他の団地とは違いますね。
ここに座り、まず団地の説明から。
では少しご説明を。
実はこの団地、男性棟と女性棟に分かれているのです。
そしてお風呂、トイレ、が、共同なんです! なので部屋にトイレお風呂はありません。
「ん? 男子棟? 女子棟? 共同?」まだ話についていけてません。
寮みたいな感じなんかな? でも団地ですよね?
とハテナな時間が少したち、やっと理解して来ました。
この団地。単身住戸になっていてワンルームの部屋がたくさんあり、東側と西側の棟で男性、女性に分かれていて、それぞれの棟に共同のトイレやお風呂があるみたいです。
なんと、いつもと違うパターン。
「いやー。でも共同はどうかなー」って方いるかもしれません。ただ、東京、山手線目白駅から徒歩5分、さらに池袋駅からも徒歩9分という立地でまさかの3万円代!
シェアハウスでも5万円ぐらいするとお聞きしたことがあります。なので、お風呂トイレが共同と言えど、1Kの部屋で3万円は求める人がかなり多いんではないでしょうか?
個人的にはかなり興味があります。
ということで紹介していきます。
先ほどのラウンジから。
この部屋は、お客さんや友達が来た時に使える共同スペースになっています。
カウンターにはシンクがあります。
というのもこの住戸、全館火気厳禁になっています。なのでコンロはありません。
そして先ほどのおしゃれな理由はというと、築60年と年期入っておりますが、昨年11月に建築家、デザイナー、URさんによって改装されてきれいになり、さらに設備が増えました。
汚くなった部分は白塗装できれいにしていますが、逆に古くて味があるものはそのまま使い、NEWとレトロのモダン仕様になっています。
この部屋も古くなったところを補修し、レトロな部分はそのまま使っています。なのでこのレトロなカウンター。これは60年も前から使われているものです。
棟内を案内して頂きます。
大浴場が地下一階にあります。
共同お風呂と言ってもなんと大浴場なんです。共同のお風呂あるあるの“お風呂待ち”ということもなく入れて、しかも足も伸ばせます。共同の大浴場とは、なんか旅館みたいな感じですね。
こちらは男性用大浴場。
昔ながらのレトロな体重計もあります。
女性大浴場もあります。
サインが男性は水色、女性専用がピンクになっているみたいです。レトロとニューにさらにニューなサインがあるだけで、おしゃれ感がかなりアップしている気がします。
男子禁制の女性用大浴場と脱衣室。
お風呂にゆっくり浸かりたいという女性多いのではないでしょうか?
安い賃貸のお風呂は少し狭いお風呂のイメージですが、ここは大浴場です。
思う存分足を伸ばして、体も伸ばして、ゆっくりできそうです。
次はシャワー室です。
でも毎回大浴場はちょっと、、という方はシャワー室も利用できます。
先ほどの大浴場は昔から使われていた場所で、このシャワー室は改装後に新しく作られた場所です。
シャワー室には洗面所と洗濯機もあります。
シャワー室。
次はトイレ。
先ほどからこのサインに出てくる「コモン」というのは「共用の」という意味があるみたいです。
共同の男子トイレ。
改修して清潔感があります。
こちらは女性用トイレ。女性用は洗面台が広く作られています。
そして、お部屋の紹介にいきましょう!
洋室のお部屋。
部屋は11~13㎡の1Kのお部屋で、南向き東向き北向き西向きがあります。
部屋のタイプは洋室と和室があり、この部屋は洋室のお部屋なので、床がフローリングになっています。
キッチンです。
コンロはありませんが、シンクがあります。
このシンク、改修する際に新しくせずにそのまま使っているので、レトロな丸みのあるシンクになってます。
今はこんな形のものは、なかなか見ないので珍しいです。
キッチン上部には収納棚もあります。
玄関です。
サイドには靴箱などの収納もついています。
部屋には押入れもあります。
衣類や荷物はここに収納できます。狭いスペースですが、収納がついているのはさすがURさんですね。
続いて、もう一つの和室のお部屋も見せていただきました。
その前に廊下です。
廊下も白くきれいに塗装されていています。
URのスタッフさんにお話しを聞くところ、団地マニアの人に人気の物件だとか。
確かにレトロな雰囲気漂うこの空間。なかなかないと思います。
個人的にも好きな雰囲気です。
ということで、廊下の写真を追加します。
配管むき出し。木毛セメント版の白塗りの天井。
後、レトロ感漂う階段も。
NEWになったりレトロになったり、ニューになったり。好きです。モダン感。
古きを残し、新しくする。
全部壊すのではなく、使えるものは残す。無駄を出さないし、雰囲気もでますし。良いです!
MUJI×URのコンセプトにも通じるところがありますね。
この空間、好きです。推しです。
さて、和室のお部屋です。
どんなお部屋か気になる今日この頃。
ということで覗きます。
入口の扉に覗き穴が付いています。
多分、お客さんが来た時に確認する用の隙間なんだと思います。
ただ、怪しいです。不審者ではないですので。
和室が見えました。
和室チラ見です。住んでいる方は、内側から布を貼ったりして中を見えなくしているので、覗かれることは無いので安心してください。
和室のお部屋です。この部屋は南向きなので日当たりもいいです。
さてさて。玄関やキッチン、収納は先ほどと同様なので、同じ様に紹介しても「さっきも見たー」という感じですので、ここはURスタッフの小林さんに実際に住んでいる方という設定で、協力して頂きましょう。
いつもいつもURスタッフさん、無茶なお願いをしてすみません。
※ここからは勝手なストーリーです。
では。どうぞ。
「東京に単身赴任で引っ越して来た小林さん、夜勤明けで疲れた体を癒すために我が家、URの目白団地に帰って来ました。」
仕事から帰って来て郵便物をチェック。
「昔ここは牛乳が入れられてたのかな、と なぜかふと考えながら。」
「頑張れば牛乳4本は入るな、、」
ということで覗きます。
これは普段はしないですね。やっぱ不審者感じ出てしまいますからね。
「そして換気。帰ったらまずは換気。心もお部屋もスッキリ。」
廊下側にも窓がついているから風通しが良いみたいです。
靴は靴箱に。
「いやー今日も疲れた。そして今日もいい天気。」
そう思いながら4年ぶりに降った東京の雪景色でまったり。
「さて、服を押入れにしまってと、」
「さて、ご飯も食べて来たし、さっと寝ようかな。」
「おやすみ。」
僕です。
ここは僕です。さすがに小林さんを寝転んでもらう協力までは申し訳なくできませんでしたので。
僕が代わりに。
以上。「目白団地に住む男性の日常」(想像)でした。
こう見たら、意外と部屋にゆとりありませんか?
布団敷いて、テレビ置いて、ローテーブルも置けると思います。
小林さん無茶なお願いありがとうございました。
ちなみにエアコンも付けられますよ。
とうことで、目白団地のお部屋紹介でした。
この部屋、さすがに夫婦でというのは難しいですが、社会人で一人暮らしを始める方や学生が住むにはもってこいではないでしょうか。
なんせ家賃3万円代ですからね。しかも都心で。友達と一緒に別々の部屋を借りて入居してもいいかもしれません。修学旅行的な雰囲気にもなるかもです。
しかも、昨年11月に改修してきれいになってますからねー。設備も充実していますし。
UR賃貸なんで礼金もないですし。
ここはかなりオススメです。推しです。目白推しです。
目白団地、目白押しです。
最後に外の紹介です。
ベランダでも洗濯物を干すことができますが、布団などの大きいものはこっちでも干せます。
この後ろの石、大谷石(おおやいし)と言って、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきた、栃木県宇都宮市の大谷町付近一帯で採掘された石材です。昭和のレトロな雰囲気があるので、残しているんだとか。さすが60年。
以上、UR小林さんとトーリーでした。
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