陽の家 No.26
緑に囲まれた中で、季節の移ろいを感じながら悠々とした暮らしを
陽の家 | 2026.8.4
那須塩原市の自然豊かなエリア。その一角の木々に囲まれた敷地に「陽の家」O邸は建っています。室内には陽光が差し込み、木々に茂った葉の影が白い壁に映ります。「仕事を引退したら、自然豊かな場所に移住して、こんな住まいで暮らしたい」。設計士としてキャリアを積んできたOさんが、いつしか思い描くようになった理想の暮らしを実現する際、プロとしての基準にかなったのが「陽の家」でした。住まいに何を求めたのか、それらがどれくらい実現したのか。Oさんにお話をお伺いしました。

■建物概要
ご住所:栃木県那須塩原市
竣工年月:2025年11月
延床面積:55.06m²(16.66坪)
■ご家族構成
単身
「やっぱり、太陽の光が入ってくる時間が一番のお気に入りかな。特に朝と夕方。陽が差し込んでくる時は、室内も窓から見える外の景色も綺麗なんです」
そう語るOさんが「陽の家」で暮らすようになってもうすぐ1年が経ちます。
「家の中が暗くならないよう、できるだけ自然光が満遍なく入ってくるように、四方に窓をつけました。夜もキッチン周り以外はほとんど照明をつけない暮らしをしています」
「シンプルで、余計なものがないところが気に入りました」
そんなOさんは、設計士のお仕事から引退したことを機に、都内の賃貸マンションからここに移住されました。
「自然を近くに感じられる土地でのびのびと暮らしたい、という思いがあったんです」
当初は中古住宅も視野に入れていたOさんですが、まずは希望に叶った土地探しを優先することに。ほどなく気になる土地が見つかりましたが、そこに家屋は建っていなかったので、新築の戸建てに絞って探し始めました。真っ先に候補となったのは「陽の家」でした。
「ハウスメーカーを調べている中で、『無印良品の家』の公式動画で『陽の家』を見ました。シンプルなデザイン、開放的な一室空間。余計な装飾もなくて、自分の好みで作り上げていける広い空間があるところに惹かれました」

早速、打ち合わせに赴いたOさん。そこで担当者との会話を交わして「ここにしよう」と気持ちが固まりました。
「一言で言えば、シンプルなところが気に入りました。余計なものがない。しかも、ある程度、住まいとしての仕様が決まっている。そこに間取りなどで自分の好みや希望を組み込んでいける。その塩梅が私にはちょうどいいと感じました。あと、どうしても実現したいことのひとつだった『無垢材を使ったフローリング』ができることも大きかったですね。木などの自然素材に肌が触れられることの大切さを、数々の住宅を設計してきた中で感じていたので」
『ここで住む』というイメージが出来上がったOさんは、すぐに気になっていた土地を購入する手はずを整えて、「陽の家」の住まいづくりを始めることに。他と比較することもありませんでしたが、迷いはなかったそうです。
「長いこと考えていた希望がかなったので、満足です」
「間取りはどうしようか、ずいぶん考えました。最後は手書きで図面を引いて、担当の方と相談を重ね、ようやく納得のいくものができました」
そう振り返るOさんが住まいづくりで心掛けたのは、開放感と、自然との一体感。窓を南側に大きなものを2つ、さらにキッチン、ダイニング、浴室などにも設けて、東西南北すべての方角から外の光が入ってくるようにしました。ウッドデッキも大きめのものを設けて、庭と室内がゆるやかにつながるように工夫しました。

一室空間のLDKを中心にした間取りは、浴室やウォークインクローゼットなどを動線に考慮しながら配置、シンプルながらストレスのない居心地の良い空間となりました。インテリア類は気に入ったもののほかは、新しい住まいに合わせて、色調や質感を統一しました。窓とテーブルの位置関係など細かな部分にも気を配ったそうです。

「長いこと考えていた『こんなところに住みたい』という希望がかなったので、満足です」
だから、不満はありません、と強調してくださるOさんに、実際の住み心地についてさらに詳しく伺いました。
「南に設けた2つの窓の間に、テレビを置きました。これを正面から眺めるところに置いたお気に入りの椅子に座って過ごすことが多いです。テレビ画面を見ながら、両端に外の景色も入ってくる感じがいいんですよ。室内のどこにいても陽光が差し込んでくるので、陽の差し込む方向や影の長さで、今何時かが時計を見なくても大体わかるようになりました」

シンプルな内装だからこそ、自然の変化を味わうこともできるそう。
「葉っぱの影が白い壁に写るんです。天井の高い広々とした空間で、その影が風に吹かれて揺れている様子を眺めているだけで、あっという間に時が過ぎていきます。自然の壁紙だから、時間や季節の移ろいが描き出される。飽きることがないんですよね」
「年を経て少しずつ変化していくことも楽しみです」
室内のみならず、外観も気に入ってくださいました。
「外壁は、杉板張りにしましたが、予想した通り、周りの自然に馴染んでくれました。年を経て少しずつ色が変わっていくのも楽しみにしています。逆に屋根はガルバリウム製で、自然環境の中でも性能を保ち続ける耐候性があるから、安心感も大きいですよ。よく考えられた仕様であり、デザインだと感じています」

元設計士の視点から見ても納得のいく住まいとなった。Oさんはそう話を続けます。
「細かく部屋を区切らない広々とした空間。自然を五感で味わえるような住まい。自分の中で理想的と感じられる要素が『陽の家』にありました。そこに共感できたから、間取りを決めたりすることも前向きに進めることができたように思います」
そう語ってくださるOさん。最後に、ご自身と同じように、充実したセカンドライフを送るために「陽の家」での移住を伴った住まいづくりを考えている方々にメッセージをいただきました。
「『陽の家』そのものは、安心して暮らせる住まいです。だからこそ、土地探しに時間をかけることをおすすめします。日用品が手に入るお店や公共交通機関がそばにあるかなどといった『外せない条件』を念頭において探すと、長く快適に過ごせる土地が見つかると思います」






