リビングで座って、窓から景色を眺めるだけで幸せな気分になれます

陽の家 | 2024.2.7

岡山県備前市にある「陽の家」は、緑豊かな環境に、木材を使った外観がひときわ映えるU邸です。白を貴重にした室内は、黒で統一された家電類や、大事に使ってきた鏡台などが、効果的にレイアウトされ、開放感と落ち着きが共存した雰囲気が印象的です。
Uさんご夫妻が「陽の家」に住み出して、約1年が過ぎました。

■建物概要
ご住所:岡山県備前市
竣工年月:2022年2月
延床面積:59.62m²(18.03坪)
■ご家族構成
ご夫婦

「家にいる時間が以前に比べてずっと増えました。とにかく快適なので『ここにいるのが一番』って思っちゃうんですよね」というご主人と、「ずっと憧れていた心地よい暮らしが実現して、毎日、楽しいです」という奥さま。お二人が「陽の家」に住むきっかけになったのは、ある冬の夜のことでした。

「妻が『ちょっと寒過ぎない?』と言ってきたんです。当時は、代々続く古い家屋に住んでいたんです。二人で住むには大き過ぎたし、老朽化も進んでいたので、建て替えは意識していたのですが、手間もかかるので、本気で考えるまでには至っていませんでした。でも、妻の言葉で『自分たちの暮らしを快適にすることを、最優先しよう』と、気持ちが切り替わりました」

そう振り返るご主人。ちょうどお子さまも進学で家を出るタイミング。さらに、その家で育ったご主人のご親族の皆さまも快諾してくれたこともあり、二人で心地よく住める家を建て直すことにしました。早速、住宅メーカーを探しはじめたご夫妻。比較検討していく中で、ひときわ好印象を持ったのが「無印良品の家」でした。

「元々、建築関係の仕事を長くやってきたこともあって、夫が『家』に求める水準が、高かったので、なかなかこれ、というところが見つかりませんでした。ところが『無印良品の家』に関しては、夫が最初から興味を持ったんです。もちろん私自身も、シンプルなデザインや開放感がすごくいいな、と思っていたので、『ここだったら、いいんじゃない?』となったんです。」

と語る奥さまにご主人も話を続けます。
「無印良品のお店に行った時に、『無印良品の家』の冊子がおいてあったんです。ぱらぱらとめくったときに、風通しをよくする間取りとか、ひさしを長くして冬暖かく、夏涼しくする工夫など、具体的な仕様とともに、自然を活かした家づくりの基本的なスタンスが紹介されていたんです。その姿勢に信頼感を抱きました」

早速、モデルハウスを見学したお二人は、「無印良品の家」の特長を実感することに。
「お伺いした時点で、夫がある程度、性能面なども調べていたので、『陽の家』にしようと、ほぼ決まっていましたが、実際に建物に入って明るい雰囲気に、ますます好感を持ちました」(奥さま)

「モデルハウスの周辺が、車通りの多いロケーションだったのですが、室内に入ると騒音がほとんど、聞こえてこなかったんです。冊子に書いてあることは、本当だったんだな、と。構造など細かなことにも、丁寧かつ明快に応えくれる担当の方々の対応もあり、信頼感が増しました」(ご主人)

その後も相談会見学会などにも参加して、理解を深めていったお二人、十分に検討した上で「陽の家」に住むことを決定しました。

古い家を取り壊すなどの「環境整備」と並行して、進めていった家づくり。間取りは、一室空間の特徴を活かしつつ、ご家族のライフスタイルにも配慮したものにしました。

「勾配天井を活用しながら、LDKの空間を広々とさせることを意識しました。その上で、今まで日本家屋に住んできた『慣れ』もあるので、寝室は壁ではなく、ふすまに替わる引き戸で仕切りました。これで個室になったり、LDKの一部になったりして、生活に合わせた間取りに変化させることが出来ています。

LDKの一角に設けた息子が帰省した際に使えるベッドスペース。こちらはロールスクリーンで仕切れるようにしました。日常的には気軽に横になれる広めのソファとして使っています。
キッチンや浴室もたっぷりとスペースをとって、それぞれの場所でのびのびとできるようにバランスを考慮しました」と語るご夫妻。

細部に至るまで気を配って完成した住まいはご夫妻にとって満足いくものとなりました。

「性能の高さを実感しています。真冬に薄着で過ごしていて、無意識に窓を開けて外の寒さに気づく、なんてことも何度かありましたし、夏も快適に過ごすことができました。予想を超えて気に入っているのは、窓から見える風景の良さです。今までの家からは見えなかったのですが、大きな窓越しに、周辺の山や景色をのぞむことができるんです。リビングで座って、豊かな自然を眺めるだけで、幸せな気分になれます」(ご主人)

「私も、家事を終えた後に、リビングでくつろぐひとときが大好きです。窓を開けて過ごしていると風通しもいいですし、夕方には下校する子どもたちの声が聞こえたりして、いいなと感じています。光熱費もリーズナブルになりました。あと、食洗機などを導入したり、家事動線に気を配ったりしたので、キッチンが過ごしやすくなりましたし、料理も楽しめています」(奥さま)

家の中の緑を増やしたりしながら、室内レイアウトのアレンジしたり、ウッドデッキをDIYで塗装したり、新しい住まいでの暮らしを満喫しています。さらに、あえてまだ手をつけていない庭をこれから整備する計画です

「おつまみなどを用意して、一緒にお酒をたしなむような、余裕のある時間を心から楽しむことができています。『陽の家』にしてよかったな、と思います。」
ご夫妻は、そう語ってくださいました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます