窓の家 No.42

家族構成が変わっても、この家の住みやすさは変わりません

窓の家 | 2024.10.15

群馬県前橋市にある「窓の家」Y邸は大きな庭のグリーンと外壁の白が際立つお宅です。ご家族はこの家に住んで5年が経ちました。家づくりを検討していた頃からご家族構成が変わりましたが、変わらない住みやすさや快適性を感じています。

■建物概要
ご住所:群馬県前橋市
竣工年月:2019年6月
延床面積:111.79m²(33.81坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま2人

もともと無印良品好きだったご主人は学生時代から有楽町店で「無印良品の家」の存在を知っていました。お子さんの誕生をきっかけに奥さまと家を建てることを検討していく中で、真っ先に思い浮かんだのが「無印良品の家」だったそうです。

「夫婦とも戸建て育ちだったので戸建てにすることは決めていましたが、住宅展示場で営業されるのが苦手なので住宅メーカーで建てることは考えていませんでした。どこにでもあるような家に住みたくない、かと言ってデザイナーや建築家に依頼して注文住宅を建てるのは大変。ちょうどいいのが『無印良品の家』でしたね」(ご主人)

「無印良品の家」で建てることを決めたものの、「木の家」と「窓の家」で悩んでいました。しかし、お友達の結婚式で新潟を訪れた際に「窓の家」のモデルハウスを見学したことで一気に気持ちが傾いたそうです。「外観のデザインだけでなく、窓の配置が他の家とは違う独特の雰囲気と個性が出て素敵だなと思い、とても気に入りました」と奥さまは振り返ります。

「思った以上に中が広く、開放感を感じました。建物全体は現実的な大きさなのに、中は柱が少なくて空間が広く取れる事は魅力的でした」(ご主人)

「窓の家」に決めた後は見学会にも参加して、具体的に理想の住まいづくりを考えていきました。以前は築年数が経過したアパートに暮らしていたご家族。室内はもちろん、庭や駐車場も広くしたいと思い、住みやすい広さの土地を探し求めていきます。そうして無事に土地を見つけられたことから、ご夫婦の理想の家づくりがスタートしていきました。

ご主人は20年前の無印良品のムック本である「Casa BRUTUS」を大切に保管していて、家づくりの参考にしたそうです。シンプルで飾らない無印良品の世界観を大事にしながら、ご夫婦の希望を担当者としっかりと確認しながら家づくりを進めていきました。

「1階を開放的な空間にすることと、土間の広さにはこだわりました。夫婦ともに洋服や靴が好きなので、広めの土間に靴を、ウォークインクローゼットには洋服をしっかり収納できるようにしました。クローゼットに入りきらない物も土間に収納できるので安心感があります」(奥さま)

ダイニングには大きな窓を設けました。このおかげで窓から差し込む太陽の光で室内でも気持ちよく、キッチンからでも庭の景色が楽しめます。更にリビングの上は吹き抜けにし、階段を設けたことで更に開放的な空間になりました。子どもがどこにいても目が届くので安心感があります。

キッチンのシンクは奥さまが白、ご主人はシルバーを希望していましたが、奥さま希望の白にしました。

「実際に住んでみると、壁もシンクも白で統一されるとキレイに見えるので白でよかったですね。私たちは全体的に物が多いんですが、この家はたくさん物があってもすっきりとおしゃれに見せてくれる、器のような家ですね」(ご主人)

前に住んでいたアパートと比べても電気代の負担が小さくなりました。前の家では冬の朝は、家全体がキンキンに冷えていたことが辛かったものの、この家では冬の朝の温かさが全然違って驚いたそうです。

「夏はエアコンをつけていても暑いだけでなく、しばらく家を空けてから帰宅するとモワっとした嫌な暑さがありました。でもこの家はそうした暑さを感じることがありませんし、エアコンを1階だけつけていれば家全体が涼しいです。日中は電気をつけなくても明るく、季節問わず快適で、気密性や断熱性の高さを実感しています」(ご主人)

1階のリビングでそれぞれ思い思いに過ごす時間が長いというご家族。キッチンで料理をしていても2階の遊び場でお子さまたちが遊んでいる気配を感じられて、言葉以外の家族のコミュニケーションも楽しめています。また家族が増えてもいいように2階のフリースペースは広く取りました。いずれお子さまたちが大きくなったら仕切りなどを作ることも考えています。

それぞれの部屋を大きく取ったことで、子どもが遊ぶ、寝る、洗濯物を干すなどの様々な用途に使えることもとても使い勝手がいいです」と奥さまが話してくれました。

「植物を育てることが苦手なので、庭にはシンボルツリー以外を育てていません。でもこの家の白い壁には緑がキレイに映えると思うので、これからは家の外にも内にももっと緑を置きたいですね。植物を育てたいと思わせてくれる家ですね」(奥さま)

ご主人は最後に「窓の家」を選んだ決め手について、大きさ、広さ、機能、デザイン、価格、営業の方の印象など、総合的な魅力と安心感に惹かれたことを語ってくれました。「自分たちの家づくりの価値観にあったことが大きかったです。検討しているときも打ち合わせのときもストレスを感じることなくスムーズに家づくりができたので自分たちの性格にも合っていました。この家は家族みんなの暮らしやすさを実現してくれたと思います」と笑顔で振り返ってくれたご夫婦でした。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます