広いリビングで家族みんなが揃う安心感があります

窓の家 | 2024.3.5

群馬県高崎市に建つ「窓の家」H邸は、広いお庭のグリーンと白い壁のコントラストが美しいお宅。フェンスの木目も温かみをプラスしてくれています。ご家族がこの家に住んで5年が経ちました。

■建物概要
ご住所:群馬県高崎市
竣工年月:2018年11月
延床面積:110.13m²
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

賃貸マンションに住んでいたご夫婦は奥さまの妊娠をきっかけに、これから生まれてくるお子さまがのびのび過ごせることを願って家を建てることを決めたそうです。そんなご夫婦が「無印良品の家」を知ったのは、そのずっと昔のこと。奥さまが一人暮らしをしていた頃に住んでいた駅にモデルハウスがあったことがきっかけでした。

「家を求め始めたときは注文住宅の値段の高いイメージから建売住宅を検討していました。しかしどれも賃貸の住宅とさほど変わらず、やっぱり自分たちの好きなように建てたいと感じるように。妻から『どうしても無印の家が気になる』と言われ、高崎のモデルハウスに妻の両親と一緒に足を運んだんです」(ご主人)

当時のことを「最初から『窓の家』一択でした」と奥さまは振り返ります。

「デザインを見て『窓の家』に一目惚れしていました。その後は家づくり相談会入居者宅見学会にも参加して『木の家』の解放感も気になりましたが、やっぱり『窓の家』の包まれている雰囲気や外観が強く心に残りました。主人も意見を受け入れてくれて、実際に見学をして納得をして気に入ってくれましたね」(奥さま)

「無印良品の家」で家を建てることを決めた理由はそれだけではありませんでした。家づくり相談会で担当者から家づくりの基本の部分から丁寧に教えてもらったことが好印象だったそうです。「土地探しをしながら、候補の土地に合わせてそれぞれプラン提案をして一緒に並走してもらったのも助かりました」とご主人は語ります。

こうして最終的に奥さまの実家にアクセスがしやすく、自然が豊かなこの土地を見つけることができたご夫婦でした。

間取りのこだわりはご夫婦それぞれの意見をしっかり取り入れました。ご主人の希望は家族が団らんできるようにリビングをできるだけ広く取ること、そして奥さまは生活導線を便利にすることです。

「トイレやお風呂は1階ですが、洗濯に関することはすべて2階に持って行きました。こうすることで洗濯機を回してからそのまま洗濯物干し場で干して、家族それぞれのクローゼットにしまう導線ができます。これは入居者見学会で拝見したお宅を参考にしました。インナーバルコニーだと土埃の掃除や管理が大変なこと、もともと賃貸に住んでいた頃も室内干しだったこと、仕事で外出しているので外干しが難しいことなどからこの形に。洗濯導線はかなり便利になりましたね」(奥さま)

洗濯周りを2階に持ってきたことでご主人の希望だったリビングの広さもしっかり確保できました。

「この広いリビングで3人みんながくつろいでいる時間が長く、家族が揃う安心感があります。家の前にある畑で育つ食物を眺めて季節の変化を感じる時間も大好きですね。妻はベランダのデッキに座って夕涼みをする時間が好きなようです。窓を開放すると風もたっぷり入ってくるので気持ちいいんです」(ご主人)

暮らしを豊かにすることを見つけて実践するのが好きな奥さま。この家に住み始めてから庭で生ごみをたい肥に変えるコンポストを設置し、サステナブルな自然との共生を楽しんでいます。また庭ではタープを貼って食事をしたりお子さまがプールで遊んだりといろいろな使い方ができているそう。

「リビングの白いウォールシェルフは実際に住んでみて子どもの物を収納するために設置。住み始めた頃は外構も手つかずでしたが人工芝も自分で施工しました。収納スペースも限られているので、どうやったら生活感のないスッキリとした家になるのかを常に模索してこだわっていますね。『無印良品の家』に住んでいる方々の施工事例を見てインテリアの参考にしています」(奥さま)

5回の春夏秋冬を過ごされてきたご夫婦ですが、冬の快適さには毎年驚かされているといいます。冬でもたっぷりの窓からしっかりと日が入るため、一日中暖房を付けっぱなしにする習慣がなくなったのだとか。オール電化になっても光熱費が賃貸の頃よりも安く済んでいるそうです。

「これからは庭でキャンプもしてみたいです。今の子どもたちがあまり体験できないような自然と共に楽しむ暮らしや体験を子どもにはたくさんさせてあげたいですね。子どもが大きくなって自分の部屋をほしがったらフリースペースを活用したり無印良品のアイテムを使ったりしていろいろな選択肢ができるのも楽しみです」と、ご夫婦は笑顔で語ってくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます