窓の家 No.30
窓からの景色が絵画のように見えるところが、心地いいです
窓の家 | 2021.4.20
愛知県名古屋市の住宅街にある「窓の家」S邸は、白い外壁と程よいバランスで配置された窓のコントラストが印象的なお宅です。Sさんご一家は3人家族。「窓の家」に住み出して1年が経ちました。
ご夫妻で「無印良品の家」の存在を先に知ったのは、ご主人でした。
「もともと、文房具など無印良品の商品が好きで愛用していました。無印良品が家を建てていることはホームページで知りました」。
ご主人があらためて「無印良品の家」を意識したのは、ご結婚して「永く快適に暮らせる住まい探し」を考え出したときでした。
「当時住んでいた住まいの近所に、『無印良品の家』のモデルハウスがありました。せっかくだから、一度見学してみようと、妻を誘って行きました」そう振り返るご主人の言葉に、奥さまもうなずきます。
「時間があるからちょっと寄っていこうか、くらいの気持ちでした」。
軽い気持ちで見学した「無印良品の家」でしたが、そのユニークさにお2人は驚かされたそうです。
「間仕切りのない一室空間が衝撃的でした。玄関からリビングやキッチンが全て見渡せることが不思議な感覚で、正直にいうと『ここまで間仕切りがなくて、プライバシーは保てるのかな』と不安にも感じました」(奥さま)。
「第一印象で『無印良品の家』のことは気に入りましたが、ぼくも初めて見る一室空間にはびっくりしました。たっぷりとスペースをとった吹き抜けを見て『ここにも部屋を増設できるのにな』なんて感じたりしました」(ご主人)。
それまでの家に対する常識を覆す「無印良品の家」でしたが、驚きながらも好印象も抱いていたとお2人は口をそろえます。
「何よりもデザインが良かったですね。とくに『窓の家』は、外観の美しさはもとより、室内も明るいし、プライベート空間と一室空間のバランスもほどよかった。自分たちが住むなら『窓の家』だね、と2人で確認しあったことを覚えています」。
その後、ご夫妻は、他の住宅会社を比較検討しながら「初めての家づくり講座」や「入居者宅見学会」に参加することで、「無印良品の家」への理解を深めていきました。そして、最終的に「窓の家」に住むことを決めました。
「講座に参加して調べていくうちに、断熱性能やSE構法といった、構造的な部分がしっかりしていることを知りました。家族の息遣いを感じ取れる『一室空間』のコンセプトも、入居者宅見学会で実例を拝見するなどして好感を持つようになり、ここなら永く安心して過ごせる、と感じました」(ご主人)。
「総合して価格以上の価値がある、と夫ともども思うようになりました。私は、入居者宅見学会でお邪魔したお宅の室内の明るさで『窓の家』にしよう、と心が決まりました」(奥さま)。
並行して探していた土地も、希望にかなったところが見つかり、家づくりをはじめることになりました。家づくりにおいて、ベースにしたのは、最初に見学したモデルハウスでした。
「初めて見たとき、驚いたことは確かですが、無印良品が好きなぼくにとっては『夢の住まい』だと感じたことも事実。その間取りをもとに、自分たちのライフスタイルに合わせてアレンジをしていくことにしました」と話すご主人がアイデアを出し、奥さまや担当者と相談を重ねながら決定していくというかたちで家づくりは進んでいきました。
とくに気を配ったのは、窓の位置。数センチ単位でちょうどいい配置を考えました。
「デザインの良さが『窓の家』の魅力。いつ見ても心地よい、飽きのこない『顔』になるように考えました」(ご主人)。
室内も「明るさ」という特長を最大限生かすために白を基調とし、床材も明るい色調を選びました。さらにスタッキングシェルフによる「見せる収納」を効果的に使って、清潔感と統一感のある住まいとしました。
お2人のセンスと思いを詰め込んで完成した「窓の家」。その住み心地は、想像以上に良好です。
「住んでみてあらためて『窓の家』の性能の高さを実感しています。吹き抜けがあるおかげで、仕切りのあるベッドルーム以外は、夏も冬もエアコン1台で快適な温度が保たれます。だから光熱費も前の住まいに比べてかなりリーズナブルに抑えられていますね」(奥さま)。
「窓からの景色が、一枚の絵のように見えるところが気に入っています。この家に住み出してすぐに、コロナ禍でテレワークを行う頻度が増えましたが、適度にプライバシーを守りつつ家族の気配も感じられるこの住まいで、快適に仕事をすることができました。玄関に入ってすぐに手を洗えるような間取りにしたことも功を奏して、安心感を持って暮らせています」(ご主人)。
ライフスタイルの変化に合わせて、間取りなどを変えていくことも想定しています。
「2階に設けたフリースペースに、本棚などをおきたいな、と思っていますし、大きくなったら子ども部屋にすることを考えています。また、テレワークが今後も続くことを想定して、収納スペースをワークスペースにすることも想定して、配置を考えてもいます」そう語るご夫妻は、窓の家での暮らしを満喫しています。
「子どもが大きくなったら庭でバーベキューしたいですね」とご主人が話すと、奥さまがこう続けました。
「家のどこからでも、リビングで子どもが遊ぶ様子がわかるので、安心して家事ができます。一室空間のある『窓の家』にして良かったな、と思っています」