2年間ありがとうございました![最終回]
2019年3月25日
こんにちは。「鎌倉の家大使」みーさんです。
鎌倉もガッツリ夏になりまして、恒例の海の家もオープンしておりますよ。後日またレポートしようと思っているのですが、今日は待望の!?良品計画本社ビル潜入レポートをお送りしたいと思います!
きっかけは、MUJI HOUSEさんとお話をしていた中で、ふと、「リノベーションした本社ビルって、お邪魔してレポートとか出来るんですか?」と聞いてみたことでした。無印良品好きにとって、良品計画本社ビルは憧れの場所。「店舗みたいなMUJIの世界感が広がってて、社食もあって、洋服もゆるッとシンプルなものを着てるはず。」みたいなイメージ(笑)。でも、これまであまりメディアでも紹介されていなかったので、気になって聞いてみたら、なんと良品計画さんから取材のOKが! いちファンとして、鼻息荒く潜入してきました!
良品計画本社ビルは、池袋サンシャインシティのスグそばにあります。約770人が本社で働いていらっしゃるそうですよ。各フロアを見せていただく前に、まずは良品計画が2015年~行ったオフィスリノベーションについて、藤井さん(右)に詳しく教えていただきました。ちなみに左は、お世話になってるMUJI HOUSE斉藤さんです。
詳しくは、「無印良品の業務標準化委員会」という本も出ていますので、そちらをご覧いただければと思うのですが、2015年~2016年にかけて本社ビルの全フロア大規模リノベーションを行い、今でもまだ日々見直しをしているとのこと。
じつは、このリノベーションをする前までは、一般的なオフィスのような感じで、特に無印良品らしい感じのするオフィスではなかったそうです。昔のオフィスの写真も見せてもらったのですが、確かに…フツーでした。無印良品の本社がコレだなんて、ファンとしては残念極まりない(泣)。
でも、この大規模リノベーションによって、無印良品ファンの憧れや妄想を壊さない、本当に素敵なオフィスになりました!
では、公開OKな各フロアに出かけてみましょう! こちらは2階のサロンです。社員の方がランチをしたり、軽いミーティングの場所になったりと、交流が生まれるように作られたオープンなスペース。天井近くにプロジェクターも設置されてるので、ここで藤井さんにリノベーションの事を教えていただきましたよ。
ここは「MUJI BOOKS LIBRARY」。サロンの壁を利用して、いろんなジャンルの本が置かれています。ここで読むことも出来ますし、貸出制度をつかって持ち帰って読むことも出来るそう。社員さんのオススメ本などもコメントと共に置かれていて、いつもは読まないような本も読めて楽しそうですね。ちなみに私が一番気になったのは、つげ義春先生の「夢と旅の世界」。シュールです…。
そのお隣には、「MUJI POCKET」と呼ばれる自動販売機が! こちらは常温の自動販売機なのですが、季節や社員さんの要望に合わせて、いろんな商品が入れ替わりで入るのだとか。伺ったときはまだ梅雨明けしていなかったので、お菓子のほかに折りたたみ傘も入っていました(笑) た、たしかに需要ありそう。
そして、そのお隣には大きなコーヒーマシーンが。お菓子とコーヒーがここで揃いますし、気軽な雰囲気でミーティングも出来ちゃう。サロンスペースいいなぁ。「無印良品のコーヒーメーカーは置かないんですか?」と聞いてみたのですが、よくよく考えるとあれは家庭用なので、都度洗いとかメンテ大変ですものね。人数が多いオフィスでは不向きでした。
それではサロンを出て、社員のみなさんがお仕事をしている「執務室」へ行ってみましょう! 途中の廊下には、無印良品店舗でも良く使われている木の壁がありました。この壁、まさに無印良品のイメージですよね。空気清浄機やスティッククリーナーも、社員のみなさんの目につくところに置かれています。
いざ執務室へ! どうですか、この木を多用した感じ! オフィスなのでグレーベースなのですが、そこに木の質感が入ることで、暗くなりすぎず、無印良品の感じが出ていますよね。天井照明だけではパソコン作業に光が足らず暗いという事で、デスクの中央に照明が付けられていました(頭上の横長の木の中に照明が仕込まれてます)。
わ! 圧巻の収納スペース! このリノベーションでは、「オフィスファニチャー」
として開発された、国産材(製材の際に出る端材料をパネル化したもの)を使ったデスクや棚が使われています。すごくかっこいい! 以前は他オフィスメーカーのデスクや書庫、ファイルやボックスが雑然と使われていたそうですが、リノベーション後は統一。モチロン、無印良品の商品モジュールにあわせて棚も作られているそうです。この棚、ホントかっこいいなぁー。モノを出さない、隠す収納という事で、ファイルボックスなどが多用されていますが、中に入っているものが分かりにくいのは困りもの。という訳で、ラベリングで中身が分かるようになっていました。テープの幅やフォント、貼る位置などもしっかりと決めているそうで、棚に並んだ時も統一感があって、非常に美しいです!
ホワイトボードに描かれたこのイラストは、「井戸端のあるはたらく場」のイメージ。リノベーションの際、「簡単な打ち合わせが出来る場所がもっとほしい」という要望があり、気軽に集まれる場所として通路や隙間にテーブルを設置したり、共有スペースを設けたそう。
例えばこちらは、プリントステーションなのですが、コピー後の書類を整理したりするスペースを共有スペースにして、大きなテーブルを設置。文具も共有できるようにここへまとめて設置。テーブルを置いてちょっとした井戸端スペースにしたことで、会話が生まれるきっかけにもなるのだとか。いいアイデアですよね!
執務スペースはすっきりを保つため、デスク周りに荷物や上着などは置かないようにしているそう。上着専用スペースや個人ロッカーがあるから徹底できることですね!
こちらの個人ロッカーは、扉の上部に少し隙間が空いています。当初はよくあるロッカーで、上から下まで閉じている扉だったのですが、郵便物や回覧板などを入れられるように、扉上部をあける仕様に見直したそうです。こうやって、大きなリノベーションは一旦終わっても日々の見直しは続いていて、みんなで意見を出し合い、常に良くしていこうという動きを続けているそうです。
はぁ~、まだまだ紹介しきれていないところがたくさん! レポート1回では全く終わらなかったので、次回も引き続きご紹介をしていきますね。
無印良品らしいオフィス空間にウットリな、みーさんでした。
無印良品 本社ビル・リノベーションレポート【後編】
2018年 7月 16日
家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
あの三鷹の家住まいモニター募集から4年。無印良品では、無印良品の家「窓の家」に2年無料で住む、鎌倉の家住まいモニターを募集しました。
入居までのストーリー
住まいレポートをするのは、12,562の応募から選ばれた、ひとりの女性と猫4匹。
プロフィールを更に詳しく
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