「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

「スクエアJS」に行ってきました パート3!!!

2018年 7月 12日

「スクエアJS」に行ってきました パート3!!!

こんにちは。関東エリア住まいのレポーターのトーリーです。
今回は、前回に引き続き「スクエアJS」に新しくできた「JSトレーニングセンター」の紹介をしていきます。

前回は「1階」と「4階」、「4階と3階の間」まで紹介したので、続いては3階です。

3階

tokyo180712_01

3階は4階と同じように、広い空間の訓練室になっています。
この部屋も可動間仕切りが設置されていて、用途によって空間を分けることができます。

tokyo180712_02 tokyo180712_03

「多目的実技訓練台」です。UR賃貸をイメージした部屋の1/1スケールのモックアップが置いてあり、この訓練台は訓練の内容によって用途を変えることができ、「壁紙の張替え」、「塗装、塗替え」、「造作等の大工」、「室内清掃」などが学べるようになっています。
壁紙前のパテの仕方や、床の長尺シートの張り方、塗装の仕方などの実技を学べるということです。これが4台も設置されていて、一度に何人もの研修を行うことができるようになっています。

tokyo180712_04

塗装と壁紙張替え訓練の様子

tokyo180712_05

トイレ床のシートの張り方が学べる部屋です。
この張り替えがほんと難しい! トイレの便器を外した状態で張るのはイメージが付きますが、改修工事で床の仕上げのみを変える場合は便器を外さないので、綺麗に便器型にシートを抜かないといけません。まさに職人技です。
そういったような、実は手間がかかるということを知れば、職人さんに対しての敬意も変わるというのも学べる一つの内です。

tokyo180712_06
tokyo180712_07

他にも違うタイプの実物大の扉が置いてあったり、壁の種類、色見本がおいてあります。

tokyo180712_08

こちらの床にも、仕上げの説明や寸法線が書かれていました。

続いては2階です。

とその前に、4階と3階の時と同様に、3階と2階の間に面白い仕掛けがありました。

3階と2階の間

tokyo180712_09

こちら、3階と2階の途中にある窓なんですが、この窓の左下の方に文字が書いてあります。

tokyo180712_10

1-16号棟
設計名称:63-5N-2DK-4
中層階段室型(北入り)

と書いています。

この意味は、1963年度に設計した標準設計、5階建て、階段室型北入り、2DKの4回めの改良バージョンとなります。

tokyo180712_11

この窓から見える、向かいの田島団地の1-16号棟の景色を作品とし、この窓を額縁と見立てているのです。
なので先ほど書いてあったのは、作品のタイトルのようになってます。
おしゃれなことしますね~

副所長の楠元さんが、工事中にここから見た景色が本当にきれいで、このようにしたみたいです。

tokyo180712_12

柱にも何かいてあります。
「▽2FL」は2階の床を示しています。「6200」は地面からの高さが、ここで6200mmあるということです。
建築図面の展開図でも同じように書き込むので、見てて面白いです!

さて、続きましてー
2階です。

2階

tokyo180712_13 tokyo180712_14

2階は主に、座学を行う部屋になっています。セミナールームという感じですね。
こちらも大きな部屋になっていますが、用途に合わせて空間を間仕切ることができるようです。

tokyo180712_15

この部屋に置いてある椅子です。
実はこの椅子、有名なデザイナーの藤森泰司さんがデザインした椅子なんです。

tokyo180712_16
tokyo180712_17

その他、ホワイトボードや教卓もデザインされたものです。
なぜそんなこだわりのものを置いているのかというと、研修で来た新人の方たちに、良いものを見て使って欲しいという、楠元さんの気持ちがあるみたいです。

良い空間に良い家具を置いたらこんなにオシャレになる、という感性も学べるということです。建築の勉強だけでなく、良いデザインのものにも触れられるのは良いですね。


これで、各階のお部屋紹介は以上ですが、他にも色々な仕掛けがありまして、例えば、ひとつの建物の中では、トイレの便器などの設備は、一般的に同じメーカーのものを使いますが、各階に分けてメーカーを違うもの(1階はTOTO、2階はLIXIL)にしています。これも色々なものを見て使ってほしいという意図があります。

さらに、チラシを掲示するためのいろんな種類のバインダー(掲示板)が廊下に置いてあったりと、色々な工夫があります。

tokyo180712_18
tokyo180712_19

違う種類のバインダー

tokyo180712_20

最後にこちら、これは各階で照明の色温度を変えており、下から上にかけて色が違うのがわかるかと思います。
これも、色温度と呼ばれる光の色を変えて、色の違いを見てわかるようにしています。
こちらも著名な照明のデザイナーである近田玲子さんの意図で変えているみたいです。
何から何まで学べる場所になっているんですねー

トレーニングセンターと聞いて一般的な研修施設を想像していたので、かなり想像以上です!!

以上でJSトレーニングセンターの紹介でした。

後、サクッとですが、施設内の紹介をしていきます。

tokyo180712_21

こちらは、D棟の「設備管理業務訓練室」です。
団地のどこかには必ずある、「受変電設備」を設置し、実践的な訓練を行える場所になっています。
実際の「受変電設備」はかなりの高い電気が流れていて、ゴム手袋をつけて作業するみたいです。こちらは家庭用電気と同じ100Vの電気なので、実物より安全に訓練できるようになっています。

tokyo180712_22

他にも、集合住宅で用いられている主な4種類の給水装置がおいてあります。

tokyo180712_23

こちらはライブラリーです。
「団地」に関する書籍を中心とした本を公開しています。有名建築家の本や、設備系の本、まちづくり系の本などなど、建築のあらゆる本がおかれています。

tokyo180712_24
tokyo180712_25
tokyo180712_26
tokyo180712_27

他にも施設内を歩いていると、外壁の塗装見本や、道のインターロッキングの効果を説明しているもの、レスキューベンチや防災ベンチの使い方の説明など、まだまだたくさんの展示があります。

以上です!

どうでしたかみなさん?
他にもスクエアJSでは、いろいろな展示や学べる場所があります。これらを見て学びに来たり、隠れミッ○ー的なものを探しに来たりするのも面白いと思います。建築関係で働いている方や建築の勉強をしている方には、特におすすめです!

というのも、このスクエアJSは一般公開しているんです!!
JSさんの関係者だけではないですよー! みなさんも昭和40年代のお部屋に行けますよー! ライブラリーも行けますよー!
見学したいという方は、JSさんに問い合わせ(048-714-5000)すれば見に行けます。
ご興味がある方はぜひ!!


以上、3回にわたるスクエアJSの紹介でした。

トーリー

レポータープロフィール

東京

光が丘パークタウンMUJI×UR Plan14に暮らすのは、建築士の青年トーリーと奥様のヨーメー。

神戸

落合団地MUJI×UR Plan12に暮らすのは、情報誌編集者のアーリーと奥様のターナー。

東京と神戸の2つの団地、MUJI×URの2つの部屋から、団地の魅力をレポートします。
このブログについてさらに詳しく

カテゴリー

最新の記事