子どもと楽しく暮らすための空間をつくりました

MUJI INFILL 0 | 2017.4.18

東京都文京区、駒込駅から徒歩10分程の場所にある築33年のマンション。広さは57m²で、キッチンから洗面室へと通り抜けられる広々とした一室空間のつくり。東向きのベランダからは空が見え、明るい光が差し込み、窓を開けると部屋の中を風が通り抜けるのを感じられます。
「毎朝、子どもたちと一緒にダイニングから外を見て、空の色が変わっていく様子や、鳥が飛んでいる様子を観察してるんです」とご主人はにこやかに話します。

[概要]
・ご住所:東京都文京区
・築年数:1983年
・リノベーション完成年月:2016年11月
・面積:57.50m² / 5階
・ご家族構成:ご夫婦+お子さま2人

Fさんご家族はご夫婦とお子さま2人の4人家族。
「いまは子どもが小さいので生活時間帯もみんな一緒で、とくに間仕切りは必要ありませんが、将来的には個室のようなスペースをつくることも考えています」というご夫妻。寝るときは畳のスペースに布団を敷いて、カーテンを閉めているそうです。

リノベーション前は、40m²程の賃貸マンションで暮らしていたというFさん。住み替えを考えたきっかけは、家族が増えてライフプランを見直すために保険の窓口へ相談に訪れたときのことでした。
「これから先、ずっと家賃を払い続けるよりは、同じくらいの支出であれば購入した方が良いだろうと思いました。以前のマンションが4人で暮らすには少し手狭だったこともあり、具体的に検討することにしました」というご主人。

お仕事や保育園の都合上、住むエリアは変えず物件探しをしたというご夫妻、新築から中古まで10件程度を内覧。
「新しい物件はどこかしっくりきませんでした。それで途中から、リノベーションを前提とした部屋探しに切り替えたんです。そうしたら、この場所はけっこうスムーズに決まりました」と話すFさん。

物件が決まると、奥さまが中心となってリノベーション会社探し。
「インターネットで検索して、自分たちの趣味に合いそうな所をいくつかピックアップして、事例等を参考にしながら最終的に2社に絞り込みました。はじめ、予算的にフルリノベーションは難しいんじゃないかと思っていましたが、有楽町リノベーションセンターに相談してみると、意外と大丈夫そうだとわかったんです」(奥さま)。

その後、MUJI INFILL 0の完成物件を見学に訪れたFさん。
「完成物件を見学して気持ちが固まりました。良い意味でおしゃれすぎなくて、これなら自分たちの暮らしに合わせることができそうという感触を得ました」と奥さま、また「壁の断熱など、見えない部分の仕様がしっかりしていることも、永く住むには大事なポイントでした」とも。
ご主人は「有楽町リノベーションセンターの担当者は、プランを提案する際に、すべてこちらの要望を聞くのではなくてちゃんと良い点と悪い点を伝えてくれて、信頼感につながりました」と話します。

Fさんがプランニングに際して考えたのは、子どもとの生活を楽しむこと、そして効率良く快適に暮らすことだったといいます。そんなコンセプトを実現するために、キッチンとダイニングとお子さまたちが過ごすスペースを近接し、ご主人のお仕事コーナーを少し離して玄関側に配置。
「オープンキッチンから部屋を見渡すことができるので、子どもの様子がわかって安心ですし、楽しいです。この家に引っ越してから、子どもたちがよくお手伝いしてくれるようになったんです」と嬉しそうに語る奥さま。
また、キッチンから洗面室を通り抜けて回遊できる間取りになっているため、よくお子さまたちがグルグルと回っているのだとか。

「無印良品のリノベーションの良かった点は、はじめから全部自分たちで考えるのではなくて、ある程度お任せできて、それが自分たちの好きなテイストと合っていたこと」という奥さま。
ご主人は「床や壁など、ひとつひとつの素材が気に入ってる」といいます。

暮らしはじめて2ヶ月。
「思った通り、子どもとの快適な暮らしが実現できています。性能面にも満足していて、窓を閉めると外の音は全然聞こえませんし、冬暖かくて夕方帰宅すると室内が冷えていないのが嬉しいですね」とご主人。
「子どもも喜んでいて、保育園の友達を家に呼びたいと言っています」(奥さま)。

「これから暮らしに合わせて、収納や間仕切りなど、少しずつカスタマイズしていきたいと思っています。一度手を入れているので、更に手を加えることに対して抵抗感がないですね」というご夫妻。

これからリノベーションを検討する人へのアドバイスをお願いすると、ご夫妻からはこんな答えが。「いろいろなリノベーション会社があって、コンセプトもいろいろ。情報が多くて何を選択して良いのか迷ってしまうこともあると思います。そんなとき、自分たちが暮らしの中で一番大事にしていることを明確にして、いつでもそのコンセプトに戻るようにすると良いのではないかと思います」。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

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