窓の家 No.47

今、思い切って『窓の家』を建ててよかった、と感じています

窓の家 | 2025.11.4

閑静な住宅街に建つ「窓の家」は「居心地の良い空間で、安心しながら子育てをしたい」と20代のMさんご夫妻が建てた住まい。1階だけで日常生活が完結できるように機能を集中させ、2階には広々としたフリースペースを設けた間取りは、可変性を活かしながら長く暮らすことを想定してつくったもの。窓から絵画のように見える景色を楽しみながら、生まれて間もないお子さまとの日常を丁寧にはぐくむご夫妻に、「窓の家」を建てるまでのお話を中心に伺いました。

■建物概要
ご住所:広島県廿日市市
竣工年月:2025年3月
延床面積:85.9m²(25.98坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

「居心地の良い空間で家族で楽しく過ごしたい、と考えていました」

広島県廿日市市の住宅街にある「窓の家」M邸は、白を基調にした外観がひときわ映えるお宅。窓からの陽光がたっぷりと入ってくる室内の明るい雰囲気も印象的です。
Mさんご一家はご夫妻と生まれて間もないお子さまの3人家族。「窓の家」で暮らし始めて半年ほどが過ぎました。
「居心地の良い空間で家族で楽しく過ごしたい、と考えたことが最も大きなきっかけとなりました」
無印良品の家』で暮らすことを決めた理由をそう語るご夫妻。

お二人とも20代ですが、ご結婚された当初から「安心して子育てをしたい」などといった理由で、自分たちの住まいを持つことを考えていました。
最初はマンションや建売住宅まで視野を広げていましたが、「コンセントの位置に至るまで自分たちの好みが反映できる」自由度の高さで、注文住宅にポイントを絞るようになりました。
そんな折、無印良品のアプリを通して「無印良品の家」のことを知って、興味をもったお二人。早速、「家づくり相談会」に参加しました。

「家づくりのことは何も知らなかったので、ひとつひとつの話が興味深かったです。夏涼しく、冬あたたかい、という性能の高さは魅力でしたし、地震の際も安心だなと感じて、大きく気持ちが傾きました」

そう話すご主人に奥さまも続けます。
「もともと無印良品の製品を愛用していたこともあって、デザインが素敵だな、かわいいな、と感じました。ライフスタイルに合わせて、間取りを変えたりしながら、住まいの使い方をアレンジできるところもいいなと思いました」

おふたりはその後も、モデルハウスを見学したりホームページを活用したりしながら「無印良品の家」への理解を深めていきました。

「お金への不安が大きかったのですが、ファイナンシャルプランナーの方に、資金計画の相談をすることで解消できました。その結果『今、住まいをつくって、将来的な資産を残したい』という気持ちが強くなりました。家の性能面や資金計画、さらには土地探しに至るまで、担当してくれた方々に気軽に相談できたので、不安や疑問をひとつずつ解消していけました。私たちにとっては、とても心強かったです」

そう語るご夫妻は、実際に暮らす方の住まいの見学などを通して、眺望を楽しめるピクチャーウィンドウにより魅力を感じた「窓の家」に住むことを決めました。
並行して探していた土地も、ご夫妻の職場に近い上、「子どもが多いし、子育てしやすい環境も整っている」と好感を持っていた廿日市市で、希望に叶ったところが見つかりました。
ひとつずつ納得しながら、条件をクリアしていったご夫妻は、いよいよ住まいづくりをはじめました。

「家族での日常がよりスムーズに、楽しく過ごせるようにと工夫しました」

「明るくて、開放感がある、そして何よりも家族で過ごしやすい住まい」
 住まいづくりはそんなコンセプトに沿って、お二人の希望を組み込んでいきました。

「叶えたかったことはいくつもありますが、中でも『1階だけで日常生活が完結すること』と『大きなランドリールームと独立した洗面室を設けること』、あと『広いキッチンを設けること』には、ひときわ気を配りました」

そう話すご夫妻には「長く快適に暮らせる住まい」にするための明確な指針がありました。

「1階だけで日常生活を完結できるようにしたのは、私たちがシニア世代になった際に、階段の上り下りで苦労しなくても済むようにと考えてのことでした。大きなランドリールームは、洗濯ものを洗い、干してたたむまでを一部屋でできるように。洗面室は、お風呂に誰かが入っていても気にせず使えるように独立させ、慌ただしい朝でも二人並んで洗面台が使えるよう広めにしました。そして広いキッチンは、家族で料理ができるようにと考えてのこと。家族の日常がよりスムーズに、楽しく過ごせるようにと工夫しました」

キッチンのカウンターは標準の高さですが、お子さまの様子を確認できるように腰壁は低めに設置。ダイニングへの料理の受け渡しがしやすい点も気に入っているポイントだそうです。さらに、料理好きのご主人の希望もあってIHヒーターと食洗機を導入しました。

2階にはフリースペースを設けて、お子さまがのびのびと遊べる空間をつくりました。スペースの開放感を確保するため、ご家族の衣類をまとめて収納するウォークインクローゼットも設けました。一方で、静かにやすめるよう、主寝室は個室にしました。

外構も、広めの駐車スペースに加えて、植物を置けるスペースを確保して、機能性と快適さを共存させました。

「長く暮らせる住まいにできた、という満足感が大きいですね」

随所に至るまで、深く考えられた間取りの「窓の家」。
その住み心地には、ご夫妻ともども満足されていらっしゃいます。

「育児休暇を取って、ずっとこの家で子どもと過ごしているのですが、全く苦になりません。1階のリビングスペースに子どもと寝転んで、吹き抜けごしの窓から空を見るひとときが大好きです」(奥さま)

「長く暮らせる住まいにできた、という満足感が大きいですね。可変性の高さを活かして、2階のフリースペースなどは間取りを変えられるようにしているので、将来的に子どもの成長に合わせて個室を設けたりすることあるのかな、などと想像したりしています」(ご主人)

お二人のご両親からの評判もとても良い、と嬉しそうに語るご夫妻。
「今、思い切って『窓の家』を建ててよかった、と日々感じています」
最後にそうおっしゃってくださいました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます