窓の家 No.39

窓に映る木の影や、窓越しに見える空を見るひとときに癒されています

窓の家 | 2023.6.20

大阪府藤井寺市にある「窓の家」H邸は、白を基調にした外観が、青空にひときわ映えるお宅です。Hさんご家族は、ご夫妻と就学前の娘さんの3人家族。「窓の家」に住み出して5年が経ちました。

■建物概要
ご住所:大阪府藤井寺市
竣工年月:2018年5月
延床面積:81.14m²
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

以前は集合住宅に住んでいたご夫妻ですが、お子様を授かったことをきっかけに「長く快適に過ごせる住まいに」と、戸建てへの引っ越しを考え出しました。「無印良品の家」のことは、ご主人が先に知っていたそうです。

「デザインをはじめとする各要素が気に入っていて、家を建てるなら『無印良品の家』と、決めていました。もともと無印良品の製品が好きということもあり、以前から、ホームページなどで調べてもいましたしね。一室空間を活かした間取りは、廊下や仕切りの少ない開放感のある住まいで暮らしたい、という僕の思いにぴったり合っていました。プライバシーは確保しつつも、家族がお互いの存在を感じながら過ごすための空間を、というコンセプトも共感できるものでした。僕が、住まいに必要としている要素が揃っている家だ、と感じていました」

そう語るご主人に紹介されて存在を知ったという奥さま。おふたりで連れ立ってモデルハウスを見学することで「無印良品の家」のことが、すっかり気に入ったそうです。

「夫から話を聞いて好感は持っていたのですが、想像以上に住み心地が良さそうでした。しかも『窓の家』を実際に見てみたら、とても可愛かったんです。『三角屋根や空を見ることができる窓があるこの家だったら、住みたい!』と思いました」

思いが一致したご夫妻は、その後、入居者宅見学会相談会に参加しながら「無印良品の家」への理解を深めていきました。

「自分たちで調べてもいましたが、実際に暮らしている方の住まいを拝見することで、より具体的なイメージを持つことができました。また、担当の方々と話をすることで、断熱性をはじめとする家としての基本性能の高さから、資金面に関してまで、知りたいことをひとつずつ明確にしていくことができたので、他の住宅会社を比較検討することはありませんでした」

十分に納得した上で「無印良品の家」を選んだおふたり。希望にかなった土地も見つかり、奥さまの希望をベースに「窓の家」を住まいにすることを決めました。

「間取りなども含めていいな、と感じたので、基本のプランからあまり変えませんでした」
住まいづくりについてそう振り返るご夫妻ですが、随所にそれぞれの好みや希望を反映させています。

「一室空間をできるだけ活用できるように、収納の位置などを細かく調整しました。また、夫婦で料理をするので、すれ違えるように、キッチンの空間を広くとったところがキッチンの一番のポイントだったと思います。あとは階段の仕様や、水回りを中心とした動線の確保などには気を配りました」

完成した「窓の家」。お子様が誕生し、成長していく日々を過ごしてきている住まいに、ご夫妻は「満足しています」と口を揃えます。

「1階、2階ともに間仕切りがない『一室空間』の開放感を満喫しています。子どもの生活リズムに合わせて、夫よりも早く就寝することもあるのですが、その際も、生活音などが気になったことはありません。夫の気遣いもありつつ、子どもにとっても、快適な住まいが保たれているな、と感じています。

性能面の高さも実感しています。特に断熱性能に関しては、外出から戻ってきても、夏は涼しく、冬は暖かいので、帰宅するのが以前よりも楽しくなりました」(奥さま)

「キッチンにはひときわ気を配ったこともあって、満足度が高いですね。料理も楽しくできています。僕は中華料理、妻は発酵食品を作ることが多いですね。コンポストを設置して生ごみを有効活用することもしています」(ご主人)

無印良品の収納家具も活用して、入居したてのような、すっきりとした清潔感のある室内を保っているご夫妻。休みの日には、家族揃ってのアウトドアも楽しむHさんご家族ですが、生活の基本は家で過ごす時間。機能面にとどまらない「窓の家」ならではの特長も、楽しんでいるそう。

「夕方、子供を遊ばせながら、晩御飯を作ることが日課なのですが、その際、キッチンから見える窓に映るオリーブの木の影が、好きなんです。枝や葉が風に揺れる様子や、日が暮れていくにつれて影が伸びていく様子を見ることで、家事をしていても、ふっと癒されています」(奥さま)

「リビングの特に冬の晴れた日には、やさしい陽光が入ってきて、ぽかぽかした空間になるんです。その光を浴びながら、寝転んだり、家族とくつろいだりする時間は、とても心地よいです」(ご主人)

「ダイニングの上に吹き抜けを通して、2階の窓が見えるんです。そこから空を眺めるのが好きですね。」そう語るご夫妻は、「この家にして良かったと思っています」と話を結んでくれました。