
窓の家 No.46
窓越しに虹をみたり、綺麗な月を眺めたりしていると、時間が過ぎるのを忘れてしまいます
窓の家 | 2025.7.1
「この空間に住みたい、と心から思えたんです」と語るHさんご夫妻。インテリアや雑貨など「好きなもの」に囲まれた暮らしをしたいという希望をかなえるため、白を基調にしたシンプルなデザインの「窓の家」を選択しました。土地も窓越しの風景を楽しめる場所を選び、ギャラリーのような居心地の良さと、住まいとしての落ち着きを共存させた住まいを完成させました。そんなご夫妻に、実際に暮らして感じる性能の高さも含め、お住まいについてお伺いしました。
茨城県牛久市にある「窓の家」H邸は、白い外壁が周辺の緑にひときわ映えるお宅です。
同じく白を基調にしている室内は、窓から陽光がたっぷりと入って明るい雰囲気。ご夫妻がそろえてきたインテリアや雑貨が置かれた空間は統一感と清潔感があり、住み心地の良さを感じさせます。

■建物概要
ご住所:茨城県牛久市
竣工年月:2023年12月
延床面積:81.98m²(24.8坪)
■ご家族構成
ご夫婦
好きなもので囲まれた暮らしをしたい」という希望を叶える
Hさんご夫妻が、新しい住まいで暮らしはじめて約1年半が経ちました。
「デザインのシンプルさや性能の高さに満足しています。ですが、何よりも室内のみならず、外ともゆるやかにつながっている住まいとしてのたたずまいが、自分たちの好みに合っていると感じています」
そう口を揃えるおふたりは、以前は賃貸のお住まいで暮らしていました。住み心地は気に入っていましたが、お互いの年齢を考えたときに、長く快適に過ごせる住まいで暮らしたいという思いが強くなってきたそうです。
「もともとインテリアや雑貨に興味があって『自分たちの好きなもので囲まれた暮らしをしたい』という思いがありました。ですが、賃貸ではいずれやってくるであろう引越しのことを考えると、いいなと感じるものを見つけても手に入れることをためらいがちでした」
そう振り返るご夫妻。戸建ての購入を本格的に検討をはじめたところで「無印良品の家」が候補にあがりました。
「WEBやPinterestで情報を集めている中で、無印良品の『窓の家』のことを知りました。吹き抜けを効果的に使った開放感のある空間がとても印象的でした」
そう話すご主人は、早速、無印良品の家 つくば店に訪問。抱いていたイメージどおりの心地よさがあり、より深く興味を持ちました。そんなご主人から誘われる形で、奥さまも一緒に見学に行きました。
「無印良品の商品を愛用していたので好感を持っていたところに、夫がホームページで断熱や防音といった性能の高さも調べてくれたことで、興味を持ちました。実際に『窓の家』を見たら、デザインが素敵ですっかり気に入りました」
希望が合致したご夫妻。他にも購入を考えていた会社がありましたが、慎重に比較検討して、『窓の家』で暮らすことを決めました。
「窓の家」の特長を活かした土地と間取りを意識する
「この空間に住みたい、と心から思えたんです。他では味わったことのない感覚でした。自分たちが好みに合わせてつくっていける『ギャラリーのような住まい』だと感じたことが、決め手となりました」
そう語るご夫妻は、その後も打ち合わせを重ねながら理解を深めていきました。さらに入居者宅見学会にも参加。実際にお住まいの方々のお話を聞きながら、住まいへのイメージを固めていきました。並行して進めた土地探しも、時間はかかりましたが「窓からの景色がとてもいい」という、「窓の家」の特長を活かせるところが見つかりました。
住まいづくりは「日々の暮らしの背景として、心地よく存在する場所」という基本のコンセプトをベースに、間仕切りを最小限に抑え、吹き抜けを大きくとり、住まいのほぼ中央に階段を設けることで、室内全体がつながった開放感のある間取りにしました。
おふたりの希望を組み込んで完成した「窓の家」。その住み心地にはご夫妻ともども満足されているそうです。
「キッチンが特にお気に入りのスペースです。以前から、絶対欲しい、と思っていたワインセラーも設置しました。スペースを広くとったこともあり、作業してもストレスを感じることはありません。住まい全体を視界に入れながら料理をする時間に、居心地の良さを実感しています」(奥さま)
「ダイニングのテーブルに腰掛けて、のんびりと外を眺めているひとときが特にお気に入りです。窓越しに虹をみたり、綺麗な月を眺めたりしていると、時間が過ぎるのを忘れてしまいます」(ご主人)
住まいとしての性能の高さがあるから日々の暮らしを楽しめる
暮らしはじめてから気づいた「良いところ」についてもお伺いしました。
「ふたりとも在宅勤務をすることが多いので、どこにいても仕事ができるような余白があって自由度の高い間取りが、とても役立っています。2階にふたりが仕事をするワークスペースを設けたのですが、お互いリモート会議もあるので、より仕事に集中できるよう工夫しているうちに、それぞれがその時々で、最も快適に感じるスペースで仕事をするようになりました」(ご主人)
「住まいとしての性能の高さにも驚かされています。特に断熱性。暑い時や寒い時もエアコンを稼働させれば、住まい全体が快適な温度に保たれます。窓からたっぷり太陽の光が入るので、冬はエアコンを稼働させなくても心地よく過ごせることが多いです。間仕切りが少ないこともあって、掃除も思っていたよりずっと楽にできるところも嬉しいですね」(奥さま)
白を基調にした室内には、家具類に加えて、おふたりが旅先で見つけてきた雑貨なども、余裕を持ったレイアウトで配置されています。まさにギャラリーのようなおしゃれさがありながら、住まいとしてのくつろげる雰囲気も感じさせる住まい。訪問するご親族やご友人たちからも、好評を博しているそうです。
庭にハーブの菜園を設けるなど、より快適に過ごすための計画もしているご夫妻。
「家としての性能がしっかりしているから、安心して自分たちの好みに合わせた住まいでの暮らしを楽しめています。『窓の家』にして良かったと思っています」と、おっしゃってくださいました。





























