
木の家 No.228
可変性の高さを活かして、その時々のライフスタイルに一番合った住まいにできる間取りにしました
木の家 | 2025.10.7
住宅街の丘の上に立つ「木の家」にRさんご一家が暮らし始めて約1年。カナダのトロントに住んでいた時、無印良品の店舗で出会った「木の家」が、ずっと印象に残っていたことがきっかけとなり、お子さまたちが成長されていくタイミングで「木の家」で暮らすことを決めました。ライフスタイルの変化を想定した間仕切りの少ない間取り、美しい景色を堪能するための大きな窓など「無印良品の家」の特長をフルに活かした住まいにまつわるお話を、ご夫妻に伺いました。
広島県広島市佐伯区にある「木の家」R邸は、見晴らしの良い丘の上に建つお宅。大きな窓から山を望む自然豊かな風景が見渡せる室内には、お子さまたちの楽しそうな笑い声がやわらかく響きます。

■建物概要
ご住所:広島県広島市佐伯区
竣工年月:2024年6月
延床面積:96.05m²(29.05坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま2人
カナダの無印良品の店舗で出会った「木の家」
Rさんご一家は、ご夫妻と就学前の二人のお子さまの4人家族。「木の家」で暮らし始めて約1年が過ぎました。
「とても満足度が高いです」。住み心地についてそう語ってくださるご夫妻が「無印良品の家」のことを知ったのは、ご主人の故郷、カナダのトロント市で暮らしている頃でした。
「無印良品の店舗がオープンしたので訪れた時に『無印良品の家』のことを知りました。こんな家に住めたらいいな、と感じたことを覚えています」
現在、海外で700以上展開している無印良品の店舗。そのひとつであるトロント店での「出会い」を振り返るご夫妻が、再び「無印良品の家」を意識したのは、日本に移住してから数年経ってからのことでした。
「当時暮らしていた集合住宅も気に入っていました。でも、ふたりの子どもたちが成長していくタイミングで、彼らがのびのびと過ごせて、長く暮らせる住まいへの引越しを考えるようになったんです」
そう語るご夫妻。当初はマンションの購入も視野に入れていましたが、お二人ともカナダで見て印象に残っていた「無印良品の家」への興味が勝りました。
「まずは、資料請求をしたり施工事例を見るなどして、雰囲気を確かめました。私たちも無印良品の家具を愛用しているので、それらを使ったシンプルで清潔感のある住まいは『やっぱり憧れるね』などと話しあっていました」
ひと目見て魅了されて、暮らすことを決める
そんなご夫妻は、担当から電話をもらったことをきっかけにモデルハウスの見学に。実物を見ることで、お二人はさらに魅力を感じました。
「ひとこと、綺麗だな、と。トロントでの『こんな素敵な住まいがあるんだ』という感動がそのままよみがってくるような感覚でした」(ご主人)
「他社を見学した際、マンションや一軒家の価格、住宅購入までの道のりを知る機会がありました。その後しばらくして無印良品の家を見学してからは他社と迷うことなく決めることができました。」(奥さま)
住まいの相談と並行して、おふたりは、土地探しもはじめました。お子さまたちが健やかに育っていけるような環境を最優先して、時間をかけて現在の土地を選びました。
「遠くに山を望める景色がとても気に入ったのと、ガーデニングができる庭の広さが気に入って決めました。
住み始めてから、ご近所の皆さまがとても良くしてくださっていることもあって、改めて『ここにして良かったな』と実感しています。住まいづくりの予算も想定内に収まったので、満足度は高いです」
そう語るご夫妻は、窓が大きくて「景色をより楽しめる」と「木の家」を選びました。
周辺の環境にも調和する住まいでの暮らしを満喫
「できるだけオープンにして、自由度の高い間取りに」
そんなコンセプトをベースにして、Rさんご一家の住まいづくりは進められました。
「子どもたちの成長などで、ライフスタイルもどんどん変化していくと思います。例えば彼らにプライベートな空間が必要になったら、本棚などを使ってゆるやかに仕切る。そんな風に可変性の高さを活かして、その時々に一番合った住まいにできるような間取りにしました」
ご夫妻の言葉通り、1階、2階ともに間仕切りの少ない一室空間の特長を活かした間取りで、細部にそれぞれの希望を組み込んだ「木の家」。その住み心地は、お二人とも、とても気に入っているそう。
「暮らしていると、無印良品らしくよく考えられた飽きのこないデザインだな、と感じます。以前から使っていた家具などもよく馴染んで、新たに加わった家具とも調和がとれています。動線が確保されているから、日々の生活でストレスを感じません。トリプルガラスの効果で外の音にわずらわされることもありませんし、子どもたちが家の中で遊び回っていても、ご近所に気兼ねすることがなくなったのも嬉しいです」(ご主人)
「住み心地が良いのでしょう。子どもたちも『おうちに帰ろうよ』なんて言うことが多くなりました。実際、断熱性能が高いので、外から入るとエアコンを切っていても、寒い日はほんのり暖かいし、暑い日は涼しい。とても過ごしやすい住まいだと思います。光熱費も前の集合住宅に比べてリーズナブルになりました」(奥さま)
奥さまのご両親がいらっしゃる際は、2階のオープンスペースにおいたソファーベットでお休みになってもらうとのこと。「いい家だね」とご両親からの評判も上々だと、お二人は嬉しそうに語ってくださいます。
「僕自身は、住まいの中から外の風景を見ることができるところが特に気に入っています。ダイニングの椅子に座って、大きな窓から山の景色を見るひとときは、本当に心地良い。天気の良い日の夕暮れ時には、全てが幻想的な紫色になるんですよ」
そうご主人が話すと、奥さまも話を継ぎます。
「家の表にある庭ではガーデニング、裏の畑では夏野菜や果物づくりを楽しんでいきたいな、と思っています。将来的には庭仕事用の小屋を建てたいな、なんてことも話したりしています」
美しい景色を楽しめるつくりで、周辺の環境にも穏やかに調和する。Rさんご一家はそんな「木の家」での暮らしを満喫されています。
「この家を選んで良かったと日々実感しています」
ご夫妻は最後にそうおっしゃってくださいました。
























