
木の家 No.226
「こんな住まいで暮らしたい」という夢が『木の家』でかないました
木の家 | 2025.6.3
住まい探しをする中で見つけた「無印良品の家」のモデルハウス。その明るく開放的な住まいに惹かれて「木の家」に住むことを決めたSさんご夫妻。お気に入りの家具をはじめ「心地よい暮らし」の方向性がはっきりしていていたから、デザインがシンプルで間取りの可変性が高い「無印良品の家」は、理想的だったと振り返ります。そんなご夫妻に、仕様やレイアウトなど随所に「S家らしさ」あふれる住まいができるまでのお話や、その住み心地についてお伺いしました。
大阪府豊中市の「木の家」S邸は、シンプルな色合いが閑静な住宅街の中で映えるお宅です。室内は大きな吹き抜けから住まい全体に日差しが入ってきて、明るく開放的。白を基調にした内装に、奥さまのお好きな北欧ブランドの家具やグリーンがバランスよく配置され、心がほっとする温かみのある空間になっています。

■建物概要
ご住所:大阪府豊中市
竣工年月:2024年1月
延床面積:84.04m²(25.42坪)
■ご家族構成
ご夫婦+子供2人
シンプルで明るい内装に惹かれ、性能の高さで決断
Sさんご家族はご夫妻とふたりのお子さまの4人家族。新しい住まいで暮らし始めて、もうすぐ1年が経ちます。
以前は集合住宅に住んでいたSさん一家ですが、お子さまの成長に合わせて、家族で快適に長く暮らせる住まいにと引越しを考えるようになりました。住まい探しをはじめたタイミングで、ご夫妻は「無印良品の家」のモデルハウスの存在を知りました。
「私が無印良品の製品が大好きなこともあって、興味がわいてきました。とにかく一度、見学だけでもしてみたいな、と思って夫を誘ったんです」
そう振り返る奥さまは、ひと目みて、そのシンプルで明るい内装がすっかり気に入ったそう。軽い気持ちで見学に赴いたご主人も、魅力を感じました。
「開放感のある室内がとても良かったし、木材を効果的に使っているところも住み心地の良さを感じさせました。断熱などの性能面に関しては、妻が事前にパンフレットなどで調べてくれていたのですが、担当の方からもお話を聞くことで、本当に安心して暮らせるなと実感できて、一気に心が傾きました」
デザインの秀逸さと性能の高さ。加えて、間取りの自由度と可変性の高さにも魅力を感じたというご夫妻は、その後、資金面の相談を経て、担当者にも相談しながら、土地探しを始めていきました。その過程で「自分たちが望んでいる暮らしができる」と感じられたので、他の住宅会社と比較検討することはなかったそうです。
「担当の方が、実際に無印良品の家に住んでいたこともあって、気になることを具体的に教えてくれたことが大きかったです。私たちが住むことを決めた土地も、坂の途中にあったのですが、適切に対応していただいたので安心感がありました」
そう語るご夫妻。「窓の家」にも魅力を感じていましたが、ご家族のライフスタイルにより合致した「木の家」で暮らすことを決めました。
大事にしてきた家具を活かした開放感のある空間づくり
「明るくて、どのスペースも活用されている開放的な住まいに」
住まいづくりは、そんなコンセプトをベースに家族の希望を組み込んでいく形で進んでいきました。
「最も気にしたのはキッチンでした。以前の住まいのキッチンが暗くてストレスを感じていたので、明るくて、料理中もみんなの様子が見えるようなつくりにしたくて、対面型のペニンシュラタイプのキッチンにしました。階段は木製にすることも考えたのですが、スペースを有効活用しつつ、室内全体に開放感が出るスケルトン階段にしました」(奥さま)
「2階は寝室とウォークインクローゼット、そして大きなフリースペースを設けました。子どもたちに家の中でものびのびと遊んで欲しいと願ってのことです。ただし、彼らが成長したら、間仕切りを入れて彼らの個室にできるようにもしました」(ご主人)
自分たちの好みに合致した家具がある程度そろっており「暮らしたいかたち」が明確だったおふたりだけに、個性的なアレンジも施しました。
「ダイニングはあえてキッチンから少し離れた場所に設けました。お気に入りの円卓で、窓がそばにある空間で食事がしたいという希望を優先したかったのです」
そう語る奥さまにご主人が言葉を継ぎます。
「インテリアアドバイザーをはじめとする担当の方々にも、プロの視点からアドバイスをいただきながら進められたので、満足度の高い住まいになりました」
家事導線はあえてこだわらないことで居心地の良い空間に
実際に暮らしだして驚いたことは、住まいとしての性能の高さ。
「断熱性能はひときわ高いですね。冬もエアコン1台で室内全体が快適に保たれていました。以前の住まいに比べて、光熱費もリーズナブルになっています。遊びに来てくれる親族たちも、室内の温かさに驚くことが多いですね」(ご主人)
温かく日当たりも良い住まい。そこで過ごす時間は充実しています。
「自分たちが心地よく感じる間取りを優先して、家事導線などは気にしすぎないようにしました。もともと段取りを考えながら体を動かすことが好きなんです。あと、何より住まい自体が気に入っているので、例えば、1階の洗濯機から洗濯物を持って、2階のバルコニーに干しに行くといった一連の動きも楽しみながらできています」(奥さま)
外に設置しているグリーンもみんなでもっと育てて「カーテン代わり」にすることを計画するなど、今の住まいでより楽しく過ごせるような工夫を楽しんでいるSさんご家族。
「これからも子どもたちの成長など、ライフスタイルの変化に合わせて間取りなども変化していくはずですが、どの時代でも、明るくて開放感のある『心地よい住まい』であり続けるだろうなと思います。『こんな家で暮らしたい』という夢が『木の家』でかなったと思っています」
ご夫妻は最後にそう語ってくださいました。
























