
木の家 No.224
居ながらにして自然を感じられる『リラックスできる住まい』になりました
木の家 | 2025.3.18
お子さまの小学校入学をきっかけに「木の家」で暮らすことを決めた30代のSさんご夫妻。戸建てかマンションかに始まり、「無印良品の家」を選び、家を建てるタイミングを決め、間取りを考えていく……。一連の「家づくり」に向き合っていくことで、ご家族の「ライフプラン」を明確にすることができたと振り返ります。そんなご夫妻に、お互いの希望や好みを随所に反映させた住まいが完成するまでのお話に加えて、その住み心地について語っていただきました。
広島市にある「木の家」S邸は、グリーンのシックな色合いの外壁が住宅街にひときわ映えるお宅。白を基調とした開放感のある室内と庭をつなぐ大きなウッドデッキも印象的です。
Sさんご一家は30代のご夫妻とお子さまの3人家族。「木の家」で暮らし出してもうすぐ1年になります。

■建物概要
ご住所:広島県広島市
竣工年月:2024年3月
延床面積:81.97m²(24.79坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人
開放感のある住まいでのびのび暮らしたい
それまで集合住宅にお住まいだったSさんご家族ですが、お子さまの小学校進学が大きなきっかけとなって「木の家」に住むことになりました。
「広島で長く暮らしたいという思いもあり、家探しを始めました」と振り返るご夫妻ですが、当初は、ある程度時間をかけて選んでいくつもりだったそうです。
「はじめの頃はマンションも検討していましたが、ほどなく戸建てにポイントを絞りました。マンションに求めていた『駅近』の便利さよりも、間取りの自由度が高く、開放感のある戸建てでのびのび暮らしたい、という気持ちが勝りました」
そう語るご夫妻。住まいの候補の中には「無印良品の家」が入っていました。
「通勤の途中にモデルハウスを見かけていたんです。もともとアウトドアが好きなので、ウッドデッキのある家がいいなと考えていたので、ずっと気になっていました」というご主人が誘う形で、ご夫妻はモデルハウスの見学に行きました。
「明るい家だな、という第一印象でした。吹き抜けがあって開放感があるところも、ウッドデッキが室内と外をゆるやかに繋げるイメージも良かったです。性能面も含めて『長く暮らせる住まい』というコンセプトで統一されている家だと感じました」
ご主人の言葉に、奥さまも頷きます。
「私の第一印象は『かわいい』でした。白を基調としたシンプルな内装を見ていると、飽きることなく快適に暮らせる住まいであることが伝わってきて、自分たちだったらどんな間取りにするか、といったイメージも湧いてきました。他の候補の住宅では得られなかった感覚だったので、大きく気持ちが動きました」
講座に参加することで「家づくり」を決断
好印象を抱いたご夫妻は、さらに「家づくり相談会」にも参加し、「無印良品の家」での家づくりについて理解を深めていきました。
「住まい探しを時間をかけて進めていく気持ちは変わっていなかったのですが、講座でお話を聞いているうちに『子どもが小学校に入学する今が、長い目で見れば最高のタイミングだろう』と、考えるようになりました」
そう語る奥さまに、ご主人が話を継ぎます。
「気になっていた資金計画について相談に乗ってもらえたことも大きかったですね。『家づくり』を中心に据えながら、それまで漠然と考えていた家族のライフプランが明確になっていきました。自分たちの『これから』の全体像が明確になるにつれて、長く暮らせる住まいとしての『無印良品の家』の存在が欠かせないものとなっていきました」
「今、住まいをつくろう」と気持ちを固めたお二人は、本格的に家づくりについて検討をはじめるようになりました。並行して進めた土地探しも、ほどなくして希望にかなった場所が見つかったご夫妻。ご家族のライフスタイルにも合った「木の家」での住まいづくりを決めました。モデルハウスの見学から約2ヶ月というスピード感のある決定でしたが、ご自身たちのペースで考えていけたので、十分に納得した上で決めることができたそうです。
家のどこにいても家族の気配を感じられる住まい
「一室空間の特長を活かした開放感のある住まい」
家づくりは、そんな大きなコンセプトをベースに細部を決めていく形で進めていきました。
「階段の位置や、2階の間取りなど結構悩みました。モデルハウスをベースにフリースペースなどを設けて可変性も考慮しました」
「キッチンや床材の材質も清潔感があって飽きのこないデザインを意識して選んでいきました」
室外に関してもご夫妻の考えを反映させました。
ウッドデッキに関してはご主人の希望をもとに大きめのものを、外壁は奥さまの好みをもとにグリーンを選択。実際に完成した住まいを見るなどして、検討した末に決めましたが「悩んだ部分も含めて、どこもいい感じになったと思います」とご夫妻は語ります。
おふたりは、実際の住み心地も「とても気に入っています」と口を揃えます。
「日光がたっぷり入るので、とにかく明るく心地よい住まいだと感じています。キッチンの背後には低めのユニットシェルフにして窓を設けるなど、彩光を意識しました。断熱性能が高いので、真夏の昼間でも室内は快適な温度に保たれているところにも驚かされました。吹き抜けがあるので住まい全体のつながりが生まれ、開放感のある雰囲気になりました。なので、家の中にいると子どもが遊んでいる様子も感じられて、安心して家事なども行えています。玄関をはじめ、たっぷり確保した収納スペースにアウトドア用品をはじめとした持ち物を片付けられるので、居住空間が広々としているところも気に入っています」
ウッドデッキを活用してバーベキューも楽しんでいるそう。
「自然を家にいながらにして感じられるところが、本当に良かったと思っています。自分たちが望んでいた『リラックスできる住まい』をつくることができました。『無印良品の家』にして良かったと思っています」
ご夫妻は最後にそう語ってくださいました。
























