木の家 No.218
私たち夫婦の「これから」を考えた住まいになりました
木の家 | 2024.11.19
岡山県の吉備中央町にある「木の家」O邸は、周辺の里山の風景に調和した外観がひときわ印象的なお宅。家具などの色調を統一させた室内は、落ち着いた雰囲気であると同時に、ご夫妻のセンスの良さを感じさせます。
ご夫妻が愛犬とともに「木の家」で暮らし始めて3年が過ぎました。その住み心地には「満足しています」と語ります。
「子どもたちが成長して、独立する時期も近づいてきたタイミングで、自分たち夫婦の住まいを新たにつくりたいと相談するようになりました」
家づくりのきっかけを、そう振り返るご夫妻。ちょうどその頃、ご主人のご実家の土地利用の話もきたのだそう。都市部にはない穏やかな環境は、お二人にとって魅力的に感じられました。
「ある程度、歳を重ねてきたことで、賑やかな場所ではなく、静かな環境で暮らしたいと考えるようになりました。そんな土地で、休みの日に室内でのんびり過ごせる、居心地の良いコンパクトな戸建てに住みたいな、と考えたんです」
ご夫妻を「無印良品の家」のモデルハウスへ誘ったのは、当時大学生で同居されていた娘さんでした。
「住宅展示場の見学に行った際に、そちらにも行ってみようと提案してくれました。予備知識もなく訪問したのですが、シンプルなデザインで明るく、開放的でいいな、と感じました」
好感を持ったご夫妻は、資金計画の講座に参加することをその場で決めます。
「とは言っても、家づくりに関してまだ本格的に考えてはいませんでした。ですが、実際にファイナンシャルプランナーさんにアドバイスしてもらうことで、資金計画も明確になって気持ちが変わりました。講座に参加するまでは、正直、資金面に関しては不安もありましたが、『なんとかなるかも』という思いを夫婦で共有できたことで、一気に家づくりが現実的になりました」
そう振り返るご主人、そして奥さまにとって、住まいの第一候補は「無印良品の家」でした。学生時代から無印良品の製品を愛用していた、という奥さまが理由を語ってくださいました。
「一番は、窓の大きな家に住みたい、という昔からの夢を実現できると感じたことです。加えて、家としての性能が高いところも大きかったです。トリプルガラスを採用することで、断熱性能が確保されているし、SE構法による耐震性の高さもある。ここだったら安心して、長く暮らしていけると感じました」
他と比較検討はしなかったというお二人ですが、その後、入居者宅見学会などに積極的に参加し、ホームページの施工事例にも目を通すことで「無印良品の家」への理解と、実際の暮らし方のイメージを深めていきました。十分に納得した上で、自分たちのライフスタイルも考慮し「木の家」を選択しました。
「私たち夫婦の将来を考えた間取りになるよう意識しました」
そう語るご夫妻。新しい住まいには、ストレスなく長く暮らせるような工夫を随所に凝らしました。
「最も気を配ったのは、1階にベッドを置けるようなフリースペースを設けたことです。歳を重ねてどちらかが2階との行き来がしづらくなる可能性を考慮しました。階段も万が一、転倒した際に怪我のリスクを少しでも減らすために、途中に折り返しをつけました」(奥さま)
「ソファやダイニングテーブルなども、二人での生活に合わせたちょうど良いサイズのものにしました。住まいの安全性を事前に理解していたので、間取りやインテリアの配置などに心置きなく集中することができました」(ご主人)
検討を重ねながら完成した住まい。実際に暮らしてみて、予想以上に良かったところも多いとご夫妻は語ります。
「驚かされたのは断熱性能の高さです。エアコン一台で快適に過ごすことができます。特に冬はこの地域は冷え込むのですが、室内では寒さを感じたことがありません。風通しも良いので、気候の良い時期は、窓を開けると外の風が住まい全体に行き渡って、心地よいですね」(ご主人)
「窓からたっぷり自然光が入ってくるところや、そこから見える四季折々の風景が大好きです。室内にいると適度に人の気配を感じることもできる。ふたりの子どもたちが遊びに来ているときには、家事をしていても彼らの声が聞こえてくるので、気持ちが落ち着きますね」(奥さま)
お気に入りの住まいを快適に保つことも、楽しみながら続けています。
「部屋の中をすっきりした印象にしたいので、キッチン周りは調味料の瓶なども使い終わったらしまうようにしています」(奥さま)
家の前の人通りは多くないのですが、庭に柵を設けたので、窓を開けるときも以前より気兼ねなく過ごせるようになりました」(ご主人)
「木の家」での暮らしを満喫されているOさんご夫妻。最後に「無印良品の家」での住まいづくりを考えている方々に向けてメッセージをいただきました。
「私たちのように子どもの独立後の暮らしを考えて戸建てを考える方もいらっしゃると思いますが、間取りの可変性と住まいとしての性能、いずれもが高いので、おすすめできます。担当の方々も丁寧に相談に乗ってくれるので、資金面も含め、気になる点はどんどん質問しながら家づくりを楽しまれると、良い住まいが完成すると思います」