木の家 No.216
庭にも自然につながるような開放感のある住まいで、心地よく過ごせています
木の家 | 2024.9.3
愛知県豊川市にある「木の家」I邸は、シンプルな外壁がひときわ住宅街で映えるお宅。光がたっぷり差し込む室内は、明るさと開放感があります。Iさんご家族はご夫妻と就学前のお子さまの3人家族。「木の家」に住み出して2年が過ぎました。
それまで賃貸住宅にお住まいだったご夫妻が引っ越しを考えるようになったきっかけは「コロナ禍」でした。
「夫婦ともども外出する機会が極端に減ったので、休みの日がちょっと暇だったんですよ。快適な家で落ち着いて暮らしたい、という話はしていたので、このタイミングを活用して、家について学んでみようと考えたんです」
そう振り返るご夫妻は、以前から「無印良品の家」のことは知っていて、好感を持っていたそう。早速ホームページを見て「家づくり相談会」に参加しました。
「話を聞いてみよう、くらいの気持ちでしたが、すっかり魅了されました。中でも住まいとしての性能が高いことがいいなと思いました。太陽などの自然の恵みをふんだんに採り入れる『パッシブデザイン』の考え方などは、とても共感できるところがありました」(ご主人)
「シンプルでおしゃれなデザインがいいな、と最初に思いました。その上で、私も性能面に魅力を感じました。東北出身で若い頃に東日本大震災を経験したこともあり、SE構法を採用することで、高い耐震性を持たせていることを知って、この家だったら安心して暮らせるだろう、と感じました」(奥さま)
家づくりを真剣に考えるようになったご夫妻は、その後もホームページなどを活用しながら情報収集を続けていきました。当初は賃貸も視野に入れたそうですが、「長く住める戸建てに住みたい」というお互いの意思を確認して、ご主人のご実家にも近いエリアで希望に叶った土地を見つけました。
その上で、よりご家族のライフスタイルに合う「木の家」を選択。他の住宅会社と比較することはありませんでしたが、担当者たちとのやりとりをしていたので、十分に納得して「木の家」での家づくりに取り組みました。
家づくりで意識したことは、外部と適度につながる開放感と、家族が心地よく過ごせるような余裕のある内部の間取りでした。
「1階は一室空間の特徴を活かした広い空間に、2階は可変性を活かした間取りにすることを優先しました。また、北側に道路があるという土地の条件を生かして、南側にプライベートな庭の空間を広く取ることも意識しました。建物の位置などを調整したり、広めのウッドデッキを設けたりすることで、室内と外がスムーズにつながるように工夫しました」(ご主人)
「家族で一緒に食事の支度をできるようなスペースにしたいと考えて、アイランド型のキッチンを選びました。行き止まりのない(回廊)動線にしたことと、ダイニングテーブルを置いたことで、ストレスなく料理や食器の受け渡しなどができています。キッチンの背後の壁もすっきりと収納ができるように家具を配置しました」(奥さま)
そのほかにも浴室暖房をはじめ各所にご夫妻の希望を組み込んで完成させた「木の家」。その住み心地はお二人とも満足されています。
「年間通して、快適な居住環境が保たれているところに、性能の高さを実感しています。2階のスペースで、ストレスなくリモートワークもできます。オール電化にしたこともあり、光熱費は安く抑えられていると思いますよ。晴れた日には子どもと一緒に遊んだり、観葉植物を日光に当てたりと、庭も有効に活用できています。料理をする際にはキッチンが使いやすいので楽しいひとときになっています」(ご主人)
「住まい全体が開放感があるところが心地よいですね。天気の良い日はカーテンを開けて明るい部屋の中で過ごしていますが、断熱性能が高いので、室内は季節による暑さや寒さに影響されることがありません。予想以上に便利だったのは、無印良品の製品が使いやすいところ。サイズがフィットするので、子どもの持ち物などが増えても収納アイテム選びに苦労することがありません」(奥さま)
今後は、お子さんが遊べるような遊具を置いたり、庭でバーベキューをしたり、ご主人のご両親を招いてのホームパーティなどもできるようにしたい。楽しそうに語るご夫妻は「木の家」での暮らしを満喫していらっしゃいます。
「どんな家にしたいか、というイメージを担当の方々のアドバイスも参考にしながら、よく考えることができたと思います。社会全体が行動に制限をかけざるを得ない時期での住まいづくりだったので、ホームページの施工事例をはじめとする、ウェブで得られる情報も大いに活用しました。その結果、長く暮らしていきたいと感じられる住まいになりました。『木の家』にして良かったと思います」
最後にご夫妻はそうお話ししてくださいました。