木の家 No.213

寒い時期でも家の中全体が暖かく保たれています

木の家 | 2024.8.6

青森県十和田市にある「木の家」N邸は、緑の多い周りの環境に調和した色合いの外壁が印象的なお宅。室内は白を基調に無印良品の収納アイテムを効果的に使っており、清潔感と開放感が共存しています。

■建物概要
ご住所:青森県十和田市
竣工年月:2021年12月
延床面積:108.47m²(32.81坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

Nさんご家族はご夫妻と就学前のお子さまの3人家族。「木の家」で暮らし出して3年が過ぎましたが、お子さま含めてとても気に入っているそう。今回はご家族を代表してご主人にお話をお伺いしました。

以前は集合住宅にお住まいだったご夫妻は、お子さまを授かったことを契機に、快適に暮らせる住まいに引っ越すことを具体的に考えだしました。

無印良品の家」のことを先に知ったのは奥さまの方でした。
「家探しを始めたところで、妻が八戸にあるモデルハウスへの見学に誘ってくれました。私はそれまでは無印良品が家を手がけていることも知らなかったのですが、無印良品の製品はいくつか愛用していたので興味を持ちました」

そう振り返るご主人。早速、連れ立って見学に行き、ご夫妻そろって魅了されました。
「明るくて綺麗だなあ、という第一印象でした。開放感があるところも良かったし、可変性が高いところにも好感を持ちました。シンプルで飽きのこなさそうなデザインもあいまって、長く暮らせるのでは、と夫婦で話し合いました」

好印象を抱いたお二人は、家づくり相談会などにおもむいて詳しい話を聞き、さらに入居者宅見学会に参加するなどして、「無印良品の家」への理解を深めていきました。

断熱性能など住まいとしての性能の高さが魅力的でした。実際にお住まいの方の家を見学することで、自分たちの暮らし方もより具体的にイメージすることもできました。夫婦そろって気に入っていたので、モデルハウスを見てからは、他の住宅メーカーとの比較検討もしないまま『無印良品の家』に決めました。他の情報にわずらわされることなく、予算から仕様に至るまで集中して取り組みたいと考えたからです」

十分に納得した上で「無印良品の家」に住むことにしたご夫妻。ご家族のライフスタイルにより合っている「木の家」を、奥さまのご実家の敷地内に建てることを決めました。
家づくりは「開放感と可変性」という特徴を活かしつつ、随所にご夫妻の希望を組み込んでいく形で進めていきました。

「間取りには時間をかけたと思います。担当の方が作ってくれたいくつかの設計図をベースにしつつ、自分たちでも間取り図を描きながら決めていきました。2階は間仕切りを少なくしつつ、将来的に子どもの個室を作ることも考慮した間取りにしました

1階は開放感に加え、家事や生活全般の動線を確保することを意識しました、特に気を配ったのはキッチンです。妻の希望を反映したモデルを選び、料理中でもリビングにいる家族の様子がわかるようにしました。対面式なので、出来上がった料理をすぐに皆で食べられるところも、とても気に入っています」

実際に暮らすことで、予想を超えて良かったと感じたところも数多くあるそうです。

「妻ともども、吹き抜けの効果で家全体に開放感があって心地よく過ごせるところが気に入っています。断熱性能も高いので、一年を通じて快適な温度の中で暮らせています。冬の暖かさにはひときわ驚かされていますね。特に寒い時期でも、1階のエアコンに加えてオイルヒーターを使うことで、2階の寝室でも寒さを感じることなく過ごせるんですよ。室内の風通しも良いので、夏は室内全体を涼しく保てています。年間を通して光熱費もリーズナブルにおさまっている印象です」

奥さまのご両親をはじめ訪問する方々も、断熱性能の高さと開放感のある間取りに驚くことが多いそう。

家づくりの際に暮らしやすさを考慮した工夫の数々も役に立っています。
「細かなところですと、コンセントの位置は担当の方々のアドバイスも参考にしながら気を配ったことで、電化製品全般をどこにいてもストレスなく使えています。家で仕事をする時も集中して取り組めます」

開放感ある間取りを活かすために、収納も工夫しています。
「妻も以前から無印良品が好きだったこともあり、収納アイテムを中心に『無印』を多用しています。デザインだけでなく、サイズなどの規格も統一されているので、シンプルですっきりとした印象になっているのでは、と感じています」

今後、お子さまの成長に合わせて部屋のレイアウトを変えることも視野に入れながら、日々の生活を楽しんでいるNさんご家族。
「休みの日は、リビングでのんびりしていることが多いですね。そんな時に子どもが家の中を全力で走り回ったりしていると、『木の家』にして良かったなと感じます。天気のいい日には窓越しに八甲田山が見えるこの家で、家族で長く暮らしていきたいと思っています」

お子さまと一緒にソファに座りながら、ご主人はそう語ってくださいました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます