木の家 No.203
移り変わる外の様子を、窓越しに見て過ごす時間が好きです
木の家 | 2023.9.5
長崎県西彼杵郡にある「木の家」A邸は、モノトーンの外壁が、緑も多い住宅街でひときわ映えるお宅。室内は、白を基調に、床材や柱、家具の木目がアクセントとなって、明るいトーンの中に落ち着きを感じさせる雰囲気で統一されています。
Aさんご一家は、ご夫妻と二人のお子さまの4人家族。「木の家」で暮らし出してもうすぐ2年になります。以前は、同じエリアの集合住宅で暮らしていたご家族ですが、お子さまたちが就学したことなどを契機に、「長く快適に暮らせる住まい」への引っ越しを考えるようになりました。
「無印良品の家」のことを、先に知っていたのは奥さまでした。「素敵だな」と思って、資料請求もしたそう。興味を持ったご主人も一緒になって、「無印良品の家」のホームページの『住まいの実例』など、インターネットでの情報収集も始めました。
「私は、デザインの良さに惹かれました。窓が大きいところやスケルトンの階段がおしゃれだなと。入居者の方の間取りを見ながら、自分たちだったらこんな風にしたいなとイメージしたりもしていました」
と語る奥さまに、ご主人も言葉を継ぎます。
「僕は、性能面に魅力を感じました。断熱や遮音、耐震性能の高さに、こんな住まいだったら心地よく暮らせるだろうなと思いました」
他の住宅会社と比較検討しながら、デザインと性能の両面で満足できる「無印良品の家」に、お二人の気持ちは傾いていきました。そんなタイミングで、希望に合った土地が見つかりました。
「子どもたちが通っている学校の学区内で、ちょうど自分たちが探していた条件に合致した土地が見つかったんです」(ご主人)
家づくりが本格的に始まるのと前後して、ご夫妻は「無印良品の家」のモデルハウスを訪れます。
「偶然、モデルハウスが近くにできたことを知って訪問しました。その段階で、『無印良品の家』にしたい、という気持ちがかなり強くなっていたのですが、担当の方の丁寧な対応も相まって、『この家だったら安心して長く暮らせる』と気持ちが決まりました」(奥さま)
「妻とも相談していたので、担当の方とも最初から具体的な話をしたように覚えています。性能面の説明を改めて聞くことで、信頼感が大きくなりました。正直にいうと、僕自身は住まいへのこだわりはあまりなかったのですが、妻がここまで気に入っているなら、私たち家族にとっていい住まいになるに違いない、と感じました」(ご主人)
ご家族のライフスタイルなども考慮した結果、ご夫妻は、最終的に「木の家」に住むことを決めます。土地が見つかってからは、スピーディーに話を決めていきましたが、それまで検討を重ねていたこともあり、十分に納得しての決断でした。
お二人の住まいへの希望は、明確でした。「子どもたちがのびのび過ごせる広さと、明るい雰囲気のある住まい」。この基本コンセプトをベースに詳細を決めていきました。
「家事がスムーズに行えるように、動線を考慮した上で、キッチンには食洗機を設置し、2階には洗濯物を室内で干せるスペースを設けました。あと、すっきりとした雰囲気を保ちたかったので、キッチンや玄関の収納部分には、間仕切りの扉をつけました」(奥さま)
「仕事のみならず、趣味の時間も楽しめるような空間があればいいなと考えて、ウォークインクローゼットと繋がる形でワークスペースを設けました」(ご主人)
そのほかにも憧れだったスケルトン階段を盛り込むなどして、完成した「木の家」。暮らしはじめて1年半が経ちましたが「家族全員、満足して過ごしています」とご夫妻は声をそろえます。
「性能の高さを実感しています。特に断熱性能には驚かされています。夏の暑い時期も、冬の寒い時期も快適な温度に保つことができています。光熱費も以前の住まいと変わらないので、リーズナブルに抑えられていると思います」(ご主人)
「リビングで過ごす時間が好きです。日中や夕方、晴れた日や雨降りの日など、移り変わる外の様子を、窓越しに見ながら過ごせるところが、とてもいい。気候の良い季節には、テラスにキャンプ用のテーブルなどを持ち出して、外でご飯を食べたりするのも楽しいです」(奥さま)
建物そのものにも満足されていますが、趣味のアイテムを収納する棚をDIYしたり、テラスにハンモックを設けてゆったりとした時間を過ごしたり、家庭菜園をして実ったものを食したりと、この家を建てたことで、暮らしを思いっきり楽しまれていました。
お子さまたちが成長された際には、プライベート空間を作ることも考慮しながら、より心地よく過ごせるようなアレンジも行っているそう。
「吹き抜けを活かして、大きなもみの木をクリスマスに飾ってみようか、なんて夢を話して、家族で笑ったりもしています。『木の家』にして良かった、と思っています」
ご夫妻は、笑顔でそう語ってくれました。