開放的な吹き抜けが素敵だとよく褒められます

木の家 | 2023.7.4

ビビッドなブルーの外観が目を引く「木の家」I邸。真っ白いドアが青とのキレイなコントラストを描き、素敵なアクセントになっています。ご夫婦はこの家に住んで1年半が経ちました。

■建物概要
ご住所:埼玉県所沢市
竣工年月:2021年9月
延床面積:101.02m²
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま3人

以前は社宅に住まわれていたご夫婦。社宅の退去期限が数年後に決まっていたため、家探しをゆるやかにしていました。そんななか奥さまがSNSを通じて「無印良品の家」を知ったのが約6年前。ご夫婦で見学会に参加します。

「当時は予算的にも建売住宅を検討していたので注文住宅なんて手が届かないと思っていました。でも見学して『木の家』の外観の特長と、雑然としていてもナチュラルかつシンプルに決まる内装の格好よさにメロメロになっちゃったんです」と奥さまは笑って振り返ります。

注文住宅で建てるなら絶対に「無印良品の家」にしたいという前向きな思いがあった一方で、予算の都合上、一旦は建売住宅を中心に検討。社宅の退去期限と上の子の小学校入学も迫るなかで、他のハウスメーカーにて建売住宅の購入を進めていきます。

「でも『一生に一度の大きな買い物なのにこれでいいのか』と夫婦で納得できなくなってやっぱり建売はやめました。その気持ちの大きな動きがあって、最後に商談申し込みと併せて『体験@無印良品の家』に参加。そこで『やっぱりここしかない』と思って退去期限までに建てたい相談をさせていただきました。土地の目途もついていない段階から丁寧に相談に乗ってくださり、そこからとんとん拍子で話が進んでいきましたね」(奥さま)。

もともと社宅があった場所でもあり、お互いの勤務地に通いやすいということで土地探しは所沢で検討。ご夫婦ともに出身地でもなく縁もゆかりもない土地ではありますが社宅に住んできた経験から子育てのしやすさを実感してきたことも大きな決め手です。

こうして悩みながらも自分たちの納得する「木の家」を選んだご夫婦。その後はスピード感を持って土地も決まり、家づくりがスタートしました。

奥さまがこだわったのは家事育児と仕事を両立できるような動線です。キッチンには家事の時短のために海外製食洗機の導入は必須条件でした。2階は寝室と浴室をつなげたので、寝室から起きて洗濯物を取り込むなどをこなした後にお子さまたちを起こすというスムーズな動線が確保できています。また家づくりの段階から在宅勤務になっていたのでキッチン隣にはワークスペースを設置。

「ウェブ会議の際にも背景にモザイクをかけたくないくらいの自慢の家なので仕事仲間にも家の中を画面上で見てもらえて嬉しい気持ちです。この家に引っ越してから自分の大好きな家で働く素晴らしさを実感しました。人を呼ぶ機会も増えましたが、初対面の方からも吹き抜けが素敵だとよく褒められます」(奥さま)。

ご主人は陽当たりにこだわりました。陽当たりのためにプランも10回以上変えたことを振り返ります。

「社宅のマンションは窓も大きく、陽当たりもよくて暖かい家でした。戸建てでそんな環境は難しいと思っていましたが家づくり相談会の段階から担当者の方から『できますよ』と言っていただけたので安心していました。さらにプランを作る段階では、時間ごとの陽の入り方を細かくシミュレーションしていただくなど、疑問点や確認したいことはすぐに対応してもらえたので心配なく家づくりができました」(ご主人)。

実際に住んでみると陽当たりのよさは抜群。冬場は暖房をつけなくてもお子さまたちが上着を脱ぐほど暖かい環境です。天気がいい日では室温が15℃ほどでも陽当たりによって家の中でしっかり暖かく感じているため、窓から入る太陽光の力に驚いているんだとか。

ご主人がこの家で好きなのは、夜にお子さまたちが寝てからテレビの前に座ってお酒を飲みながらテレビを見る時間です。奥さまは朝起きてカーテンを開けてから、吹き抜けの手すりにもたれながら外の景色を眺めたりぼーっとしたりする時間を気に入っています。

「社宅に住んでいた際には子どもの数に対する部屋数の少なさを心配していましたが、この家は可変性があるので今後の子ども部屋に関しては特に不安はありません。住んでから1年以上経った今、住み心地には本当に満足しています。今は電気代が高騰していますが、他の家に住んでいたらもっと電気代がかかっていると実感します。今はオール電化なのでランニングコストの良さも感じていて電気代は全然安いと思います」(奥さま)。

今後はお子さまたちが夏場にプールなどで遊べるようにウッドデッキの設置も検討しているご夫婦。「この家に住んでから興味を持って育てるようになった植物をもっと勉強して増やしていきたいです。仕事で疲れたときに、この家に緑があることがとても癒されていたので、もっとこだわっていきたいですね」と素敵な笑顔でこれからの住まいを語ってくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます