木の家 No.200
憧れだった「吹き抜け」のある明るい住まいで、心地よく暮らせています
木の家 | 2023.4.18
愛知県豊橋市の「木の家」T邸は、シルバーを基調にした外壁と、木製の塀やウッドデッキの落ち着いた雰囲気が印象的なお宅です。室内も白を基調にした内装や家具類と、床材が、清潔感のある調和を見せていて、心地よさを感じさせます。
Tさんご家族は、ご夫妻と、小学校と幼稚園に通う2人のお子様の、4人家族。「木の家」に住み出して3年が経とうとしています。
以前は、集合住宅に住んでいたTさんご一家。「4人で暮らすには少し手狭に感じてきていました」というご夫妻は、ちょっとした「きっかけ」で、引っ越しを具体的に考え出すようになります。
「引っ越しするなら、長く快適に暮らせるところにしようと考えて、駅や、子どもたちの学校にも近いところに建てたいな、と土地を調べはじめたら、すぐに条件に合致したところが見つかったんです。でも、タッチの差でその土地が売れてしまったんです」
当時のことをそう振り返るご夫妻。残念に感じたものの、一度、真剣に考え出した「引っ越し」への思いはかえって強くなり、土地探しを続けながら、住まい探しも本格的に始めるようになりました。
当初から「無印良品の家」は、候補のひとつに入っていました。
「私は10年くらい前から『無印良品の家』の存在を知っていました。モデルハウスを見学して、シンプルなデザインがいいな、と感じた記憶があったので、今回も一度、家族で見に行こうと考えました」
と語る奥さまがご主人を誘って、家族連れ立って「無印良品の家」を見学しました。
ご主人にとっては初めての「無印良品の家」でしたが、すぐに好感を持ちました。
「すごく気に入りました。デザインの良さが魅力的でしたし、一室空間の開放感も心地よさそうでした。太陽の光や熱をはじめとした自然の恵みを活かした『パッシブデザイン』のコンセプトも、とてもいいな、と思いました」
そう語るご主人も一緒になって、「家づくり相談会」に参加、さらにホームページなどで情報収集も始めるようになりました。
「入居者宅見学会にも、何軒か参加しました。どのお宅もきれいにされていて『自分たちには、とてもじゃないけどできない』なんて感じたりもしましたけれど(笑)、実際に暮らしていらっしゃる方々から直接お伺いするお話は、とても参考になりました」(奥さま)
「家づくり相談会では、資金計画も相談することができました。同時に、性能面などに関する詳細な説明をしてもらえたことで、安心して長く暮らしていける住まいだ、という信頼感が生まれましたし、価格面も含めて『納得のいく住まい』だと思うようになりました」(ご主人)
タイミングよく、ご家族にとって理想的な土地も見つかったご夫妻は、他の候補とも十分に比較検討した上で、「木の家」に住むことを選択しました。
「間取りなどは、比較的スムーズに決まったと思いますが、細かな仕様に関しては、最後まで悩みました」
そう語るご夫妻。2階に広いウォークインクローゼットを設けるなど、収納のスペースをしっかり確保した上で、吹き抜けを効果的に使って開放感のある間取りを実現しました。
奥さまの好みもあり、壁や天井は白を基調にしましたが、床材の色はご夫妻の意見を出し合って、時間をかけて決めていただいたそうです。
「私は白、夫は濃い色と希望が分かれて、その中間を選んだ形になりました」
と笑う奥さま。そのほかにも、棚の設置位置や、土間のサイズなど、それぞれの希望を盛り込みながら、生活動線や家事動線にも気を配った住まいにしました。
細部に至るまで、家族が長く暮らせるように、という思いを込めて完成した「木の家」。実際の暮らし心地も良好のようです。
「私自身の憧れでもあった『吹き抜け』のおかげもあって、家全体が明るいところが、子どもたちともども気に入っています。
寒い季節でも、家の中がほんのりと温かいところもいいですね。断熱性能が高いので、光熱費もリーズナブルに抑えられていると思います。あと、夫婦で働いていることもあって『家事を楽にできる住まい』にすることも意識したのですが、それも実現できていますね」
奥さまの言葉に、ご主人も話を続けます。
「キッチン周りも使いやすいので、私もよく料理をするようになりました。この前作ったローストビーフは家族に好評で、嬉しかったです(笑)。あと、休みの日には、庭でバーベキューも楽しんでいます。広めのウッドデッキがあるので、気軽に外での時間を過ごせるところが気に入っています」
定期的に「断捨離」をするなどして、家族4人が心地よく過ごしていけるようなアレンジもしながら、「木の家」での暮らしを楽しんでいるTさんご家族。
「コロナ禍にも十分に配慮しつつですが、これからは、遠方に住んでいるそれぞれの両親にも来てもらおうと考えているんです」
ご夫妻は笑顔でそう語ってくれました。