みんなに自慢できる家が欲しかったので、その理想が叶いました

木の家 | 2022.2.22

均整のとれたシルバーの外壁にウッドフェンスの茶色やポストの黄色が映える「木の家」Y邸は、埼玉県所沢市にあります。ご家族はこの家に住んで1年が経過しました。

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■建物概要
ご住所:埼玉県所沢市
竣工年月:2021年3月
延床面積:116.9m²(35.36坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

ご夫婦が「無印良品の家」を知ったのは、SNS上の広告。その後、家を建てる話が進んでいく中で他のハウスメーカーと並列して検討していきました。そして久喜店のモデルハウスを見学へ。

「前に住んでいた賃貸マンションは日当たりの悪さと狭さが嫌だったので、広くて明るく、子育てがしやすい一戸建てを求めていました。モデルハウスを初めて見たときは、無機質でインパクトの大きな外観と温かみのある室内のギャップが印象的でした」(ご主人)

奥様は「子どもが大きくなってもリビングにみんなで集まって一緒の空間を過ごせる家」を希望していました。「どこにいても誰がいるのかわかる家が理想だったので、壁がないオープンな空間というのは抵抗がありませんでした」と当時を振り返ります。

モデルハウスを見学した時点で、他ハウスメーカーも検討中でしたが、ご夫婦の中では「木の家」は即決だったそうです。

「その住宅ハウスメーカーで『無印良品の家』のような家に住みたいと希望を言っていました。それだったら別に他の住宅メーカーにする必要はまったくなく、『無印良品の家』にするべきですよね(笑)。今思うと、どの住宅メーカーを見学したとしてもこの家に決めていたと思います」(ご主人)

こうしてご夫婦は、それぞれの理想の家ピッタリだった「木の家」に住むことを決めました。

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プランニングを進める上でご夫婦が考えていたのは「子育てがしやすい家」です。

「まだ1人ですが、子どもが3人できてもそれぞれに個室を与えたいと考えていました。今、子どもはよくオープンスペースで広々と遊んでいます。このスペースはたっぷり取ったので、いつか新たな子ども部屋に分けることもできます。玄関土間の広さにもこだわり、奥のちょっとした物置スペースにはベビーカーなどが置きやすいようにしました。また玄関土間の真ん中に壁をつけたので、複数の人が同時に靴の脱ぎ履きができる動線も実現しました」(ご主人)

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キッチンには勝手口をつけました。ゴミ捨てをするときや買い物帰りの荷物置きの際にとても便利だといいます。

「キッチン収納にラックをつけることは決めていました。ただラックの収納方法がわからず、ネットで実際に『無印良品の家』に住んでいる方の使い方を必死で勉強しました。ラックを隠すための扉もつけたので、お客さんが来たときに閉めたりざっと物を収納できたりするので役立っています」(奥様)

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キッチンは「窓の家」の標準仕様を採用。これも情報収集している中で「木の家」に「窓の家」のキッチンを入れている施工例を見て「これがいい!」と奥様が選びました。

洗面台の隣には、室内干しができるランドリースペースがあります。「この辺りは土埃もあるので室内干しはマスト。だから絶対に欲しかったです。朝になると日差しがたっぷりと降り注ぎ、その光が洗面所にも入ってくるのでとても明るいです」(奥様)

さらに洗面台にはご夫婦の強いこだわりが。台の高さは標準仕様よりも少し高くし、洗面ボウルをできるだけ右側に寄せました。

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「夫婦二人が並んで朝の支度をできるようにしたかったんです。今では右側で一人が歯を磨き、その隣で髪の毛のセットができるのでとても使い勝手がいいです。また隣のランドリースペースに物を集約することで化粧台の足元には何も置かずにスッキリ見せているのもこだわりです」(奥様)

1階のトイレの横には、手洗い場を設けました。お客さんが来たときの使い勝手を想定していましたが、玄関からすぐ近くにあるので家族が帰宅後にすぐに手を洗うことができる動線にもなっています。また当初は2階のトイレが収納スペースになる予定でしたが、トイレに変更。奥様は「今となると、本当につけてよかった」と生活をしていく中での利便性を実感しています。

ウッドテラスではBBQや七輪を使った食事を楽しんでいます。またご主人はこの家に住み始めてから、もともと興味があったDIYを本格的に始めました。

「外のウッドフェンスは夫婦で自作。リビングの窓は大きく取りましたが、ウッドフェンスのおかげで人の視線は気になりません。またウッドフェンスの廃材で、玄関にある植物棚の下に敷いているすのこも作りました。ポストは外観の白に映えるビビットな黄色に塗り、他にベビーベッドも作成。この家に合うように自分でカスタマイズする暮らしを楽しんでいます」(ご主人)

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太陽の光がたっぷり入る幸せを感じているというご夫婦。今年は住み始めてから初めての冬を過ごしましたが、「日中はエアコンを使う必要がないくらい暖かくて明るいです」と住み心地のよさを語ります。

「夏場も直射日光が入り過ぎないので、暑すぎません。風通しもいいので、エアコンも不要なほど快適です。エアコンはリビングと寝室に1台ずつ設置しましたが、リビングの1台をつけてサーキュレーターを回せばまったく問題ないですね」(ご主人)

いずれは2階のフリースペースに子どもが勉強できるような環境を整えることも計画中。「『無印良品の家』だと友達に話すと、すごく興味を持たれます。みんなに自慢できる家にしたかったので、その理想が叶って嬉しいですね。両親も『子どもが走り回れるいい家だ』と言って頻繁に来るようになりました」とご夫婦は笑います。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます