木の家 No.191

自然の力を利用して快適な暮らしができるところに魅力を感じました

木の家 | 2022.2.15

山口県宇部市にある「木の家」K邸は、周りの景観によく馴染みながらも、個性的な白い外壁が印象的なお宅です。Kさんご家族はご夫妻にお子様の3人家族。「木の家」で暮らし始めてちょうど2年が経ちました。

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■建物概要
ご住所:山口県宇部市
竣工年月:2019年12月
延床面積:111.7m²(33.78坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

「四季を2回ずつ経験しましたが、断熱性能の高さを実感させられています」とご主人が語ると、奥様も「はじめて過ごした冬は、ひときわ感動しました。エアコンを使わなくてもほんのり温かい室内は、とても過ごしやすかったです」と声を弾ませます。

そんなご夫妻は、お子様が生まれたことがきっかけとなって、約3年前に戸建てへの引越しを考えました。
「3人家族になって持ち物が増えたこともあって、当時の住まいが手狭になっていました。夏の湿気や冬の寒さにも悩まされていたので、永く暮らせる快適な戸建てに住みたい、という気持ちが高まってきていました」

そう振り返るお二人の中で、「無印良品の家」は早くから候補に上がっていました。
「まだ引っ越しを意識する前に、インターネットでたまたま見つけて存在を知り、デザインがお洒落でとても気に入りました。その時の印象がとても強かったので、引っ越しを考えた際に、新築だったら『無印良品の家』以外は考えられないな、と思っていました」

そう語る奥様に、ご主人も「妻が気に入っているなら、僕は何もいうことはなかったです」と賛同し、ご夫妻は連れ立ってモデルハウスの見学に行きました。

「想像以上にお洒落で、ここに住めるのかな、なんて最初は感じました。外壁などの掃除も大変じゃないかと思ったんですが、担当の方から説明を受けているうちに『自分たちでもできそうだな』と(笑)。実際に住んでみても、掃除全般は楽にできています。一室空間にも違和感はありませんでした。仕切りのない広々とした空間だから、子どもがのびのびと過ごせそうだし、ライフスタイルに合わせて間取りを変えられる可変性の高さに好感を持ちました」(奥様)

「広々とした室内空間は僕も気に入りましたが、何よりも家としての基本性能の高さに信頼感を持ちました。SE構法を採用したことによる耐震性能の高さはもちろんですが、断熱性能が高いので、エアコンに頼りすぎることなく、陽光をはじめとした自然の力を使いながら、快適な暮らしができそうなところが、すごくいいな、と感じました」(ご主人)

当初は、古民家のリノベーションなども視野に入れていたご夫妻ですが、個別講座に参加して金銭面のアドバイスを受け、さらに実際にお住まいの方に気になっていることを聞くなどして「無印良品の家」への理解を深めた結果、納得して、広々とした一室空間が特長の「木の家」に住むことを決めました。時間を決めて集中して探した結果、希望にかなった土地も見つかり、モデルハウスを初訪問してから約2ヶ月というテンポの良さで、住まいづくりが始まりました。

住まいづくりは、「一室空間の特長を生かして、どこにいても家族の気配が感じられるような」間取りを心がけつつ、それぞれの「叶えたいこと」を組み入れていきました。

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「広い空間を生かすために、大きめの収納部屋を作り、他のスペースには、キッチンなどどうしても必要なところを除いて、収納をできるだけ設けないようにしました。

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玄関からリビングが丸見えにならないように『ワンクッション』もあるようにしました。でも一番のポイントは、趣味の自動車いじりを心ゆくまで楽しめる広めのガレージを設けたことです(笑)。

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心がけたのは、悩んだところは担当の方に意見を伺うこと。キッチンの高さやコンセントの位置など、プロの提案を参考にすることで、住みやすさが格段に上がったと思います」(ご主人)

「玄関の土間、それからバスルームやキッチンなどの水回りはスペースを広めにとるように工夫しました。特にキッチンは、子どもに料理をしているところを見せたかったので対面式にして、さらにモデルハウスで見て気に入った大きめのステンレス製のモデルにしました。

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間取りが決まれば、キッチンはもとより、床材や外壁の色といった仕様は、ある程度セレクトされた中から選べたので、あまり悩むことなく楽に決めていけました」(奥様)

その他にも、様々な希望や思いを込めて完成した「木の家」での暮らし。その住み心地は上々です。
「コロナ禍もあって、以前よりも家にいる時間が増えましたが、バーベキューなども含めて、充実した体験が気軽にできているので、子どもを含めてストレスを感じることなく、楽しんでいます」

と話すお二人のご友人たちも、吹き抜けや子どもたちが思う存分遊べる空間の広さに驚いているそう。奥様の趣味の教室も開催するなど、気の合う人たちの集いの場としても活用、今後は奥様ご自身も講師として教室を開きたい、と夢も広がっています。

「子ども部屋を作ることも想定した設計にしていますし、楽しみながら、家族で永くこの家で暮らしていきたい、と思っています。『木の家』にして良かったと思います」

ご夫妻は笑顔でそう語ってくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます