木の家 No.186
子どもがどこにいるのかすぐに把握できる安心感があります
木の家 | 2021.12.21
千葉県我孫子市にある「木の家」I邸は、グリーンの爽やかな外観と広々とした庭が特徴。ご家族が「木の家」に住んで約2年が経ちました。
ご夫婦が「無印良品の家」を知ったのは店舗のチラシを見たのがきっかけでした。もともと無印良品のアイテムを愛用していた奥様は、その後ホームページやネットで調べたり書籍を読んだりして、「無印良品の家」の理解を深めていきました。そして他のハウスメーカーはほとんど検討することなく「無印良品の家」で家を建てることを決めたそうです。
「夫婦で以前住んでいたアパートが2LDKだったんですが、1部屋を持て余していたんです。また家の中もとても暗かった。部屋数よりも広いリビングやダイニングが欲しかったのと明るい家がよかったので、一室空間で開放感のある『木の家』は自分たちの生活スタイルにピッタリでした」(奥さま)
もともとご主人の実家の敷地内に家を建てることが決まっていたものの、宅地となるまでに時間がかかったというご夫婦。そのため家づくりのために初めて見学会に行ってから実際に家づくりがスタートまでに約2年もの年月を経ました。
「その間に子どもも生まれました。家族構成は変わりましたが、家づくりが始まるまでに自分たちの生活を考える時間が十分にあったので、いざプランニングが始まるとスムーズに進みました。担当の方からいただいたプランにも納得できたのでよかったです」(ご主人)
プランニングの際にも、今までの施工例を数多く見たり見学会にも足しげく通ったりして住むイメージをとことん追求。「書籍の熟読だけでなく、施工例の間取りをファイルにスクラップフしたり印刷した写真を並べて比較したりしていました」と奥さまは笑いながら振り返ります。
こうして「木の家」に住むことを決めたご夫婦でした。
家づくりは松戸店の「木の家」を参考にしつつ、ご夫婦それぞれの個性が垣間見えるポイントをたくさん散りばめました。特に洗面所から洗濯機、洗濯物干しスペース、クローゼットまでを一直線で続く動線にしたランドリールームは奥さまの強いこだわりが
「今までずっと部屋干しをしてきたので外干しではなく部屋干しがしやすいようにしました。洗濯物を干してそのままかけて収納できるのでとても楽に効率的に洗濯ができています。またお風呂場には洗面台を2つ並べています。脱衣洗濯室を作ったことでスペースが余ったので、もう1つの洗面台を作りました。子どもの洗濯物のつけ置き洗いなどに使えて便利です」(奥さま)
ご主人の趣味を楽しむためのゲーム部屋も。「扉をつけてしまうと部屋から出てこなくなるので、扉だけはつけませんでした」と笑います。また靴好きのご主人のたっての希望で、玄関にはあえてクローズドなシューズボックスは設置せず、お店のようにキレイに見せて飾っています。
「1階の床材は通常のフローリングより傷が目立たない素材を選びました。凹凸がデザインになっているので、子どもが物を落としたり傷がついたりしても全然目立たなくていいですね。また大きな窓をつけると抜けがいい景色が楽しめる環境なので、リビングの窓は最大限のサイズを採用。2階は部屋や収納を作らずに吹き抜けを大きくしたので、とても開放感のある広さが実現しました。子どもがどこにいるのかすぐに把握できるので安心感があります」(奥さま)
特徴的な外壁の色は、奥さまの希望でグリーンを選択。芝の緑とマッチし、ウッドデッキのブラウンも映える色合いになりました。奥さまも「他の人とは違う外観なのでお気に入りです」と目を細めます。
「キッチンの奥に扉はつけませんでしたが、高さのある棚は置いていません。高さがない分、広くスッキリ見えて気に入っています。家全体として無印良品の家具を置けばデザインとしても馴染んでくれるのもいいですね」(ご主人)
こうして自分たちの快適なライフスタイルを追求した「木の家」。実際の住み心地も上々です。
「気に入っているのは温かさと明るさです。オール電化で毎日お風呂も沸かしていますが、光熱費は以前住んでいたアパートと大きな差はありません。エアコンは寝室とリビングに1台ずつ。滞在しているほうを片方つけていますが、両方使わなくても一室空間なのでおうち全体で快適に過ごせています」(奥さま)
広々としたウッドデッキには、ご主人のお母さまから譲り受けたハンモックが。休日にはこのウッドデッキで焼肉をしたりパン屋さんで買ってきたパンで朝食を摂ったりしています。お子さんがもっと大きくなったら、このウッドデッキや庭でいろいろな遊びをするのを楽しみにしているご夫婦です。
「近所のお友達とテントを張っておうちキャンプをやってもらいたいですね。庭には花壇は作りましたが、釜なども作って家族やお友達をたくさん呼んでアウトドアを楽しむ環境を整えていきたいです」(ご主人)
「いずれ2階に子どもの個室を作る未来も想定していますが、子どもが大きくなったときに外から帰宅して、そのまま自分の部屋に行くのは嫌。2階に行くとしても必ずリビングを一度通る動線にしたので、個室を作っても家族のコミュニケーションはなくならなさそうです」(奥さま)
ご夫婦は「木の家」での今の暮らしやこれから広がるさらなる楽しみを、嬉しそうに語ってくれました。