木の家 No.184
玄関周りやキッチンの動線には特に気を配りました
木の家 | 2021.11.2
京都市西京区の住宅街にある「木の家」Y邸は、モノトーンの色合いが青空によく映えるお宅。室内も、ご夫妻が時間をかけてセレクトしてきた家具が調和して、シンプルかつ統一感のある雰囲気を醸し出しています。
Yさんご一家はご夫妻とふたりのお子さまの4人家族。「木の家」で暮らし出して約1年が経ちました。ご夫妻は、ご結婚を決めた時から戸建てに住むことを意識したそうです。
「結婚した当初は賃貸のマンションに住んでいましたが、庭やガレージなども含めて、自分たちの好みに合わせた住まいで、落ち着いて永く暮らしたい、という気持ちをふたりとも持っていました」
そう振り返るおふたりは、お子さまを授かったことなどを契機に、家探しを始めることにしました。「無印良品の家」のことはインターネットで知りました。
「どんな家があるか、とホームページやSNSを見ている時に、偶然見つけました。他にはないシンプルなデザインに最初は驚きました。暖かい雰囲気の家に住みたいと思っていたのですが、一室空間で陽光がたっぷり入る『無印良品の家』だったら、希望どおりの住まいになるかも、と感じました」
というご夫妻は、早速「無印良品の家」のモデルハウスの見学におもむきました。
「開放感があって明るい室内は、想像以上にインパクトがありました。『無印良品の家』に住みたい、という気持ちに一気に傾きました」
おふたりはそう口を揃えます。耐震性能や断熱性能といった機能面の説明を受けたことも、決め手のひとつとなりました。
「話を聞いて、さらに自分たちでホームページなどで確かめていくことで、安心して暮らせる家だという思いを強くしました。その後も、SNSや施工例・入居者インタビューなどで、実際に住んでいらっしゃる方々の住まいをたくさん拝見しながら、自分たちはどういう家にするかイメージを膨らませていきました。他の住宅メーカーなども少し調べたりもしましたが、性能面も含めて、『無印良品の家』がいい、という気持ちは変わりませんでした」
そんな言葉どおり、ご夫妻は、ホームページなどで他の住宅会社も比較検討したそうです。しかし、デザインや空気感など「他には、こういう心地よさを感じさせる空間はなかった」(奥様)こともあり、納得して「無印良品の家」を選択しました。
家族で住む際の広さなどを考慮して、「木の家」に住むことを決めたおふたり。「なかなかいいところがなくて、ちょっと諦めかけたりもしました」(ご主人)という土地も、時間をかけた結果、希望にかなった場所が見つかり、いよいよ住まいづくりを始めました。
「一室空間の開放感を生かしながら、スムーズな動線を確保した、すっきりとした雰囲気の住まい」
という基本のコンセプトをもとにして、おふたりの希望を随所に入れていきました。
「玄関周りの動線は特に気を配りました。靴などの収納スペースを設けつつ、上着などを脱いで手洗いなどをして、リビングでくつろぐ。その一連の動きが子どもたちも含めてスムーズにできればと思い、担当の方とも何度も相談しながら決めていきました。
スケルトン構造のハーフ階段の配置などにもずいぶん悩んだのですが、収納スペースも設けつつ、すっきりとした室内にすることを優先して間取りを決めていきました」(ご主人)
「キッチンは家事動線をスムーズにする目的で『ダイニングテーブルと並行に設置する』というイメージが当初からはっきりありました。その考えをベースに、白を基調に清潔感を出しつつ、調理しやすさを考えて大きめのキッチンにしました。背後にカウンターとしても使える収納チェストを設置しましたが、想像以上に便利で、料理しやすいですね」(奥様)
他にも、可変性を意識した2階の間取りから、床材の素材や色あいまで、徹底的に検討を重ねて完成した「木の家」。その住み心地は上々だとおふたりは語ります。
「オール電化にしたこともあって、キッチン周りもすっきりしていますし、光熱費もリーズナブルになったと思います。夏は、庭にプールを出して子どもたちと遊んだりもできたので、コロナ禍の中でも、ストレスを感じることなく過ごすことができました。私自身はリビングにいるひとときが一番くつろげる時間ですね」(ご主人)
「1年過ごして、『冬暖かく、夏涼しい』ことを実感しました。特に冬は、日中は暖房をほとんどつけることなく過ごせましたし、夜、帰宅した時に『ほんのり暖かい』室内に、何度もほっとした気持ちになりました。風通しもいいですし、『よく考えて作られているなあ』と感じながら暮らしています。今後は、庭の植栽なども少しずつ手を入れていきたいですね」(奥様)
お子さまたちと一緒に、「木の家」での暮らしを満喫しているご夫妻。
「将来的には庭で、友人たちを招いてバーベキューもしたいですね」
と、笑顔で語ってくれました。