木の家 No.177
安心して暮らせる住まいであることが、家選びの最も大事な条件でした
木の家 | 2021.8.24
和歌山県海草郡にある「木の家」S邸は、シンプルな外観が住宅街の中でひときわ映えるお宅です。Sさんご家族は、ご夫妻とお子さまの3人家族。お子さまを授かったことが契機となって、「木の家」での暮らしを選びました。
「結婚したときから『マイホームに住みたい』という思いは持っていました。家族が快適に暮らせる家がいいな、という漠然とした希望がありました」
と振り返るおふたり。戸建てを探し出したタイミングで「無印良品の家」が候補に上がりました。
「車を運転中に偶然モデルハウスを見かけて『無印良品の家』の存在は知っていました。無印良品ブランドへの信頼感もあったので、興味がありました」
そう語るご主人は、奥様を誘って「無印良品の家」のモデルハウスの見学におもむきました。
「シンプルなデザインでおしゃれだな、格好いいな、が第一印象でした」
と語るご主人に奥様も言葉を継ぎます。
「夏の暑い日に行ったのですが、モデルハウスの中がどこも涼しかったのが印象的でした。エアコンを一台しか動かしていないと聞いて、驚いたことを覚えています」
デザインと性能、その両方に好印象を持ったおふたりは、その後も「初めての家づくり講座」や「入居者宅見学会」などに参加していきました。
「担当の方に話を聞きながら、性能面について学べたことが私たちにとっては良かったと思います。デザインはもちろん素敵でしたけれど、安心して永く暮らせる住まいであることは、家選びの際の最も大事な条件でした。安全性はもとより、断熱性、防音性の高さに信頼感を持ちました。担当の方の丁寧な対応も好感度が高かったですね」(奥様)
「モデルハウスが、現実に即した仕様だったので、自分たちが住む時のイメージがつかみやすかったのが良かったですね。その後、参加した入居者宅見学会で、実際にお住まいの方々にお話をお伺いすることで、さらに具体的に間取りや仕様を考えていくことができました。常に等身大で『自分たちの住まい』をイメージできたので、自然に『無印良品の家』にしようという気持ちになりました」(ご主人)
段階を踏んで「無印良品の家」への理解を深めていったご夫妻。希望にかなった土地もスムーズに見つかり、ご自身たちのライフスタイルによりフィットする「木の家」に住むことを決めました。
家づくりは、おふたりの希望を十分に反映させました。
「スケルトンの階段をはじめ、モデルハウスや見学させていただいたお宅の『いいな』と感じた部分を取り入れていきました。『窓の家』の白を基調にした明るい雰囲気が好きだったので、柱を覆う『大壁』にしました。さらに、濃い色合いのウォールナットを床材などに使って、メリハリと清潔感のある内装にしました。
あとは、落ち着く空間が欲しくて、1階に和室を設けました」(ご主人)
「ガレージのスペースを確保するなど、土地の形状とのバランスも考えました。キッチンも、以前から憧れていた対面式でフラットで広いものにしました。使い心地には満足しています。2階は、フリースペースと寝室に加えて、間仕切りのある洋室を設けました。『木の家』の可変性の高さを生かして、将来子ども部屋にすることを想定しています」(奥様)
実際の住み心地もお伺いしてみました。
「断熱性能の高さを実感しています。以前に住んでいた集合住宅は、冬の寒さが厳しかったのですが、こちらでは夏も冬もエアコン1台で程よい温度に保たれています。だから光熱費もリーズナブルに抑えられていると思います。日当たりがいいので、家の中が明るいのも、心地いいですね」(奥様)
「ウォークインクローゼットをはじめ、収納スペースをしっかりと設けたことで、家の中がすっっきりと保たれています。特にお気に入りのスペースは和室。最初の希望通り、部屋の中にいるだけで落ち着きます。吹き抜けがあるのも思っていた以上に開放感がありますね」(ご主人)
生まれて間もなく「木の家」で暮らしはじめたお子さまも、ひとり歩きができるようになりました。
「スケルトン階段をひとりで上り下りしていますが、一室空間の家だから、どこにいても気配を感じられるので、安心感があります。子どもが伸び伸びと家の中で遊んでいる姿を見ていると、『この家にして良かった』と感じますね」
ご夫妻はそう笑顔で語ってくれました。