木の家 No.175
住み続けていくことで、真価がじんわり伝わってきています
木の家 | 2021.8.3
東京都調布市の閑静な住宅街にある「木の家」S邸は、白い外壁が周囲の緑と調和を見せるお宅です。
Sさんご一家は、ご夫妻とお子さまの3人家族。「冬の暖かさや夏の涼しさなど、住み心地の良さに毎年、驚いています」と語るご夫妻は、「木の家」に住み出して約4年が経ちました。
家を建てた頃のことを、ご主人に振り返っていただきました。
「インターネットで『無印良品の家』のことは知りました。ホームページで断熱性能をはじめ家としての機能の高さを読んで、『こんな家だったら、住み心地もいいだろうな』と印象に残っていました。だから、戸建てに住むことを考えるようになった際にも『無印良品の家』が、真っ先に妻との間で候補に上がりました」
そんなご夫妻は「住まい」に求めるものも早い段階から明確になっていました。
「仕事柄、ふたりとも在宅が多いこともあり、とにかく『家で過ごす時間が心地よくなる』住まいにしたいと考えていました。当時は子どもは生まれていませんでしたが、どこにいても、子どもも含めた家族全員の息づかいが感じられるような家がいいな、と思っていました。そういった意味で、すべての空間が有機的につながっている『一室空間』のコンセプトはとても魅力的でした」
おふたりで連れ立ってモデルハウスにおもむいて実際の「無印良品の家」を体感、さらに「初めての家づくり講座」や「入居者宅見学会」などに参加しながら、理解を深めていきました。
「家探しを始める前後に『こんなところに住みたいな』というエリアに、希望にかなった土地がタイミングよく見つかったんです。だから、最初から間取りなども具体的なイメージを持ちながら、相談をしていきました。入居者宅見学会に参加して『ホームページやカタログに書かれていた性能やデザイン性の高さは間違いなかった』と実感しましたね(笑)。『無印良品の家』のコンセプト全般にも好感を持っていたので、他の住宅会社のことはほとんど調べませんでした」
と話すご主人は、「無印良品」ブランドへの信頼感も大きかったそうです。
「製品が、世界各国で愛用されているのは、そのデザインや機能が広く受け入れられているからですよね。そんな『無印良品』が作る家という時点で、妻ともども安心感を感じました。さらに、無印良品の雑貨や収納製品などを使うことで、統一感のある住まいをつくりあげていけるところも楽しそうだな、と思いました」
相談を重ねた上で、自分たちのライフスタイルによりフィットする「木の家」に住むことを決めたおふたり。家づくりも「無印良品の家」の特長を生かす、という基本方針のもとに進めていきました。キッチンから床材の素材選びまで、お互いの好みや考えを反映させながら、完成させた「木の家」。その住み心地にはおふたりとも満足しています。
「一室空間の開放感を確保するために、間仕切りを極力減らし、ライフスタイルの変化に合わせて間取りを自由に変えられる可変性を確保するため、2階には、将来子ども部屋にできるようなフリースペースを設けました。収納スペースには引き戸をつけて、すっきりとした見た目になるようにもしました」。
その他にも、キッチンから床材の素材選びまで、お互いの好みや考えが反映されています。
「一年中心地よい環境で過ごせる性能の高さは、想像以上でした。日本の多湿な環境は苦手なのですが、この家にいると湿度や温度に関してストレスを感じることはありません」と語るご主人に奥様も言葉を継ぎます。「一年を通して結露しないところにも、断熱性能の高さを実感しています。床暖房を入れるかどうか悩みましたが、なくても十分快適に過ごせますね。その他にも、清潔感を保つためにバスルームにあえて棚を設けないなど、悩みながら決めていったところがいくつもありましたが、どれも今では『こうして良かったな』と感じています」
ひときわ手をかけた音響設備も納得のいくものになった、というご夫妻。お子様も含めて、リビングで映像を見たり、料理を楽しんだりする「家でのひととき」を満喫しながら、日々を過ごしています。
「家づくりの時に『どんな感じになるかな』と、いろいろ想像してはいましたが、この住み心地のよさは想定を大きく上回りました。無印良品の製品全般の特長にも通じると思いますが、暮らし続けていくうちに、この家の真価がじんわり伝わってきているように感じています。『木の家』にして良かったと思っています」
ご夫妻はそう語ってくれました。