いるだけで心が落ち着く家に住めたら素敵だな、と思いました

木の家 | 2021.7.6

静岡県浜松市の新興住宅街にある「木の家」H邸は、白を基調にした清潔感のある内外感が印象的なお宅です。Hさんご家族は、ご夫妻とお子さまたちの5人家族。「木の家」に住み出して8年目となります。

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■建物概要
ご住所:静岡県浜松市
竣工年月:2013年4月
延床面積:108.47m²(32.81坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま3人

3人のお子さまたちを授かったことを機に、戸建てに住むことを考え出したご夫妻。「無印良品の家」の存在を先に知ったのは、奥さまでした。

「もともと無印良品の商品が好きで愛用していました。お店で、『無印良品の家』のことも知りました。当時は、子育てに追われて忙しい日々を過ごしていたのですが、無印良品の雑貨を見ていると、心が落ち着いたんです。『こんな気分になれる家に住めたら素敵だなあ』と思いました」。
奥さまは、ご主人に相談して、連れ立って「無印良品の家」のモデルハウスに見学に行きました。第一印象はお2人いずれにとっても「上々」でした。

「大きな吹き抜けに開放感がありました。仕切りを出来るだけなくして、家を広々と使う『一室空間』の考え方も好感を持ちました。私自身、子どものころは、兄弟でひとつの部屋を使っていたりしていたので、違和感なく受け入れられたと思います」(ご主人)。
「とにかく衝撃でした。土間の広さ、吹き抜けの空間の広々とした感じ。いままでに見たことのないつくりの家でしたが、圧倒されて、『もうここに住む以外ないな』と直感しました」(奥さま)。

その後、他の会社のモデルハウスなども比較検討する一方で、「無印良品の家」が開催する講座や、入居者宅見学会などにも積極的に参加していったお2人は、ご自身たちのライフスタイルも検討した結果、「木の家」に住むことを決めました。

「結局、最初に見た時の衝撃が『無印良品の家』にした最終的な決め手になりました。私たちの意思や考えを優先して、担当の方たちが決して無理にすすめてこない姿勢も、かえって『自分たちの商品に自信を持っているんだな』と感じました」(奥さま)。
「本気で比較検討した家もあったのですが、最終的に『妻の満足度』を尊重したいな、と思いました。性能面も調べて、安心して暮らせる住まいだと納得したことも、私にとっては大きな決め手になりました」(ご主人)。
そう語るご夫妻は、それからも見学会などへの参加を続けて、自分たちの家づくりをより具体的に考えていきました。

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「どこのお宅も、住まわれている方々の個性や工夫があってとても参考になりました。印象的だったことは、どのようにアレンジをされていても『無印良品の家』らしさはしっかり生かされていたところ。私たちも、自転車をおいても無理なく使える広い土間や、採光をよりよくするために窓を大きくするなどの希望を取り入れつつ、『木の家』の特長を生かした家づくりを心がけました」(ご主人)。

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「とくに気を配ったのはキッチンですね。夫も料理をするので、2人で料理ができるような広さと、大きめの食洗機を組み込めるように工夫しました。『木の家』の上品さが素敵だなと思ったので、そのイメージを生かしたいと思って、無印良品の『REAL FURNITURE』の無垢材を使ったテーブルと椅子をリビングにおきました」(奥さま)。

隅々に至るまで目を配った「木の家」。実際の住み心地にも、ご夫妻は満足しています。

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「快適に暮らしています。家のなかは一年を通して明るいですが、軒があるので夏の直射日光は入ってこないところが気に入っています。夏冬いずれもエアコン1台を稼働させるだけで、家全体の温度もほどよく保たれています。あえて寝室にはエアコンを入れていませんが、不便を感じません」(ご主人)。
「通気もよく、季節のいいときは、勝手口を開けると外からの風が、気持ちよく室内に吹いてきます。光熱費全般もリーズナブルに抑えられていると思います」(奥さま)。

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ご主人が、音響設備を充実させたり、カーテンの開閉を自動化させるなどして、アレンジを楽しみながら加えてきていますが、間取りは大きな変更をせずに暮らしてきました。高校生を筆頭にしたお子さまたちも、間仕切りの少ない「木の家」での暮らしを気に入っているようです。

「プライバシーも気になる年ごろだと思いますが、自分たちで工夫して、一人の時間とみんなで過ごす時間を使い分けているようです。この前は、家のなかを使って動画を撮りながら、楽しそうに遊んでいました」(ご主人)。

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「一室空間なので、家のどこにいても声をかければみんなに伝わるところが好きです。ただ、一人になれる時間も大事だと思うので、一階に『クールダウンの部屋』と呼んでいるテレビとソファをおいた空間を設けています。子どもたちも含めて、そこの部屋をうまく活用しているので、みながストレスを感じずに暮らしていると思います」(奥さま)。

そう語るご夫妻は、これからも永くこの家に住んでいく心づもりです。
「子どもたちが独立して、夫婦だけの生活になるときもくるかもしれません。そうなったときにどういった間取りにしようかなどと考えるのも楽しいですね。より快適に暮らせるようなアイデアをあれこれ考えていけるのも、家そのものに満足しているから。「木の家」にして良かったですね」とお2人は話してくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます