木の家 No.168
一室空間ならではの、心地よい空気が流れている家です
木の家 | 2021.5.18
愛知県名古屋市にある「木の家」M邸は、無印良品の商品をはじめとするインテリアが、清潔感と統一感を醸し出している室内が印象的なお宅です。Mさんご一家はご夫妻と誕生まもないお子さまの3人家族。「木の家」に住み出して、約2年半が経ちました。
ご夫妻は、ご結婚を機に戸建ての家に住むことを考えるようになりました。その際に真っ先に候補に上がったのが「無印良品の家」でした。
「夫婦ともども文房具から食品まで無印良品を愛用しています。無印良品が家を建てていることも、専用アプリMUJI passportの『おしらせ』で知りました。とても興味があったので『いちど見学に行ってみよう』と話がまとまりました」。
さっそく、モデルハウスを訪問したお2人ですが、想像以上に個性的なコンセプトの家に最初は驚きもしたそうです。
「一室空間があまりにも広くてたじろぎました。窓も大きくて、自分たちが持っている『戸建て』の概念から大きくはみ出している家でした」と振り返るご夫妻ですが、好印象も抱いていました。
「印象的だったのは、室内に流れる澄んだ空気でした。とても心地よい雰囲気で、『こんな空気の流れる家に住みたい』と感じました。その後もモデルハウスを何度も訪れたのですが、毎回、同じ空気が流れていました。一室空間ならではの、循環して淀むことのない空気の流れだと理解したことが『無印良品の家』に住むことを決めた、最大の理由となりました」。そう語るご主人に奥さまもうなずきます。
「驚きもしましたが、デザインは素敵だったし、工夫次第で快適に住めるとも感じたので、『無印良品の家』に住みたい、という気持ちは強くなりました。ホームページの施工例・入居者インタビューをたくさん見て『自分たちだったらどう暮らすか?』というシミュレーションを2人でしていきました」。
同時に、入居者宅見学会、初めての家づくり講座に参加しました。
「自分たちが想定している間取りに似ているお宅を訪問させていただき、さらに、担当の方に、性能面のレクチャーや金銭面のシミュレーションをしてもらったことで、具体的にプランを考えていくことができました」(ご主人)。
初めてモデルハウスを見学してから約半年かけて理解を深めていったお2人は、納得して「無印良品の家」に住むことを決めました。
「永く心地よく住んでいける家になる、と確信して決めました。初見でここに住みたいと感じたから、他の住宅会社を調べることはありませんでした」(奥さま)。
室内に木を多用しているところが気に入って「木の家」を選んだお2人。仕事場やご実家にも近い、希望にかなった土地も比較的スムーズに見つかり、本格的に家づくりをはじめました。
「さまざまなパターンの間取りを考えたのですが、生活動線、可変性などを総合的に考慮した結果、標準の仕様に近いものになりました。2人とも『一人になれる空間がどうしても欲しい』というタイプではないので、一室空間のコンセプトを理解してからは、間仕切りの少ない間取りもむしろ積極的に導入しました」 と笑うご主人ですが、随所に「お2人らしさ」を盛り込みました。
「キッチンは『窓の家』の標準仕様のものにしました。もともと、2人とも料理が好きなので、子どもが生まれる前は、よく夫婦でキッチンに入っていました。だから広めで、ストレスなく2人同時に料理ができるようにしました」(奥さま)。
お二人の希望をしっかりと組み入れた「木の家」。その住み心地は上々です。
「断熱性能の高さを実感しています。エアコンを1台つけておくだけで、家のなかが適温に保たれますね。冬でも暖かいので、子どもをお風呂に入れたあと、タオルに包んだままサニタリースペースで横にさせていたら、いつの間にか気持ちよさそうに寝ていた、なんてことが何度もあります」(ご主人)。
「オール電化にしましたが、光熱費は以前の集合住宅の時代よりもリーズナブルになりました。一室空間なので、どこにいても子どもの気配を感じられるので、家事もはかどります」(奥さま)。
お子さまの成長に合わせて子ども部屋の設置も想定しているお2人は、普段から「模様替え」をこまめに行いながら、その時々のライフスタイルに合わせて心地よく過ごすための工夫を行っています。
今後、庭に「離れ」を設置したり、木を植えることなども考えながら、「木の家」での暮らしを満喫しているご夫妻。
「共通の趣味が料理やゲームということもあって、以前からインドアで過ごすことが多かったのですが、ここに住むようになって、家のなかで過ごす時間が増えました。2人ともに心から住みたいと思った『木の家』に住めているので、リビングに夫婦で座っているだけで落ち着くんです。最初にモデルハウスで感じた通りの心地よい空気も流れています。『木の家』にして良かったです」と話してくれました。