木の家 No.163
ライフスタイルの変化にあわせて、家も変わっていく「自由さ」を楽しんでいます
木の家 | 2020.10.27
宮城県仙台市にある「木の家」M邸。自然が残る周囲の環境に白い外壁がひときわ鮮やかに映えるお宅です。
Mさんご一家は、ご夫妻とふたりのお子さまの4人家族。奥さまが幼少期に使っていたもののシートを張り替えた子ども用の椅子や、ご主人のお兄さまが製作したダイニングテーブルなど、随所に置かれた、他にはない「1点もの」に、自分たちの価値基準を大切にしたご夫妻の丁寧な暮らしぶりがうかがえます。
以前は集合住宅に住んでいたご夫妻が、戸建てで暮らすことを考えたのは、お子さまが小学校に入学するタイミングや、ご自身のお仕事の独立のタイミングなど、いくつかの要因が重なってのことでした。
「無印良品の家」は、家探しをはじめた段階で、おふたりの候補として挙がりました。
「結婚前から『無印良品の家』のことは、パンフレットなどを見て知っていました。まだ家の購入を考えたりする時期ではありませんでしたが、『こんな家に住めたらいいだろうな』と憧れたことを覚えています。戸建てに住むことを考えたときに、そのときの記憶が蘇ってきました」。
そう振り返る奥さまは、さっそく、ご主人を誘って「無印良品の家」の見学に行きました。
「開放感のある一室空間が思っていた以上に心地よかったです。他の会社のモデルハウスでは感じることのできなかった感覚で、『ここに住みたいな』と第一印象で心が決まりました」という奥さまの言葉に、ご主人もうなずきます。
「妻に教えてもらうまで『無印良品の家』の存在は知りませんでしたが、シンプルで余計なものがないところが、とてもいいな、と感じました」。
好印象を得たご夫妻は、さらに「体験@無印良品の家」に参加しました。ひと家族限定で、モデルハウスで一定の時間を過ごすという体験会で、「この家だったら永く住める」という確信を得たご夫妻は、「木の家」に住むことを決めました。
「最初に見学した際の印象どおりの開放感がとても良かったです。住んでいくなかで、ライフスタイルが変化しても、間取りなどをあわせていける『自由さ』も魅力的でしたし、室内が明るいところも気に入りました。SE構法を採用した安全性の高さや、トリプルガラス構造などの性能の高さにも信頼がおけました」。そう口を揃えるおふたりは、さらに、入居者宅見学会に参加したり、ホームページの施工例・入居者インタビューを読み込むことで、住む家のイメージを固めていきました。
「入居者宅見学会は、私たちに似た家族構成のご家庭に訪問できたので、具体的なイメージが湧いてきました。あと、資金面などの気になる点も担当の方に相談することでひとつひとつ解消していきました」(ご主人)。
ご夫妻の希望どおり、仕事場にも近く、自然が多い「景色のいいところ」に土地も見つかり、家づくりがはじまりました。
「こだわったところは、それほどなかったと思います」と笑うおふたりですが、家のイメージにあわせて購入した食器棚を無理なく組み込んだキッチンなど、自分たちの好みを生かした住まいになるよう、細やかな気配りを随所に施しました。
完成した「木の家」の住み心地は上々です。
「ソファに座ってくつろぐ時間がとても落ち着きますね。あと、庭で子どもたちとバーベキューをしたりしながら遊ぶのも楽しくて、以前にも増して、家族で過ごすひとときが、かけがえのないものになりました」とご主人がいうと、奥さまも「家庭菜園で育てたいちごやきゅうりを、子どもたちと一緒に収穫して家族で食べたりもしています。もちろん室内も快適です。エアコンを使わなくても過ごせる期間が多くなったこともあって、光熱費は、集合住宅に住んでいたころとほとんど変わりません。これだけ広い家になったのに、これだけリーズナブルに抑えられるんだ、と驚きました」と続けます。
お子さまの同級生のご家族を招いてホームパーティを開いたりもしているそうです。
「子どもたちが自由に遊びまわれるうえに、家のどこにいても様子がわかるので、大人も安心して楽しむことができました。『いい家だね』とみなさんからもいっていただきました」と奥さまは声を弾ませます。
「木の家」での暮らしを満喫しているご一家ですが、庭に手を加えたり、お子さまたちと大画面で映画を観るためにプロジェクターを設置することを計画したりしながら、さらに快適な住まいにするための工夫も行っています。
「いまの住まいには満足していますが、例えば子どもたちが大きくなったとき、2階に間仕切りを設置して、プライベート空間をつくってあげたいと思っていますし、そのときどきで間取りなどがどんどん変わっていくと思います。子どもたちが巣立った後の、夫婦の暮らしも想定していますしね。そうやって、ライフスタイルの変化にあわせて、家もどんどん変わっていくと思いますが、それも楽しみにしています。シンプルゆえの可変性があり、永く過ごせる『木の家』にして良かった、と感じています」。陽光がたっぷり差し込む明るいリビングで、おふたりはそう話してくれました。