木の家 No.160

「あなたたちらしい家だね」といってもらえたのが、一番、嬉しかったです

木の家 | 2020.7.7

大阪府貝塚市の「木の家」H邸は、その整った外観が、閑静な住宅街のなかでひときわ映えるお宅です。Hさんご一家は、ご夫妻と2人のお子さまの4人家族。愛犬も加わって、楽しい雰囲気に満ちています。

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■建物概要
ご住所:大阪府貝塚市
竣工年月:2019年2月
延床面積:101.85m²(30.8坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま2人

ご夫妻が「無印良品の家」の存在を知ったのは、それまで住んでいたマンションから戸建てへの引越しを考え出してからのことでした。

「戸建てに住もうと決めて、まずインターネットで情報収集をはじめました。そのときに偶然見つけて印象に残った画像があったんです。広々とした開放的な空間が住み心地が良さそうで『こんな家に住みたいね』と話していました。ただ、それが『無印良品の家』だとはその時点では知らなかったんです」と話す奥さまに、ご主人が続けます。
「その後、実際にモデルハウスを見学しようと思って、建築関係の仕事をしている義兄に相談したところ、『ここに行ってみたら?』と勧められたのが『無印良品の家』だったんです。さっそく、2人で見学に行って『木の家』に一歩足を踏み入れた瞬間に『あ、インターネットで見たあの家だ!』と気がついたんです」。

運命的とも言える「出会い」に、ご夫妻の気持ちは大きく動きました。
「もともと間仕切りの少ない住まいが好きで、それまで住んでいたマンションも、ふすまなどを外して広い空間にして使っていました。それぞれが個室で過ごすよりも、家族の息遣いがわかるような暮らしの方が心地良いし、子どもが外から帰ってきたら、家のどこにいても『おかえり』っていえるような家に住みたかったんです」と声を揃えるお2人にとって、「木の家」の一室空間は「最初に見た瞬間に『ここに住もう!』と心に決めました」と奥さまが振り返るように、まさに理想的な住まいでした。

すっかり「木の家」が気に入ったご夫妻ですが、長く家族で暮らすだけに、土地探しをふくめ、決定までには慎重に検討を重ねました。
「比較対象として、他の住宅メーカーのモデルハウスもいくつか見学に行きました。ですがやっぱり、私たちが希望するような広々とした空間を生かした間取りの家は見つかりませんでした。約1年間、探し続けた結果、自分たちにとって『無印良品の家』以上の住まいはない、という意見に落ち着きました」(ご主人)。

お2人の意見が固まるのと前後して、希望にかなった土地も見つかり、ご夫妻は、最初の直感通り「木の家」に住むことを決めました。

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家づくりを行う際に、ご夫妻が気を配ったことは、シンプルかつポイントがはっきりしていました。
「『無印良品の家』のモデルハウスがとても気に入ったので、それをベースにしながら、2人の希望を組み込んでいきました。モデルハウスにも何度も通って、担当の方に『こんな家にしたい』と相談しながら、間取りから照明の位置まで、ひとつずつ考えていきました」(ご主人)。

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「全体的に一室空間を生かした間取りを意識しました。なかでも2階は思い切って仕切りを設けない空間にしました。子どもたちが大きくなって『個室が欲しい』という希望が出たら、対応できるようなつくりにはしていますが、小さなうちは開放感のある家で過ごしてもらいたい、と思ってのことです」(奥さま)。

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インテリアなどもふくめ、十分に吟味をして完成した「木の家」。
住み出して約1年半が経ちますが、「家づくりでやりたかったことを全部やったと思いますし、実際の住み心地にも満足しています」とご夫妻は語ります。

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「光熱費はかなりリーズナブルだと思います。エアコン1台で十分に家中が快適な温度に保たれます。あと、気に入っているのは、ダイニングテーブルの後ろ側にある壁に設置したパソコンをおけるテーブル。私が父にそう育ててもらったように、大人がサポートできる環境で、子どもたちにもパソコンに小さなころから親しんでもらいたいと思ってつくりました」(奥さま)。

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「余計なものは出来るだけ減らして、家全体を広く使えるようにしました。あと、収納家具も無印良品の商品を中心に、統一感が出るように揃えました。僕の希望で設置したウッドデッキも家族全員のお気に入りのスペースになっています(笑)。観葉植物もいい具合にレイアウトして、気分よく過ごせるように心がけています」(ご主人)。

時間があると、リビングで家族全員に犬も一緒になって「ごろごろ」しているというご夫妻。
ご家族やお友達からの評判も上々です。「『素敵な家だね』といわれることが多いです。一室空間を気に入ってもらえると、自分たちもいい気分になりますね」と微笑むご主人に続けて、奥さまも「私たち共通の友人でもあるご夫妻が遊びに来たときに『あなたたちらしい家だね』といってもらえたのが、一番、嬉しかったですね」と声を弾ませます。

自分たちの暮らしへの考えや、思いを込めてつくった「木の家」。
そこでの暮らしを満喫しているご夫妻は、最後にこう語ってくれました。
「どこにいても、家族の声が聞こえるところがすごくいいです。家族の繋がりを感じながら暮らせる『木の家』にしてよかったな、と思います」。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます