真っ先に考えたことは「洗濯」動線

施工例 | 2019.11.5

岡山市内にある閑静な住宅街に建つ「木の家」F邸は、モノトーンの外観が青空によく映えるお宅です。
Fさんご一家は、ご夫妻と4人のお子さまの6人家族。きれいに整頓されている室内は、住み心地の良さを感じさせます。

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■建物概要
ご住所:岡山県岡山市
竣工年月:2018年3月
延床面積:104.75m²(31.68坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま4人

もともと、現在の土地に建っていた築30年以上の戸建てに住んでいたFさんご一家。
ご夫妻が「無印良品の家」を意識したのは、その家の「建て替え」を考え出したことがきっかけでした。
「以前の家には、約12年住んでいましたが、長く暮らすなかでいくつもの不便を感じていました。そこで、建て替えとリフォームを視野に入れて、モデルハウスの見学などをはじめました」。そう振り返るご夫妻。数ある住宅メーカーのモデルハウスを見ていく中で、「一つの選択肢」として、以前から存在を知っていたという「無印良品の家」の見学をすることにしました。

「無印良品の商品は愛用していましたが、見学するまでは『無印良品の家』に関しては、あまりピンとくるものがなかったんです」。奥さまがそう語るように、大きな期待をかけずに見学した「木の家」でしたが、お2人の第一印象は上々でした。
「最初に感じたのは『清潔感』でした。あと、室内空間に無駄なスペースがないので、掃除や手入れがしやすいとも感じました」。奥さまの言葉にご主人も続けます。
「いままで見てきたどのモデルハウスでも感じなかった好感触がありました。吹抜けのある広々とした空間が良かったですし、実際に住むイメージも湧いてきました」。

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「無印良品の家」の大きな特長でもある「一室空間」も、お2人の目には好ましく映りました。
「間仕切りのない家に住むことが理想でした。というのも、当時住んでいた家は広かったのですが、部屋数が多い間取りで不便を感じていたのです。当然使わない部屋も出てくるし、断熱性能が悪かったので、冬は家のなかが寒く、結果的に暖房が効いた部屋に家族6人が集まったりして、せっかくの広さを生かせていませんでした。そんな経験があったので『木の家』の一室空間だったら、家の中全体を有効に活用した暮らしができるだろうな、と思いました」。そう語るご夫妻は「無印良品の家」に住むことを本気で考えるようになりました。

「それまでは『建て替えがいつかできたらいいな』くらいの考えだったのですが、『木の家』を見てからは『絶対にこの家に建て替えたい』と思うようになりました。他の住宅メーカーの家にするという選択肢はその時点でなくなりました」(奥さま)。
「文房具や洋服と違って大きな買い物なので慎重になろうと考え、ホームページなどで性能を調べましたが、SE構法をはじめ、安全性に十分に気を配った基本構造に信頼感を持ちました。あと、入居者宅見学会にも参加して、実際に暮らしている方のお話をうかがうことで、『どんな住まいにしたいか』というイメージがより明確になりました」(ご主人)。

並行して検討していたリフォームとも比較した結果、「資金的に負担はやや大きくなるけれど、より長く、しかも快適に暮らせる家の方がいい」と意見が一致したお2人は、ご両親からの後押しもあり「木の家」に住むことを選択しました。

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家の間取りには、それまで住んでいた家で感じた「改良点」を中心に、幾つもの工夫を取り入れました。

「真っ先に考えたことは『洗濯』。6人の大家族なので、洗濯物の量がすごいんです(笑)。だから、室内干し、外干しができる十分なスペースを確保しつつ、洗濯物を乾燥機から出して、干すまでのスムースな『動線』をつくることを意識しました」(奥さま)。

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「それから、キッチンは壁付けタイプにしました。対面式にして家族の顔を見ながら料理するのも魅力的でしたが、料理に集中したいという思いを優先しました」(奥さま)。
「日当たりの良さと風通しの良さを意識しました。あと、階段などには『無印良品ならではの良さ』を感じさせるアイテムを選ぶよう心がけました」(ご主人)。

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中学3年生を筆頭とする4人のお子さまたちの個室は、あえて設けませんでした。
「子どもたち全員で同じ空間で生活していくことで、互いを思いやりつつ、暮らしやすくするための『ルール』を自然につくるようになる。それが何よりの社会勉強になるのでは、と考えました」そう話すお2人の願い通り、お子さまたちは、独自にルールを決めて、共有スペースを上手に使いこなしているそうです。

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木の家」に住むようになって、最も変わったことは「冬の暮らし」だそうです。
「先ほども話しましたが、前の家が、冬がとにかく寒かったので、朝起きたときにほんのり暖かい『木の家』での暮らしに、大げさではなく『幸せ』を感じました」(奥さま)。
「冬でも薄着で過ごすようになりました。電気代は前の家のころから大きな変化はありませんが、1年を通して『快適さ』はまるで変わりましたね。あと、家事全般をしてくれている妻が、随分楽になったんじゃないかなと思います」(ご主人)。

お2人のご両親も「木の家」の住み心地の良さには驚いているそうです。
「4人の子どもたち含め、私たち全員『木の家』がすごく気に入っています。休日などに広くて日当たりのいいリビングに全員で集まっているひとときが、以前にも増してかけがえのないものになりました」。