木の家 No.146
大きい吹き抜けのある空間が、心地いいですね
木の家 | 2019.10.1
和歌山県紀の川市に建つ「木の家」S邸は、白い外観がひときわ映えるお宅です。Sさんご一家は、ご夫妻と、2人のお子さまの4人家族。「木の家」に住み出して約1年9ヶ月が経ちました。
ご夫妻が「無印良品の家」の存在を知ったのは、まだ戸建てに住むことを意識する前のことでした。
当時住んでいた集合住宅の近くにある「無印良品の家 和歌山店」を通りがかりに見たそうです。その際は「特別印象には残らなかった」というお2人が、再び「無印良品の家」を意識するようになったのは、お子さまが生まれてからのことでした。
「子供を授かったことがきっかけで『一生過ごせるような戸建てに住みたい』という気持ちになりました。最初は各メーカーの『長所短所』を調べようと、軽い気持ちで、近所にある住宅展示場に行きました」。そう振り返るご主人は、いくつかの住宅メーカーのモデルハウスを見て「雰囲気」を掴んだそう。ですが、購入しようという気持ちにはなりませんでした。
その後、奥さまの出産を挟み、再び「家探し」をはじめた際に、以前目にした「無印良品の家」が候補に上がってきました。
「私の知人が『木の家』に住んでいたので、見学させてもらったんです。室内の明るい雰囲気が気に入りましたし、その方に勧められもしたので『一度モデルハウスを見学に行こう』と、夫に話しました」という奥さま。ご主人も了解し、さっそくお2人で、無印良品の家 和歌山店で「木の家」モデルハウスを見学しました。
「なかに足を踏み入れた瞬間に『ここしかない』と確信しました。他では味わったことのない感覚でした。実は『無印良品の家』は、とても目立つ印象があって、ちょっと引け目のようなものを感じてもいましたが、『ここに住みたい』という直感の方が勝りました」。ご主人の言葉に、奥さまも続けます。
「明るくて、広々とした空間がとてもいいな、とあらためて思いました。間仕切りがない室内は、いままでに見たことがありませんでしたが『暮らしやすそうだな』と感じました。違和感はありませんでしたね」。
好印象を持ったお2人は、さらに「無印良品の家」について調べた上で「木の家」に住むことを選びました。
「決め手は『一室空間』ですね。僕は、家で過ごすときは、自室で何かを1人でするよりも、リビングでくつろいでいたいタイプ。細かく部屋をわけて窮屈な思いをするくらいだったら、広々とした空間で、家族の息づかいを感じながら過ごした方が、気持ちいいなと思いました」(ご主人)。
「さまざまな相談で、何度か『無印良品の家』に話をうかがいにいったのですが、その際の、無理強いをせず、質問に丁寧に答えてくれる担当の方の態度が、信頼できたことも大きかったですね。他の住宅メーカーでは、少し強引な営業が気になることの方が多かったので。」(奥さま)。
条件に合致した土地も見つかり、いよいよ本格的に家づくりがはじまりました。
「間取りは迷いました」そう語るお2人。間取りを決めるのに参考になったのは、ホームページの「施工例・入居者インタビュー」だったそうです。
「みなさんのお宅の『間取り』を何度も見て、自分たちにはどんなつくりがいいのか、検討しました。多分、掲載されている記事全てに目を通したと思います」と語る奥さま。
さらに、インターネット上で自分たちが思い描く間取りをシミュレーションもしながら、イメージを固めていきました。
「一番に心がけたのは『シンプルさ』。長く住むところなので、飽きがこないつくりにしたいと思ったからです。その上で『吹き抜けを大きくしたい』、『モデルハウスと同じ階段にしたい』といった自分たちの好みを上手に反映しようと工夫しました」そう話すご主人。
実際に引いた図面にも細かく検討を重ね、ご自身たちの希望を存分に詰め込んだ「木の家」が完成しました。
実際の住み心地は上々。お2人とも満足しているそうです。
「日中は、陽の光だけで室内で過ごせる明るさが、本当にいいです。あと、意外に気に入っているのが、バスルームの引き戸。ストレスなく開け閉めができるのでとても楽ですね。それから、キッチンまわりの収納などに扉をつけたことで、すっきりした印象を保つことができています」(奥さま)。
「吹き抜けが大きくて、気持ちいいですね。実は僕も妻も、最初は『吹き抜けって本当にいるのかな。そのスペースに一部屋つくった方がいいんじゃない?』なんて思っていたんです(笑)。でもこうやって住んでみると、広々とした明るい空間に欠かせない要素だと感じて、とても気に入っています」(ご主人)。
来訪する人たちにも好評を博しています。
「友達からは『木の香りが心地いい』などといってもらえます」と奥さまがいうと、ご主人も「お互いの両親やきょうだいからも評判がいいですね。この前、弟が来ました。無口なので感想はいいませんでしたが、とてもリラックスしているのが伝わってきました」と続けます。
「断捨離」もおこなったというお2人の努力や工夫もあって、室内は、居心地よく保たれています。陽光がたっぷり差し込むリビングで、お子さまたちの声が聞こえて過ごす時間は、ご夫妻にとって、かけがえのないものとなっています。
「『木の家』にしてよかったと思います」ご夫妻は、そう、口を揃えます。