木の家 No.141
妖精が住んでいそうな雰囲気もあって、とても気に入りました
木の家 | 2019.8.6
京都府木津川市の新興住宅街の一角に「木の家」I邸があります。
Iさんご一家は、ご夫妻と4歳になった長女の3人家族。奥さまがお世話をしている観葉植物が随所に置かれ、清々しい空気がただよう「木の家」に住み出して2年と少しが経ちました。
「無印良品の家」の存在を先に知ったのはご主人。まだ大学に通っていたころにモデルハウスを見たそうです。
「ちょっとした暇つぶしのつもりで見学しました。『常識破りの家だなあ』と興味深く思ったことを覚えています。もちろん、まだ家づくりにはまったく興味はありませんでしたが(笑)」。
そんなご主人が、ふたたび「無印良品の家」を見学したのはそれから随分後、奥さまとご結婚されてからのことでした。
「妻と一緒にドライブしていたときに、偶然『無印良品の家』のモデルハウスを見つけたんです。何か気になるものがあったので、車をUターンさせて見学に行きました。そのときもまだ戸建てを買おうとは考えていませんでしたけれど」。
その際見学したのは「窓の家」。
初めて「無印良品の家」を見た奥さまの印象は上々でした。
「可愛いなと思いました。妖精が住んでいそうな雰囲気もあって、とても気に入りました」(奥さま)。
ご主人もあらためて好印象を持ちました。「外見は可愛らしいけれど、室内は広々として心地いい。格好いいな、と感じました」。
この印象の良さが、ご夫妻がいよいよ戸建てを建てようと決めたときに、あらためて浮かび上がってきました。
「子どもが生まれたことをきっかけに、広い家に住もうと話し合いました。選択肢はマンションか『無印良品の家』の2択でした」と笑うご主人に、奥さまも話を継ぎます。
「私自身は、マンション育ちなので、最初から戸建て、それもおしゃれな『無印良品の家』の方に憧れがありましたね」。
予算のこともあってマンションの購入も視野に入れていたお2人ですが、「初めての家づくり講座」に参加後、見学会で実際に「木の家」を見学し、「ここに住もう」と心が決まりました。
「一室空間の広さにあらためて『やっぱり、ここがいいな』と思いました。この開放感は、他では味わえないだろうと確信したので、他社のモデルハウスを見る必要は感じませんでした」と振り返るご主人。
奥さまも「最初に見学したときから気に入っていたので、戸建てに住みたいと考えてから、ホームページなどで、実際にお住まいの方の部屋の様子を見て、自分たちが住むイメージを膨らませていました。だから一室空間にも違和感はありませんでしたし、『無印良品の家』以外の選択肢は出てきませんでした」と語ります。
直感を大事にして「木の家」に住むことを選択したご夫妻ですが、一方で調べるところは徹底的に調べました。
「基本構造や性能といったことは担当の方に、住み心地は『入居者宅見学会』で実際にお住まいになっている方におうかがいすることで、疑問点などを一つずつ解消していきました」(ご主人)。
「『冬は寒いんじゃないかな?』とちょっと不安でしたが、実際にお住まいになっている方が『暖かいですよ!』とおっしゃってくれたので、安心しました」(奥さま)。
さらに「いまの場所を見つけるまで、車で総距離5,000キロは走って探しました」とご夫妻で笑うように、検討に検討を重ね、条件にかなった土地を見つけて、家づくりがはじまりました。
「学生時代に見た『無印良品の家』のポスターが印象的で憧れていたので、それにならって、南側に芝生があるようなつくりにしました。あと、もう一つ憧れだった『スチール製の階段』も設計に組み込んでもらいました。間取りの細かなところも、担当の方と相談しながら、自分たちが一番居心地良くなるようにしていきました」(ご主人)。
「家族の様子を見ながら料理をしたかったので、対面式のキッチンにしてもらいました。あとは、厳選した最小限のものを長く使う暮らしをしたかったので、思い切ってウォークインクローゼット以外の収納スペースをなくしました」(奥さま)。
ご夫妻の思いや希望を随所に組み入れた「木の家」。その住み心地にはお2人とも満足しているそうです。
「キッチンやお風呂などの水まわりの間取りを、すっきりとさせたのが、思っていた以上に心地いいですね。家も綺麗にしがいがあります」と奥さまがいうと、ご主人も「庭でバーベキューをしたりして過ごす時間が楽しくて、以前に比べて家にいることが多くなりました。掃除やかたずけはほとんど妻にお任せしているのですが、買い物ひとつ取っても『いまの家に必要かどうか』をよく考えてから購入するようになりました」と続けます。
ご親族やお友達からの評判も上々です。
「お互いの両親に『無印良品の家に住む』と報告したら驚いていましたが、完成した家に来て『いい家だね』といってくれています」(ご主人)。
「お友達をお招きすると、玄関に入ったところで『おしゃれな家だね!』といっていただくことが多いですね」(奥さま)。
「木の家」での暮らしを満喫しているIさんご一家。
「十分に考えを練って建てた家だからこそ、気になる点はほとんどなく快適に過ごせています。そこが一番、嬉しいですね」とご主人がいうと、奥さまもその通りというようにうなずきました。