木の家 No.132
徹底的に「家族の住みやすさ」を考えて完成した「木の家」
木の家 | 2019.3.5
愛知県豊川市の落ち着いた住宅街。その一角に「木の家」T邸はあります。
Tさんご一家はご夫妻とお子さまの4人家族。「木の家」に住みはじめて2年が経ちました。
「無印良品の家」の存在をはじめに知ったのはご主人でした。
「仕事で『無印良品の家』を見る機会があり、当時は戸建てに住む予定もなかったのですが『デザインがいいな』と印象に残りました」。
当時、ご夫妻は集合住宅にお住まいでした。
「玄関を入ればすぐに寝室、隣接してリビングがある」ような小さな間取りの部屋をあえて選んでいたそうです。
「私が、家族の『気配』が常に感じられるところで暮らしたかったんです。それぞれが好きなことをやっていても、つながりを意識できるような距離感でいたい。そんな思いを夫も汲んでくれました。ものをあまり持たないように心がけていましたし、さほど不便を感じなかったので、長男が生まれてからもしばらく住んでいました」奥さまはそう振り返ります。
ご夫妻が戸建てに住むことを考えたのは長男が歩き出すようになってから。「子どもが自由に動きまわれる広さのある家に住もう」と、家の購入を考えるようになりました。
予算をある程度決めた上で、いくつかの住宅会社のモデルハウスの見学などをはじめたご夫妻。以前からご主人が好感を持っていた「無印良品の家」にも足を運びました。見学や相談を重ねていくうちに、方針が決まっていきました。
「自分たちにとって『無印良品の家』以外に『ここに住みたい』と思える家が見つからなかったんです。だったら、金額を優先して比較的リーズナブルな建売住宅か、自分たちの気持ちを優先して『無印良品の家』かの二択で考えてみようと考えました」と語るご主人。
最終的に「木の家」を選んだきっかけは「無印良品の家」で、夜のひとときを過ごす体験@無印良品の家に参加したことでした。
「2時間ほどいたのですが、とにかく『木の家』の居心地が良かったんです。ふたりでずっと『こんな家に住みたいね』といっていたような気がします(笑)。もちろん担当の方が構造などの説明をしてくれましたが、『吹き抜けがあるだけでこんなに開放感があるのか』、『リビングが広いと気持ちいいな』といった印象が、あまりにも鮮烈でした」。そう語るご主人に、奥さまも続けます。
「もともと建売住宅を購入しようと思ったのは『浮いた予算で、毎年家族旅行を楽しもう』という考えがあったからなのですが、体験イベントの後、夫が『やっぱり、毎日暮らす家にお金をかけようよ』といったんです。その言葉で私も『木の家』にしよう、と心が決まりました」。
その後も、担当者に話を聞くなどして断熱性や耐震性などの基本性能についても入念に調べたおふたり。最初に惹かれたのはデザインでしたが、最終的には性能への信頼感も大きな決め手になりました。
おふたりの希望に沿った土地も見つかり、いよいよ家づくりがはじまりました。
「広いリビング」「吹き抜け」「大きな土間とウォークインクローゼット」といった希望に加え、おふたりが気を配ったことは「生活動線」でした。
「なかでも、玄関からリビングまでの動線は、何度も相談を繰り返して決めました。子どもたちが自分たちで支度ができたらいいな、と思ったので」と語る奥さま。
完成した間取りは「大成功」で、お子さまたちのみならずご夫妻も、土間で荷物をおいて靴を脱ぎ、玄関横にある洗面所で洗濯物を出してから手を洗う、という一連の作業をスムースにできるようになったそうです。
他にも2階の間取り、さらには1階のエアコンの位置に至るまで、徹底的に「家族の住みやすさ」を考えて完成した「木の家」。実際の住み心地には、家族全員が満足しています。
「驚いたことのひとつが、冬も夏も過ごしやすい温度が保たれること。とくに、冬は部屋の中が暖かいので、薄着で外に出て寒さに気づくことが何度もあります」と笑うご主人。
奥さまも「遊びに来てくれる友達も、過ごしやすさを感じて話すことが多いですね。あと、普段は外で走りまわっている子どもたちが、広いリビングでストレスなく遊んでくれるので、雨降りの日が楽になりました」と続けます。
そんなご夫妻は、家にいるときはリビングで過ごす時間が最も多いそうです。
「日光がたっぷり入ってくる部屋の中でくつろいでいるかたわらで、子どもたちが遊んでいる。そういった心地よいひとときを積み重ねていくことで、家族全員の普段の表情も明るくなったように感じます」とご主人がいうと、奥さまも笑顔でうなずきました。
開放感のある空間で、家族の気配を感じ、お互いのつながりを意識しながら暮らす日々。
「木の家」に住むことを選んだ、Tさんご夫妻とお子さまたちの生活は、これからも楽しいことが数多く起こりそうです。