木の家 No.128
ちょうどいい距離感で家族が暮らせる家だな、と感じました
木の家 | 2018.10.23
和歌山県和歌山市の高台にある「木の家」Y邸は、周囲の環境に映えるお宅です。
Yさんご一家は、ご夫妻と3歳の長男の3人家族。「木の家」に住みだしてもうすぐ1年を迎えます。
Yさんご夫妻が「木の家」を初めて見たのは、無印良品の家 和歌山店を訪れたときでした。
「何度も車で前を通り過ぎていたので、以前から存在は知っていました。『無印良品が家をつくっているんだ』と、気になっていました」と振り返るご主人。
お子さまが誕生して、それまで住んでいた集合住宅から「一戸建てに引っ越そうかな」と考え出したタイミングで、「気になっていたモデルハウス」にご夫妻で見学に行くことにしたそうです。
「正直に言うと、当時はまだ『家があればいいな』くらいの、ぼんやりした思いしかなかったので、見学も軽い気持ちで行きました」と、奥さまは笑いますが、実際に「木の家」を見てすっかり心が切り替わり、「開放的で住みやすそうだな、と思いました。実は、実家も間仕切りなしで吹き抜けのある家なので、『木の家』の雰囲気に親近感があったのも大きかったですね」。そう語る奥さま。
一方のご主人も、初めて見る「木の家」は好印象でした。
「私は、間仕切りのある普通の家で育ったので『斬新だな!』と感じました。でも、違和感はありませんでした。明るい開放感が気に入ったし、清潔なイメージも良かった。なにより、家の中で妻や子どもと会話している姿がイメージできたんです。『ちょうどいい距離感で家族が暮らせる家だな』と感じました」。
さっそく「初めての家づくり講座」に参加して、さらに「木の家」への理解を深めたおふたりは、真剣に家を建てることを考え出すようになりました。当初は「ほかの選択肢も考慮しよう」と、他社のモデルハウスもいくつか見学しましたが、最終的に「木の家」に住むことを選びました。
「最初の印象で、ほとんど心の中では決まっていたのですが、住み心地や予算について他の住宅会社とも比較し、両親や担当の方などとも相談をしていく中で、あらためて『無印良品の家がいいな』と決めました」と振り返る奥さま。ほどなく「駅から近い丘陵地の住宅街」という条件に合致した土地も見つかり、家づくりが本格的に始まりました。
間取りを決めていく中で、ご夫妻がとくに気を配ったことは「開放感」と「収納」。
広々とした空間で、家族がコミュニケーションを取りやすい住まいに、という希望をもとに担当者と打合せを重ねながら細部を決めていきました。
「気になることがあれば、無印良品の家 和歌山店に行って相談をしました。毎回、担当の方に丁寧に説明してもらうことで、不安なども解消されましたね。あと、モデルハウスを何度も見ることで自分たちの家の具体的な間取りや、住んだときのイメージをはっきりさせることができたのも良かったと思います」と語るご主人のかたわらで、奥さまが続けます。「私の父の存在も大きかったです。父は基礎工事のころから、大工さんたちとも仲良くなるくらいこまめに通って、家づくりを見学していました。間仕切りのない実家を自ら設計した人だけに、私たちの家のことも気にかけてくれたのだと思うのですが、モデルハウスはもとより、実際の工事もしっかり見た上で『この家はいい』とお墨付きをくれたので、とても心強く感じました」。
奥さまのお父さまをはじめ、双方のご両親からも後押ししてもらって完成した「木の家」。
たっぷり用意した収納に服や食器が収められた室内は、当初のイメージ通り、すっきりとした印象で、開放感に溢れています。実際の住み心地も、上々のようです。
「リビングのソファでゆったりしながら、子どもが遊ぶのを見ている時間が心地よいですね。掃除はもともと好きだったのですが、居心地のいい空間のままにしておきたいので、こまめにやるようになりましたね」(ご主人)。
「私はキッチンにいる時間が長くなりました。リビングにいる家族を見ながら、料理したり、洗い物をしたりするのが楽しいです」(奥さま)。
来訪するご両親やお友達からも好評です。中でも奥さまのお母さまは、冬の室内の暖かさに驚いて「こんな家に住んでみるのもいいわね」とおっしゃっているそうです。
ライフスタイルにも変化が出てきました。「子どもが少し大きくなったこともあって、一緒に散歩に出ることが増えました。この家は、外とも自然につながっていて出入りが自由な感じでできます。だから、気軽に『ちょっとそこまで』と出て、いつでも帰ってこられる安心感があります」とご主人が笑顔で語ります。
家族の息づかいをお互いに感じられる距離感の開放的な空間で過ごしていく。そんな時間を大切にしているYさんご夫妻。その暮らしに「木の家」は欠かせない存在となっているようです。