木の家 No.125
家族の気配を感じることができる家です
木の家 | 2018.9.4
和歌山県和歌山市の住宅街に建つ「木の家」O邸は、白い壁が映える、個性的な外観のお宅です。
Oさんご一家は、ご夫妻と1歳の長男の3人家族。約1年前から「木の家」に住んでいます。無印良品の家の存在を先に知ったのは奥様でした。
「結婚してまだ間もないころ、SNSで『窓の家』の画像を目にしました。白い壁に三角屋根、シンプルなデザイン。どこをとっても『むっちゃタイプ』でした(笑)。ホームページで見た内装も好感が持てました。こんな家を建てられたらいいな、と思ったのを覚えています」。
それから約1年後、再び、「無印良品の家」がご夫妻の間でクローズアップされました。
「結婚当初から、いずれは家を建てたいと思っていたのですが、ちょうどそのころ、勤務先の同僚たちが家を建て始めたのです。彼らの話を聞いたりしているうちに、いいタイミングが来たのかなと思って妻に相談しました。すると『実は住んでみたい家があるんだ』と、『無印良品の家』のことを教えてくれたんです」と振り返るご主人。
早速、無印良品の家 和歌山店にご夫妻で見学に行きました。
「すごくいい印象でした。何より中に入ったときのひろびろとした開放感が気に入りました。『無印良品の家』のことを何も下調べせずに行ったので、かえって直感が研ぎ澄まされたのか、ピンとくるものがありました」とご主人。奥さまの印象も上々でした。
「モデルハウスは、SNSで見て気に入っていた『窓の家』ではなく『木の家』だったのですが、外観も良かったし、室内の明るく暖かな雰囲気が好印象でした。空間に間仕切りがなく、階段で1階と2階が自然につながってるから、家のどこにいても家族の気配を感じることができるな、と思いました」。
さっそく「初めての家づくり講座」の受講などをするかたわら、他の住宅会社も検討しました。
「お互いの好みは似ている」というおふたりは、幾つもの選択肢の中から最終的に「木の家」を選びました。
「『無印良品の家』で感じた以上にピンと来るもの、何よりも『開放感』を感じられる家がありませんでした。家の外観などの希望を伝えたときに、親身になって相談に乗ってくれる住宅会社が他になかったのも理由です。あと、木工関係の仕事をしている私の父に『木の家』の基本構造を見せたら『これなら、ええんちゃうか』と言ってくれたのも大きかったですね」(ご主人)。
「さまざまな要素を見比べて、私たちにとって、こちらの方が住み心地がいいと判断して『木の家』を選びました。ただ、担当の方と相談しながら、白を基調にした明るい内装など『窓の家』の雰囲気を、無理のない範囲で取り入れることにしました」(奥様)。
デザイン、性能、そして住み心地、ご夫妻が考える大切なポイントが、ひとつずつクリアされていきました。
同じタイミングで並行して探していた土地も見つかり、本格的な家づくりが始まりました。
「自転車や趣味のゴルフ用品を置いたりしても圧迫感のない空間にするために、玄関を広くしました。」(ご主人)。
「友人の家の影響を受けて白いキッチンにしました(笑)。洗濯してからストレスなく外に干せるように、などといった『家事動線』も意識しました」(奥様)。
お互いの希望をバランスを取りながら組み込んで、ご夫妻ともに納得できるつくりとなった「木の家」。
実際の住み心地も「図面で検討していたときのイメージ通りになったと思います」と口をそろえます。
「大きな窓から太陽の光が入ってきて、明るい雰囲気が一日中続くところが気に入っています。『吹き抜けのある家は温度調整が難しい』と思っていたので少しだけ不安があったのですが、夏と冬を過ごしてみて、吹き抜けのおかげで快適に過ごせることがわかりました」というご主人の言葉に奥様も「子どもと家で過ごす時間が多いのですが、エアコン1台で、家の中の温度が保たれるところがいいですね。電気料金もリーズナブルだと思います」とうなずきます。
暮らし方も、以前住んでいた集合住宅に比べて変化がありました。
「すっきりとした開放感のある空間を保つために、収納などに気を配るようになりました。夫婦の洋服や靴などは数を減らしました。あと、お店で気になるものを見つけても『本当に必要かどうか』を考えるようになりました。以前は『いいな』と思ったらすぐに購入していたのですが(笑)」(奥様)。
「掃除をよくするようになりました。子どもが家の中で心地よく過ごすためにも、清潔感のある状態を維持したいと思うので」(ご主人)。
お互いの好みを反映しながら、家族の住み心地の良さを保つための工夫や努力を惜しまない。
そんなOさんご夫妻のライフスタイルと「木の家」の相性は抜群のようです。