木の家 No.85
両親も賛成してくれました「この家は面構えが良い」と
木の家 | 2015.10.12
埼玉県川越市、東武東上線新河岸駅から車で10分程の住宅地に建つ木の家I邸。Iさんご夫妻は2人暮らし。ご主人は電車で都内まで、奥様は車で埼玉県内の職場まで通勤しています。この土地を見つけてすすめてくれたのは奥様のお父様。
「線路を挟んで向かい側が私の実家なんです(笑)」(奥様)。
「昔から線路の近くに住んでいるので、音は気になりません」という奥様。
ご主人も「木の家の入居者宅見学会に行った際、その家が線路脇に建っていましたが、室内がとても静かだったので心配は無かったです。むしろ隣に建物ができなくて良いのではないかと思いました」と語ります。
I邸にはご主人こだわりの家具がたくさん置かれています。
ご主人は10代の頃から家具が好きで、気に入った椅子などを少しずつ買い集めていたそうで、「家具の延長で住宅にも昔から興味がありました。早く自分の家を持って、好きな家具を置きたいと思っていました」と語ります。
そんなIさんが無印良品の家と出会ったのは、今から遡ること6~7年前。ご主人が無印良品 有楽町に買い物に訪れたときのことです。「その頃はまだ具体的に家を建てる計画はありませんでしたが、モデルハウス(窓の家)が気になったので中を見学してみました。第一印象は、普通の家と違っていて格好良いなという感じ。とくにステンレスのキッチンやシャープな窓枠が自分好みでした」とご主人。
その後、ご自宅から近い浦和にもモデルハウスがあると知り、奥様と一緒に見学に訪れます。
「それまでに見たことがある家の中で一番良いなと思いました。はじめは窓の家の方が家具との相性が良さそうだなと思いましたが、木の家の開放感も魅力的でした」というご主人。
奥様は「素敵な家だけど、はじめて体験する空間で、本当にここに住めるの?という感じでした」と少々温度差があったようです。
数年経って具体的に住宅購入を検討しはじめたIさん、「当初から無印良品の家も選択肢の中に入っていましたが、他の住宅会社も見てみたかったので、住宅総合展示場を数ヶ所見学に行きました」(ご主人)。
「展示場は見ていて楽しかったけど、本当に建てたいと思うものには出会えませんでした」(奥様)。
中古物件のリノベーションも考えたというご夫妻ですが、なかなか条件に合う物件が見つからなかったといいます。
「私たちが最終的に無印良品の家を選んだ決め手は、初めての家づくり講座に参加したことが大きかったです。構造や断熱の話など、少し専門的で難しいところもありましたが、すごく丁寧に説明をしてくれて、好感が持てました」(ご夫妻)。
「打ち合せの回数が多かったので安心感がありました。無印良品というブランドに対する信頼感もあったと思います。両親も賛成してくれました。この家は面構えが良いと(笑)」(ご主人)。
「35年ローンを組むことに漠然とした不安がありましたが、仕組みを勉強し、具体的に決めていく中で、少しずつ不安は解消してきました」(奥様)。
I邸の間取りは1階にリビング、ダイニング、キッチン、水まわりがあり、2階は置き畳みの和室やご主人のエリア、奥様のピアノなどが置かれたフリースペースになっています。
「プランニングには時間をかけました。自分で模型をつくって想像を膨らませました」というご主人。
「はじめは吹き抜けのスペースがもったいないかなと思いましたが、検討するうちに、ここが心豊かに暮らせるポイントかもしれないと気づきました。キッチンからの眺めが気に入っています」という奥様。
「実際に暮らしてみて、思った通りの住み心地で気に入っています。模型ではわからなかった窓からの景色がとくに気に入っています。夜も街の灯が遠くに見えていいですね」(ご主人)。
「2階の書斎もお気に入りの空間ですが、いつも洗濯物を干しています(笑)」(ご主人)。
「エアコンは3台あります。夏も冬も1台しか使わないことが多いですね。冬は外から帰ると暖かく感じます。当初少し不安に感じていた開放的すぎる空間も、慣れると快適。遊びにきた友人や宅配の人までも明るくて良いですねと言ってくれます」(奥様)。
「父が近くの畑で野菜づくりをしているので、よく玄関先に収穫したものを置いていってくれるんです」と嬉しそうに語る奥様。
ご主人は「自分の好きな家具とピッタリの空間ですごく気に入っています。クリスマスなどのイベントのときは室内を装飾し、友人を招いてパーティをしています」と充実した暮らしの様子を語ってくれました。