木の家 No.82
聞いていた通りの性能を実感しています
木の家 | 2015.6.9
埼玉県熊谷市、籠原駅から車で10分程度の住宅地。周りには田畑が残り、ゆったりとした敷地に銀色の外観が美しく映える木の家O邸。Oさんは、ご夫婦と6歳と4歳になるお子さまの4人暮らし。
「週末には、家の隣にある主人の実家の畑で野菜を収穫するのが楽しみです」と奥様は語ります。
Oさんが無印良品の家を知るきっかけとなったのは、奥様が目にしたモデルハウス(熊谷店)オープンのチラシだったといいます。「以前から無印良品が好きだったこともあり、どんな家なのかなと興味を持ちました」という奥様。
「当時、転勤で県外に住んでいたのですが、たまたま帰省していたタイミングでそのチラシを見ました。実家からも近いので見学に行ってみようということになり、家族で出かけました」(ご主人)。
「モデルハウスを見て、オシャレな家だなと思いました。外観もすごく好み。でも、正直オシャレすぎて自分が暮らせる気がしませんでした(笑)。壁が無い空間は開放的だけど、生活の音は気にならないのかなと心配になりました」というご主人。
奥様は「全体の雰囲気は好きでしたが、吹き抜けのスペースがもったいないなと思いました(笑)」と当時の印象を振り返ります。
Oさんが具体的に家づくりを考えはじめたのは、それから数年後、転勤先から地元の埼玉県に戻ってきてからのことです。「子どもが小学校に上がるまでには家を持ちたいと思っていました。住宅展示場に行き、いろいろな家を見学するものの、どれも豪華すぎてリアリティがない。会社による違いもよくわかりませんでした。行き詰まっていたときに、ふと思い出したのが以前見た無印良品の家だったのです」(ご主人)
数年ぶりにモデルハウス(熊谷店)を訪れたOさんは、以前とすこし違う視点で見えたといいます。「その頃には子どもも少し大きくなり、家族での暮らしが想像しやすくなっていました。将来、子どもが個室に籠ってしまうのは良くないと考え、一室空間の木の家に魅力を感じました」(ご主人)。
「空間が繋がっていることは、小さい子どもたちにとっても安心感があるのではないかと思いました」と奥様が語るように、モデルハウスを見学中もお子さまたちはのびのびと楽しそうにしていたそうで、そんな姿を見ているうちに気持ちが固まっていったとご夫妻は語ります。
「初めての家づくり講座に参加して、建物以外にかかる諸費用のことなどを確認しました。想定していた予算よりもオーバーすることがわかりましたが、材料や性能を考えると無印良品の家は決して高くはないと納得しました」(ご主人)。
土地は当初から、ご主人のご両親が所有する畑を造成して利用する予定だったといいます。「役所での手続きが終わるまでの間を利用して、10回以上入居者宅見学会に参加しました。気になっていた生活音のことや照明の明るさのことなど、いろいろな方から話を聞き、とても参考になりました」(ご主人)。
「プラン集と実際に建っている家を照らし合わせて見ることができたので、サイズも実感できて良かったです」(ご夫妻)。
「工事が始まって、コンクリートの基礎を見ると、小さかったかなと感じましたが、柱が立って立体になると思った通りのサイズ感になり安心しました(笑)」(ご主人)。
「工事中はワクワクしまして、子どもと一緒に差し入れを持って毎日現場を見に行っていました。そのうちに大工さんとも仲良くなって、子どもたちもすっかり懐いていましたね」(奥様)。
はじめは無印良品の家と聞いて少し不安そうだったご主人の両親も、工事の様子を見て「しっかりしたつくりだ」と安心したご様子だったとか。
完成したO邸の間取りは、1階にリビング、ダイニング、キッチン、水まわりがあり、2階は寝室とフリースペース、ご主人の書斎コーナーがあります。「広いリビングは必ず実現したかったポイントです。キッチンから部屋全体が見えるので、子どもたちの様子がわかって安心です」という奥様、「はじめて見たときは必要ないと思った吹き抜けですが、今は良かったと思っています(笑)」とも。
「普段はリビングにいる時間が一番長いです。書斎スペースは男にとっての憧れですね(笑)。子どもたちが寝た後などに一人でゆっくりと過ごすこともあります」(ご主人)。
「この家で暮らして1年になりますが、聞いていた通りの性能を実感しています。夏も冬も1階のエアコン1台を使用。オール電化で1ヶ月の支払いは1万円程度です。以前暮らしていたアパートと比べても安くなりました」(奥様)。
ご主人は「家を奇麗に保ちたいという気持ちが生まれ、よく掃除をするようになりました」といいます。また「最近は庭仕事もよくするようになりました。以前はそんなタイプではなかったのですが、ついやりたくなっちゃう(笑)」とも(ご主人)。
「夏は子どもたちと庭でプール遊びをしました。今度バーベキューをしたいなと思っています」と語るご夫妻。木の家の暮らしを満喫しているご様子でした。