木の家 No.63

掃除がしやすい家なので家事が楽しくなりました

木の家 | 2013.7.19

奈良県生駒市、私鉄の駅から車で10分程の場所にある緑の多い住宅地。
「この土地を見たときに、何となく自分が生まれ育った田舎に似ているなと思ってホッとしました」と語るのは、この場所に木の家を建てたSさんのご主人。「家を建てるなら心安らげる静かな場所が良かった」とも。家のすぐ裏には森があり、隣の敷地は季節の草花が咲く空き地が広がります。

以前は50m²くらいの社宅で暮らしていたというSさんご一家。無印良品の家との出会いは、奥様が目にしたメールニュースがきっかけでした。
「ウェブサイトで窓の家の完成現場見学会が開催されることを知り、近所だったこともあって参加してみることにしました」(奥様)。
せっかくの休日なのにと、渋々一緒に出掛けたというご主人。
「実際に家を見たとき衝撃を受けました。広々とした空間やスッキリとした内装。えっ、こんな家があるのか!と思いました。そのときはまさか自分が購入するとは思わなかったですが、今思い返すと家づくりを考え始めたきっかけでしたね」(ご主人)。

■建物概要
ご住所:奈良県生駒市
竣工年月:2013年4月
延床面積:105.57㎡(31.93坪)
■ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人

その後、モデルハウスにも足を運び、初めての家づくり講座や土地探し講座に参加していくうちに、少しずつ気持ちが傾いていったといいます。
「他のメーカーは見に行きませんでした。自分たちは考えがブレやすいので、いろいろ言われると迷ってしまうと思って(笑)」(ご主人)。
「積極的に営業されるのも苦手で…その点、無印良品の家は安心して進められました」(奥様)。

「家づくり講座では、建物の性能や構造のことなどを詳しく説明してくれたので、安心できました」(奥様)。
「土地探し講座では、土地選びのポイントを明快にしてくれたので役立ちました」(ご主人)。

「はじめに無印良品の家のホームページやカタログを見たときは、どれもオシャレな家ばかりで憧れましたが、はたして自分が住んだらどうなるだろうという不安もありました。でも、モデルハウスで話を聞く中で、だんだんと無理なく暮らせそうなイメージができていきました」という奥様。
はじめは「買うならマンション」と考えていたというご主人も「木の家を見て、直感的にこんな家なら住んでみたいなと思った」といいます。「木の家は、一戸建てでありながら、マンションのワンフロアのような暮らし方もできそうだなと思いました。室内から木が見えているのも気持ちが落ち着きそうで良かったです」(ご主人)。

「家を購入する上での一番の不安はお金のことでした。銀行に相談に行き、ローンの計画を立ててみると、無理なく返済できることが分かり、あとは自分が購入を決断すれば1年以内には無印良品の家に住める。と実感したときには嬉しくなりました」(ご主人)。

1年後、念願の木の家は完成し、家族3人での新しい暮らしがスタートしました。
S邸の一番のこだわりは、玄関からつながる土間収納スペースとウッドデッキだそうです。
「将来、子どもが小学校から帰ってくるとき、ウッドデッキを通って家に入ってくるイメージが頭に浮かびました」とご主人。

1階にはリビング、ダイニング、キッチン、洗面室があります。
「階段をリビングの真ん中にしたいと思いました。吹き抜けは少し小さめにしましたが、光を取り込むには十分」(奥様)。
2階には主寝室とクローゼット、フリースペースは将来間仕切りをつけて子供部屋にできるプランになっています。

「この家で暮らしはじめて、大きな変化がありました。それは、休みの日は疲れて寝ていることが多かった主人が、積極的に部屋の掃除など家のことをするようになったこと(笑)」(奥様)。
「掃除がしやすい家なので楽しくなりました(笑)」とご主人。
「2歳の娘もすごく活動的になりました。ここで暮らしはじめてから、たくさん歩くようになりました」(奥様)。

「よく遊びに来る母は、田舎の里山にいるみたいで気持ち良いと言います。光熱費も安くなり、良いことばかりです(笑)」(奥様)。
「困ったことといえば、はじめ家の明るさに慣れずに早起きしてしまったことくらい(笑)」(ご主人)。

「これから庭に芝を植えたり、家の中にも緑を増やしていきたいです」と、楽しそうにこれからの計画を語ってくれました。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます