木の家 No.53
「夢のハンモック」のある暮らしを手にいれました
木の家 | 2012.3.27
「2ブロック先の賃貸マンションから引っ越して来ました」。Yさんが新居のために選んだ土地は、いつも通りすがりに見ていたなじみの土地。「生活圏をまったく変えずにスムーズに新しい生活を始めることが出来ました」と語るご主人。
今から7年程前、買い物に訪れた無印良品 有楽町で「無印良品の家」の存在を知ったという奥様。7年前といえば、一番最初のモデルハウスが有楽町にできたころ。そのモデルハウスを見て「あ~無印らしい家だな」と感じたそうです。
「でも当時はまだ独身だったので、まさか自分がこの家を建てることになるとは想像もしていませんでした」(奥様)。
建築関係のお仕事をされているご主人は、早くから「無印良品の家」の存在は知っていたそうです。「最初は半信半疑なところもありました。無印良品がどこまで本気で家をつくるんだろう…と」。
それが大きく変わったのはお二人が結婚して数年経ったころ、旅行の途中で立ち寄った「無印良品の家 熊谷店」のモデルハウスでのこと。「建物の中に入って、ただただ 『はぁ~いいねえ… ほぉ~なるほど…』とか、感嘆のため息ばかりついていましたね。そのとき会話はほとんどありませんでしたよ(笑)」(ご主人)。
奥様は独身のころから無印良品の商品を愛用していて、それらにも共通するポリシーのようなものを「無印良品の家」から感じたとのことです。
「お互いに、ひたすら気持ちのよい空間を堪能していたんだと思います」というご夫妻は、この日を境にだんだんと家づくりモードへ。
まずは始めに「初めての家づくり講座」へ参加することに。「そこで出会った営業担当者との相性が良かったのも大きかったと思います。まだ購入を決めていない私たちに対して、すごく丁寧な説明をしてくれました」。「そのときは、家づくりに関して自分たちが現段階でやるべきことの確認ができたんだと思います」と奥様。
それからYさんご夫妻は、お金のことや土地選びのことなど、住宅購入に関することを勉強しながら着実に家づくりを進めていったのだとか。「他社の住宅も検討はしましたが、不必要な機能が多かったりして、あまり現実的では無かったです」。
「土地選びはスムーズでした。『掘り出し物の土地にはなかなか出合えない』という営業担当の言葉のお陰で、わりと早く決断することが出来ました。出会いというか、タイミングなんですね」と語るご主人。
家づくりに関して「私が昔から漠然とイメージしていたのは、リビング階段のある家。出かけるときや帰って来たときに家族同士が必ずリビングで顔を合わせるのが良いなと思っていました」(奥様)。「僕が一番優先したのは、使い勝手です。生活動線がいかに短く、シンプルになっているかということにこだわりました」(ご主人)。
家事はご夫婦半々くらいでこなすというYさんは、水まわりから2階の日当りの良いスペースへと続く洗濯動線に、とくに入念に計画したのだそうです。
「あと、室内の明るさに関して、大半の人は日当りの良さを重視すると思いますが、私たちはほどほどの明るさを求めました」と語るYさんのお宅。確かに室内は直射日光が入る場所は一部分で、柔らかい反射光が全体に広がっていました。
そして、2階の部屋の真ん中には大きなハンモック。階段下にもブランコのようにハンモック。「夢が叶いました(笑)」(ご主人)。
インテリアはナチュラルなものをベースにしながら、ところどころに色のあるものを配置して、ほどよいアクセントになっていました。
「無印良品の家は私たちにとってすべての面で、” ちょうどいい” サイズだったんだと思います」。
そうご夫妻が語るように、過不足なくジャストサイズの暮らしを実現しているようでした。