木の家 No.52
ゆるやかな時間の流れる家
木の家 | 2012.2.28
「木の家」を建てる以前は、築30年以上の賃貸の一戸建てに住んでいたというOさんご夫妻。
「それなりに手入れもされていて住み心地は悪くなかったけど、お風呂が狭かったり、トイレが寒かったりと、古い家によくある問題はありましたね」と語るご主人。
「私は家の外から聞こえてくる雨の音とか、風でサッシがゆれる音とかがけっこう気になっていました」と奥様。
「このままずっと賃貸に住み続けることは無いだろうな…いつかは自分たちも家を建てるんだろうな…」とお二人とも漠然と考えていたとのこと。
そんなOさんの「無印良品の家」との出会いは、よくお買い物に行く無印良品の店舗で奥様が何気なく手に取った「無印良品の家」のカタログでした。
「きれいで良い雰囲気だなと思って、実際に建っているのを見たくなりました。それでカタログを見た次の日くらいにモデルハウスを見に行ったんですよ」(奥様)。
「それまでは無印良品が家を売ってることを知りませんでした」(ご主人)。
実際に「窓の家」のモデルハウスを訪れた第一印象は”衝撃的”だったそうです。
「すごくステキな家だな~と思いました」(お二人)。
「開放感がありましたね」(ご主人)。「静かで、ゆったりとした時間が流れているように感じました」(奥様)。
「モデルハウスでは、担当の方と一緒に家づくりのプランを考えたりして楽しい時間を過ごしました。帰る頃にはもうすっかり乗り気になっていましたよ」と当時を振り返るお二人。
土地探しや家づくりに関して、主にネットで情報収集をされたということですが、他のハウスメーカーなどを検討することは無かったのでしょうか。
「一応住宅展示場でいくつかのメーカーを見ましたが、むしろ他を見れば見るほど『無印良品の家』に惹かれていきました。最初の直感からブレなかったですね」(ご主人)。
「私は、同じ値段を払うなら自分の好みに合った『無印良品の家』が良いなと思いました」(奥様)。
「ただ『木の家』にするか『窓の家』にするかでは悩みましたね」とお二人。「最終的に『木の家』の開放感を取りました。ウッドデッキがあるのが良かったです」
間取りは、「1階を開放感のある一室空間に。2階は、子供が小さいうちはフリースペースにして、将来的には間仕切りをつけて子供部屋にするつもりなんです」というお二人。まさに「無印良品の家」のコンセプトにピッタリはまったようです。
実際に「木の家」の住んでみて…
「まず、この家に引っ越してからテレビをつけていなくても平気になりました。音楽をかけていると、それだけですごく心地良い空間なんですよ」(ご主人)。
「子供は、出かけていても『おうちに帰ろうよ』ということが多くなりました」
「家の中にいると本当に静かですね。あと室内のどこにいても温度差が無いのが良いです。子供をお風呂に入れるときも全然寒くない。結露もまったく無いですね」と奥様。
ご主人は、いつかちゃんとした家に引っ越したら置きたいと思っていた椅子を、思い切って購入されたとか。
「今では、あのとき『無印良品の家』のカタログを手に取って本当に良かったなと思ってます」と感慨深げな奥様でした。